日経BPセミナー「垂直統合システム」は使えるか
~システム構築・運用の新たな選択肢を探る~
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SCSKは、2013年3月14日(木)、日経BP社が主催する「日経BPセミナー『垂直統合システム』は使えるか~システム構築・運用の新たな選択肢を探る~」に協賛しました。
ハードやソフトに加えて、システム構築・運用のノウハウまでを一つの企業がまとめて提供する「垂直統合システム」が注目を集めています。提供する各メーカーは「システム構築と運用の手間が大幅に減る」と謳いますが、その一方で「メインフレーム時代のような囲い込みにつながるのでは」との懸念もつきまといます。果たして垂直統合システムはユーザー企業にとって"使える"プラットフォームなのか。
本セミナーでは、垂直統合システムの最先端を走るIBMの「PureSystems」を題材に、その可能性と課題を探りました。
当日は、たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
開催概要
主催 | ITpro Active |
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後援 | SCSK株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社 |
協力 | 株式会社JIEC、株式会社CSIソリューションズ |
日時 | 2013年3月14日(木) 13:30~16:45 |
会場 | 富士ソフト アキバプラザ5F アキバホール |
定員 | 150名 |
プログラム
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13:30~14:10 【キーノート】
「SIと運用が消える」のインパクト
~ユーザー企業にとっての垂直統合システムの意味は何か~日経BP社 コンピュータ・ネットワーク局 局長補佐 兼 日経コンピュータ 編集プロデューサー 星野 友彦氏
オープンシステムの台頭以降、複雑化する一方だったシステムインフラに変化が起こりつつあります。ハードにソフトとノウハウを統合した垂直統合システムが登場したことによって、ユーザー企業はインフラ構築と運用の手間から解放され、アプリケーション開発に専念できる環境が見えてきました。これによりビジネス展開に負けないスピードでシステムを構築したり、経営が求めるデータを迅速に提供する道が開けます。
本セッションでは、日経コンピュータ 編集プロデューサーの星野 友彦氏に、「『SIと運用が消える』のインパクト~ユーザー企業にとっての垂直統合システムの意味は何か~」と題し、ご講演いただきました。星野氏の20年にわたる取材経験に基づき、IT部門がクラウドや垂直統合システムなどの最新テクノロジーを使いこなしイノベーションを起こすための方策について、ご解説いただきました。
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14:10~14:50 企業成長を支えるIBMの次世代インフラ・ビジョン
~Smarter ComputingとIBM PureSystemsの価値~日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 システム製品事業 インダストリー営業担当 高橋 信氏
肥大化したIT運用コストを抑え、増え続ける膨大なデータをどう経営判断に活かせるか?そのための企業成長を支えるこれからのITのあるべき姿とは?
本セッションでは、IBMが取り組む企業変革を実現する、よりスマートなインフラ構築のビジョン/戦略を、そのビジョンを具現化し、現行のインフラ・ライフサイクルを抜本的に変革する業界初のエキスパート・インテグレーテッド・システム 「IBM PureSystems」の価値とともにグローバルの視点からご紹介いただきました。また、初期コストを抑え、短期間でのサービスインが可能となるとともに、インフラの一元管理により運用管理コストの削減を実現する「IBM PureSystems」の導入メリットを、事例を交えてご説明いただきました。
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14:50~15:20 これからのIT投資が変わる
~“垂直統合”がもたらす本当の価値とは~SCSK株式会社 上席執行役員 金融システム事業部門 部門長補佐 今井 善則
少なくない数のユーザー企業が垂直統合システムを「ベンダーの囲い込み戦略」と疑い、敬遠しています。しかし一方で、垂直統合システムの本当の価値を知り、IT戦略のデザインとそのアプローチを変える企業も存在します。
本セッションでは、SIerであるSCSKの視点から、垂直統合システムがもたらす本当の価値と、垂直統合システムを自社システムの中で使いこなすための秘訣をご紹介しました。あわせて、ユーザー企業のシステム環境に応じて柔軟な活用を実現する「IBM PureSystems」の、SCSKグループでの導入事例についてご紹介しました。
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15:35~16:05 垂直統合システム導入の実際
~シンクライアント化とBYOD活用について~株式会社JIEC 取締役常務執行役員 コーポレート部門統括 技術統括本部長 服部 峰生
経営陣の要請に対しBYOD導入可否をどう判断するか。管理部門の責任者としてセキュリティを担保をするためには、結果として社員の利便性を落とし、生産性の低下を招くという結論に陥りがちです。その一方で、スマートデバイスはごく普通にビジネスの場で活用されており、役員や従業員からの要望も高まるばかりです。
本セッションでは、今までBYOD導入を見送っていたJIECが、いかにして導入を「解禁」するに至ったのかについてご紹介しました。また、IBM FlexSystem」採用のポイントをご説明しました。
その実現に一役買った「 -
16:05~16:45 【クロージングパネル】
垂直統合システムの未来パネリスト: 日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 システム製品事業 インダストリー営業担当 高橋 信氏 SCSK株式会社 上席執行役員 金融システム事業部門 部門長補佐 今井 善則 株式会社JIEC 取締役常務執行役員 コーポレート部門統括 技術統括本部長 服部 峰生 モデレータ: 日経コンピュータ 編集委員(前編集長) 木村 岳史氏
最後にクロージングパネルとして、日経コンピュータ 編集委員 木村 岳史氏をモデレーターにお迎えし、「垂直統合システムの未来」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。
「垂直統合システム」に対する本音や疑問、期待などを交えながら、これからのITシステムの在り方、そのために果たすべき役割などについて、日本IBM、SCSK、JIECがメーカー、SIer、ユーザーのそれぞれの立場から意見を交換し合いました。
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