仕事とキャリアを知る

INTERVIEW08

新たな収益の柱となる
新規事業の創出に挑戦

2021年 キャリア入社

ビジネスクリエータ

T.S.

ビジネスデザイングループ統括本部
事業企画推進部
(株式会社Gran Manibus出向)

変革への「熱量」に惹かれ、
成長を確信

大学を卒業後、セールスプロモーション会社で営業として勤務した後、個人でECの立ち上げや、広告代理店での企画営業、コンサル会社での顧客新規事業立ち上げなどに携わりました。そして、今後は事業を生むだけでなく「育てる部分」まで関わりたいと考え、転職を考えるようになりました。そのときに出会ったのが、SCSKでした。

転職活動では、大手企業も含めて複数社の話を聞きましたが、変革への「熱量」を一番強く感じたのがSCSKでした。私が仕事をするうえで大切にしてきたのは、人の困りごとに真剣に向き合い提案していく姿勢だったので、企業が持つ「熱量」はとても重要だったんです。役員面接でも熱い想いを伺い、ここでなら大きな挑戦ができ、私自身も成長できると確信しました。

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新規事業を収益化し、
社会に良いインパクトを

現在は、グループ会社であるコンサル企業のGran Manibusに出向し、SCSKの未来の柱となるようなDX新規事業を創出すべく奮闘しています。中でも私は、モビリティ分野での事業開発を担当。「物流クライシス」と呼ばれる社会課題に目を付け、その解決を目標に運送事業へのソリューションサービスを企画しています。事業戦略を立てるうえで大切にしているのは、現場の声を聞くことです。運送会社はもちろん、荷主である企業などさまざまなステークホルダーにインタビューし、最適な方向性を見出すようにしています。こういった場面で多くの声を聞けるのは、SCSKグループの顧客基盤があるからこそですね。業界業種を問わず8,000社の顧客ネットワークがあるのは大きなメリットだと感じています。

また、仕事を進める上では、前職までの経験がそこかしこに活きています。営業経験があるから新しい環境でも人と関係を築いてパフォーマンスを出せるし、マーケティングの基礎があるから「作った後、どうするか」をあらかじめ考えて事業計画に反映できるのだと思います。私の強みは、机上論ではなく、多くの声に耳を傾け、課題を抽出して解決策を考えられることだと思っています。そのために、誰よりも現場の人たちに会い、そこで得た知識や情報をチームで共有し、皆の知恵を集結して事業計画を作成しています。

運送事業者向けサービスは近々リリース予定ですが、今考えているのは5年、10年後にSCSKとしてどのように収益化し、社会に良いインパクトを与えられるか。使いやすいサービスさえ作ればすぐに普及するわけではなく、国の方針や業界特性に合ったビジネスモデルが重要だと実感し、今後の方向性を模索中です。簡単な道ではありませんが、世の中にまだないからこそチャンスがあり、難しいからこそワクワクする仕事でもあります。

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開発の環境も、働く環境も、
SCSKならでは

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SIerだからこそエンジニアと一緒にスピード感ある開発ができることも貴重な財産です。たとえば、自分が考えているビジネス戦略をエンジニアに相談すると、すぐに「こういうのはどうですか?」と試作システムを作ってくれて、それをお客様に見せるとタイムリーな反応が得られます。まさにアジャイルでの事業開発が出来ることはSIerの強みです。今後は、SCSKの新規事業で収益の柱を立てると同時に、事業開発を組織学習として根付かせ、スタッフ一人ひとりがより主体的に考えて動ける組織を作りたいと思っています。SCSKは温厚な人が多い反面、なかなか積極的な意見が出ないもどかしさを感じることもあるので、良い風土は残しつつ、さらに強い組織に変えていきたいですね。どのようなテーマでも自分なりの仮説検証を繰り返し、進む方向を発信できることが大切だと思っているので、事業会社、コンサル会社、広告マーケティング等の出身に関わらず、このような経験がある方とはぜひ一緒に働きたいです。

また、働く環境としてのSCSKグループの良さは、「健康経営」が根付いていることです。転職時の面接でも聞いてはいましたが、本当に現場に浸透しているのを見て、良い意味で衝撃を受けました。ムダな残業が発生しないようしっかり管理されているし、私自身も前職までの「力尽くで仕事をする」といった考えは改めました。実際、業務時間は自分の裁量で決めていますし、リモートでもオフィスでも働けます。育児もしやすく、現在のワーク・ライフ・バランスは期待以上です。家族との時間も大切にしながら同時に大きな挑戦ができるのは、SCSKならではのワークスタイルですね。この点でも転職して良かったと感じています。

※2022年9月にインタビューした内容を掲載しています。

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