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充放電制御アルゴリズム

PrimeEcoの計画機能は、刻々と変化する天候や電力需要の状況に対応しつつエネルギー利用を効率化するために、充放電制御アルゴリズムによる蓄電池の効率的利用を計画しています。

充放電制御アルゴリズムとは

充放電制御アルゴリズムは、蓄電池の充放電計画を自動的に作成して、エネルギーの効率的運用を実現するためのアルゴリズム(算法)です。

自然エネルギーと蓄電池を利用して、エネルギーの効率的利用を実現するためには
  • ・「いつ・どのくらいの電力を蓄電池から放電すれば、ピークカットを実現できるか」
  • ・「使いきれなかった自然エネルギーを無駄なく貯めて利用するためには、
    自然エネルギーを貯められる蓄電池の空き容量をどのくらい確保するべきか」
  • ・「夜間電力を利用して低コストで充電するには、いつ蓄電池へ充電すればよいか」
といった蓄電池の充放電計画が求められます。
さらに、この充放電計画には、有事に備えた一定量の電力確保や、充放電を繰り返すことによる蓄電池の耐久も考慮する必要があります。

充放電制御アルゴリズムは、対象拠点の電力需要量と自然エネルギー発電量の予測をもとに、対象拠点が電力会社から必要とする正味な電力需要量を算出し、「エネルギーを効率的に運用するためにはどうするべきか」という点を考慮して、蓄電池の充放電制御を計画します。また気象や電力需要の実状況変化に応じて計画の変更が必要な際も、自動的に充放電計画を更新します。
充放電制御アルゴリズム

共同研究開発者の声

充放電制御アルゴリズムは、宮田秀明氏(社会システムデザイン株式会社 代表取締役社長、東京大学名誉教授)との共同研究で開発しました。

共同研究開発者コメント

「自然エネルギーは、
蓄電池との組み合わせで投資対効果が飛躍的に高まる」

大型リチウムイオン蓄電池が実用段階に近づいたことで、「電気は貯められる」というパラダイムシフトが広がりはじめています。日々の電力需給や自然エネルギーの発電量の変動を抑制し、効果的な電力活用を実現するために、蓄電池は必要不可欠な役割を担います。
SCSKとは、気象予報を利用した自然エネルギー発電と蓄電制御のシミュレーション技術について共同研究開発を行いました。
エネルギー利用を効率化するエネルギー管理システムや大型リチウムイオン蓄電池が、社会の様々なシーンに広く普及することを期待しています。

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