## Crosstalk-Transition_30代エンジニアが語る、SCSKで広がったキャリアの可能性

クロストーク 30代

Transition

”代替テキスト”

30代エンジニアが語る、
SCSKで広がったキャリアの可能性

異なる前職から、モビリティの未来を創るために集まった30代のキャリア入社エンジニア3名によるクロストーク。
転職の動機や社風、SCSK-Carプロジェクトの舞台裏まで、
彼らがSCSKで見つけたキャリアの可能性を本音で語ります。

Memberメンバー

  • モビリティシステム第一事業本部 T.Hさんの写真

    モビリティシステム第一事業本部

    T.H 2024年入社(30歳)

    担当業務: 自動車メーカー向けモーター制御委託チームのリーダー

    前職: 鉄道用インバータ装置のシステム設計

  • モビリティシステム第二事業本部 Y.Hさんの写真

    モビリティシステム第二事業本部

    Y.H 2023年入社(35歳)

    担当業務: 自動車メーカー向け案件を担当 次世代電気自動車における充電機能・給電機能のシステム開発およびソフトウェア開発

    前職: 技術派遣会社にて車載ECUソフトウェアの開発

  • SDM事業開発センター N.Sさんの写真

    SDM事業開発センター

    N.S 2022年入社(39歳)

    担当業務: SDV(乗用車)に関連する新規事業企画

    前職: 自動車メーカーにてエンジンの開発・設計

#01

決断の背景「自分はこのままでいいのか?」

まずは皆さんの前職と、現在のお仕事内容を教えてください

N.S

私は自動車メーカーで、自動車のエンジンの開発・設計を12年くらいやっていました。SCSKに転職してからは、モビリティ事業グループの新規事業に携わっています。例えば今進めているのは、乗用車向けの車内の価値向上やUX(User eXperience)向上をテーマにしたアプリケーションの開発。どういうコンテンツを作った方がいいのか、どういうニーズがあるのか、といったリサーチ業務から取り組んでいます。

Y.H

私の前職は、SES(System Engineering Service)の会社でした。サプライヤーに出向して、デコデコ(DC-DCコンバーター)や駆動用インバータなどのソフトウェアを開発していました。SCSKに転職してからは、モビリティ事業グループ第二事業部に所属。今は自動車メーカーの中に派遣社員という形で入って、電気自動車の充電や給電の機能開発、システム開発などをやっています。具体的には、ISOなどのいろんな規格を読み解いて、ソフトウェアに落とし込んで、モデルを実装し、サプライヤーと協力しながら、次世代のクルマの充電機能を作っていく仕事になります。

T.H

前職は電機メーカーで、鉄道用の電気製品の設計をしていました。現在は電気自動車、ハイブリット車向けのモーター制御の委託チームのリーダーを務めています。お客様から業務委託を円滑に進めるために、誰にどういう仕事を割り振るか、どういったスケジュールで進めるかというような指揮をとっています。また、お客様の業務の課題を発見し業務の自動化・効率化の提案も行っております。

皆さんが転職を考えるようになった背景は?

N.S

私はもともと、車両そのものの企画の仕事がやりたかったんです。そこにむけて、コアの技術であるエンジンの設計を学んでいました。7、8年くらい経験したので、そろそろいいんじゃないかなと思って、上司や車両の企画を担当する部署に転籍の要望を出し続けていたのですが、なかなか希望通りにいかなくて。

Y.H

メーカーは異動が簡単じゃないという話はよく聞きますね。

N.S

私の周りは、人の流動は多くなかったですね。少なくとも、部を超えての異動はほとんどなかったと思う。だったら一回、外の会社を見るのもいいかなと思ったんですよね。

T.H

私も同じです。当初はR&Dをやりたかったのですが、このまま会社にいても異動のチャンスは限定的だし、だったら転職しようって思ったんですよ。

Y.H

前職では、自動車メーカーやサプライヤーの仕様を実装する下流工程を担当していました。やりがいはありましたが、次第に「仕様の背景」を知りたいと思うようになって。
将来を考える中で、「クルマはどうあるべきか」をもっと深く追求したいと思い、転職を決めました。

T.H

「このままでいいのか?」っていう気持ち、すごくわかりますね。私の前職は、社内も、お客さんも、新しいものをあまり作りたがらなかったんです。何か変更したところにミスが生じるので、なるべく変化を少なくしたいっていう文化があって。そういう環境で自分のエンジニアとしてのキャリアを考えた時に「このままでいいのかな?」と感じていましたね。

N.S

なるほど。私は自動車のエンジンの設計をやっていたので、これから電気自動車が普及するだろうというなかで、このまま今の技術を積み上げていっていいのか?という不安がありました。会社にいれば、まぁ仕事としてはずっとあり続けるんでしょうけど、求められる技術として、ずっとあるのかな?と感じていたんですよ。

T.Hさん、Y.Hさん、N.Sさん3名のクロストークの様子
#02

転職活動「モビリティへの本気度と働きやすさで選択」

新天地として、なぜSCSKを選んだのですか?

Y.H

私はまず、ソフトウェアの会社で働きたいなという気持ちが強くて。ソフトウェアの力を使って物事を変化させたいという気持ちが強かったので、SIerを軸に転職を考えていました。その後、複数のSIerから内定をいただきましたが、最後はモビリティにいちばん注力しているのはやっぱりSCSKだと感じて。「SCSKオートモーティブH&S」というグループ会社を設立するなど、「この会社、すごくモビリティに本気なんだな」と感じ、入社するならSCSKだと思いました。

N.S

私は、業界としては自動車、職種は事業開発で探していました。転職エージェントに相談して、内定をもらったのは4社。IT企業はSCSKだけでしたね。他は自動車メーカーと建設機械の会社でした。SCSKを選んだポイントとしては、募集職種が乗用車を想定した新規事業だったこと。新しい仕事がしたかったんです。それと、勤務地ですね。検討していたもう一社は都内じゃなかったんですよ。自分はすでに都内に家を買っていましたし、SCSKの方が働きやすいと思って決めました。

T.H

私もSCSK以外は、完成車メーカーやエンジンのメーカーでした。IT企業はSCSKだけでしたね。SCSKに決めたのは、最初に内定をもらえたことが大きな理由ですが、働きやすそうな点も魅力に感じていました。実は知り合いにSCSKの社員がいて、組織風土がいいっていう話を聞いていたことも大きな決め手になりました。

SCSKに転職するにあたって、不安はありましたか?

T.H

私の場合、仕事内容は前職と近しいので、経験を活かせるんだろうなという思いはありつつも、自動車特有の制御とか文化などに対しては不安がありましたね。

Y.H

私も長年自動車に関わっていたので、転職時の不安はなかったのですが、顧客(自動車メーカー)の会社に派遣契約で就業すると聞いた時は、さすがに不安でしたね。ソフトウェア出身なので、ハードウェアの知識が少ないままお客さんのところに行って大丈夫かな?って。実際は、必要な知識を学びながら仕事ができたので大丈夫でしたけど。

N.S

私は職種そのものを変えたんです。以前はエンジニアでしたが、SCSKでは事業企画。技術以外の仕事も担当することになったので、これまでの知識で本当にタスクをこなせるのか?という不安もありましたね。

T.Hさんのクロストークの様子
#03

入社して感じたこと「キャリア入社の多さ、風通しの良さにびっくり」

実際にSCSKに入ってみていかがでしたか?驚いたことや違いを感じたことはありましたか?

N.S

前職の自動車メーカーは、転職者の割合が1割か2割程度で新卒文化だったんです。でもモビリティ事業グループは5割程度がキャリア入社だと思います。転職者がすごく多いなと感じましたね。おかげで自分もすぐに溶け込むことができました。

T.H

前職は変化や新しいことに消極的な文化でしたが、モビリティ事業グループは若い組織ということもあり変化に対して前向きな組織であると感じました。自動化、効率化に対する意識も高いと感じています。前職はツールを使って効率化する、そのツールを横展開してみんなが使えるようにするなどの標準化や効率化という意識が少なかったですが現職はその意識が根付いていると感じています。

Y.H

私の前職はトップダウン経営で、意思決定が遅かったんですよ。一従業員としてはやりにくい部分がたくさんあったんです。SCSKも大企業なので、トップダウンの組織なのかな?と思っていたのですが、入社してみると大きく違っており、ボトムアップを大事にしている会社だし、風通しがいいということにびっくりしました。ライン職や上層部の人がとてもフレンドリーで、私たちの意見も受け止めてくれる。こんなこと言っていいのかな?って思うことも、誠実に聞いてくれますし。

例えば、どんなこと?

Y.H

「この仕事のやり方おかしくないですか?」とか、「何でこんなことしてるんですか?」という意見を上司に言っても、「そうだよねぇ。僕もそう思うんだよね」なんて言ってくれたり(笑)。

前職での経験も活かせていますか?

N.S

乗用車向けのコンテンツを企画して、売るところまで考えるとなると、やっぱり乗用車の開発経験が必要になってくるところもあって。私の上司も自動車メーカー出身の人なんですよ。だから言ってることや、具体的に求められることも理解できる。車両の開発をひと通りやったっていう経験のアドバンテージは大きいですね。

T.H

僕は前職も組込制御だったので、経験は役立ちました。あと大規模なもの、複雑なものを作るところも同じ。一人では作れないので、関連がある部署の人たちと連携しながら仕事を進める必要があります。前職で得た調整スキルも役に立っていますね。

Y.H

私は前職でも同じメーカー向けの製品を作っていたので、培った経験やノウハウがそのまま活かされています。多くのSlerのエンジニアって、ソフトウェアをメインに考えている人が多いと思うのですが、モビリティは特殊で、ハードとソフト、両方の知見を持っていることが大事。私はその両方を理解していたので、アドバンテージがあったかなと思っています。

N.Sさんのクロストークの様子
#04

SCSKの課題「もっと情報の共有を」

モビリティ事業グループは、発展途上の若い組織。現時点で足りないものがあるとすると?

N.S

まず1つ感じているのは、社内の情報共有ですね。他部署が何をやっているのか、詳しくわからないんですよ。前職だと社内のイントラに他部署の報告書が毎日アップデートされ、参考にしていたんです。特に自分は新規事業の企画をしているので、SCSKにもそのような資産があるといいと思いますね。

T.H

今はAIの進歩がすごいじゃないですか。お客様からも「AIを使って開発をもっと効率化してほしい」みたいな要望が増えてきたなかで、AIに知見がある人がまだまだグループ内に足りないと感じます。これからはグループ全体でAIに関する知見を学んでいく必要があると感じました。

Y.H

私は、未来のクルマづくりに関わりたいとか、自動車産業をもっと発展させていきたいみたいな、大きなビジョンを抱えている人がさらに増えたらいいと思います。

T.H

やっぱり、クルマに対して興味ある人の方が、知識や技術の吸収も早いと思うので、そういうマインドを持った人の方が活躍しやすいとは思いますね。

教育体制はいかがですか?

N.S

クルマに関する教材の量で言ったら、やっぱり完成車メーカーの方が多いです。

Y.H

確かにそうかも。なぜ走るの?曲がるの?止まるの?みたいな基礎的なことを学べる教材がもっとあるといいですよね。

T.H

私は逆に、教育に関しては充実していると思っています。G検などのAI関連の研修もありがたかった。前職と比較すると、基本的には教育はしっかりしていると思います。ビジネススキル研修などもありますしね。前職に比べるとSCSKは教育を大事にする風土だと感じています。

T.Hさん、Y.Hさん、N.Sさんのクロストークの様子
#05

モビリティ事業グループで働く魅力「作ったクルマが動く。走る。命を守る」

モビリティ事業グループで働く魅力や面白さとは、何だと思いますか?

N.S

やっぱり、身近なところで走っているクルマに、自分が作ったものが載るっていうのは大きな魅力ですよね。

N.Sさんは前職が自動車メーカーで、今はIT企業。クルマに関わる心持ちはどう違うのですか?

N.S

そんなに変わらないと思いますよ。関わり方が違うだけ。自動車メーカーでも全部一人でできるわけではないので。クルマって、いろんな会社に各所のソフトを作ってもらって初めて完成するんです。SCSKに入社したとしても、自分が携わったクルマが最終的に世の中に出て、街を走っていたら、やりがいは変わらないのかなと思います。

Y.H

クルマって、物が動くじゃないですか。そこが他の業界と比べて大きく違うところだと思うんですよ。実際に自分が作ったものが目に見えて物理的に動いているというのが、私はすごく好きで。それを体感できるのは、モビリティしかないと思う。責任も大きい仕事ですよね。設計や実装を間違えたら事故につながるし、乗っている人が危険な身に遭ってしまう。「人の命」を守るという大きな社会的意義を感じると、「すごい仕事してるなぁ、自分は」と思うことがあります。

T.H

私はお客さん(自動車メーカー)から、「このクルマはうちとSCSKで一緒に作ったクルマだから、世に出た時にはSCSKさんも自分が作ったクルマだと胸張って言っていいですよ」と言われたことがあるんですよ。

一同

おお~。うれしいねぇ。

自動車メーカーではなく、IT企業でクルマづくりに関わる意義や価値をどう思いますか?

N.S

自動車メーカーにいたら、自分の会社のクルマしか作れないですよね。でも、ソフトウェアの会社は、ニーズがあれば、どのメーカーのクルマも作れる。だから、いろんなところに自分たちの技術が詰まっている。

Y.H

私は、自動車メーカーはクルマの根幹を作っているところだと思っています。でもソフトウェアの仕組みを使って、もう一段上の領域に付加価値を与えるような領域は、やっぱりSlerが価値を発揮しやすい領域だと考えています。具体的にはインフォテイメント系だったり、メタ関係だったり。ユーザーに与える特別な価値や体験を提供できるのは、SIerしかないと思いますね。自動車メーカーにも発想やアイデアはあるのでしょうが、それを形にするとなったらやはりソフトウェアの力が絶対に必要で。

ソフトウェアってそんなに大事なんですか?

Y.H

そうだと思います。ハードウェアだけでクルマを作るのは限界がありますから。

中身だけじゃなく、クルマを作るプロセスでもソフトウェアが必要?

Y.H

開発スピードを速くするためには、ソフトウェアの力は絶対に必要です。その代表的なものが開発ツール。ツールを内製化しようという自動車メーカーもあるとは思いますが、そこはやっぱりSIerのほうが強いように思います。

T.H

おっしゃる通りですね。今自分が取り組んでいるのもまさに、開発の効率化。クルマはミスがあると大問題になるので、非常に細かいチェックが必要なんです。それを人間の目でやると途方もない時間がかかりますが、ツールを作れば一瞬で終わらせることができます。しかもそこの部署だけじゃなく、周りにも連携して横展開していくこともできますから。

Y.H

たしかに。「SCSKって車載が強いよね」というイメージがあるみたいで、そうした改善や効率化を期待されていると言われますね。ソフトウェアの力で自動車メーカーの開発を支援して欲しいという期待を感じます。

Y.Hさんのクロストークの様子
#06

転職で得た成長「知見と視野が大きく広がった」

SCSKに転職して成長したと感じますか?

T.H

成長したと思いますね。前職ではプレイヤーとして、自分の製品を自分で作るというという仕事の進め方でしたが、現職ではチームリーダーとして、メンバー間で協力して仕事を進めており業務の幅が広がっていると感じています。

N.S

自分はずっと、ハードウェアの視点で仕事をしてきたんですけど、それにとらわれない考え方ができるようになったと思います。どうしても物ありきで考えることが多かったのですが、考える知識の幅が広がりました。

Y.H

私も視野が広がりました。ソフトウェアしか経験がない状態でSCSKに入ったのですが、今はお客さんに近い立ち位置で仕事をしています。自動車メーカー、サプライヤーの考えもわかるし、SIerの考えもわかる。両者の良いとこ取りをした開発をしていると感じていて。ソフトウェアだけじゃなく、クルマ作りの知識をお客さんから直接吸収できるというのが、転職してよかったと思うことの1つですね。

T.Hさん、N.Sさんのクロストークの様子
#07

グループの文化「多様な人材が力を合わせて」

モビリティ事業グループはどんな雰囲気?どんな文化?

N.S

まず、多様性がありますよね。完成車メーカー出身、Tier1サプライヤー出身、鉄道出身など、いろんな人が集まっています。だから考え方も凝り固まらない。そんな考え方もあるんだと勉強になることも多くて、特に新規事業をやろうという時には参考になりますね。

Y.H

あと、いわゆる専門特化型のエンジニアではない人が多いと思います。技術的な話がめちゃめちゃ好きで、議論を交わしながら専門的な部分をとにかく追求したいという人というより、言語化能力が高くて、みんなと協力して仕上げていこうみたいな。ビジネス視点やコミュニケーション能力を重視する人も多い印象です。

T.H

わかりますね。メーカーの方は、技術にすごく詳しくて、熱量高くものづくりに向き合うタイプの方が多い印象です。
一方でSCSKは、横断的な視点でツールや仕組みを使って効率化しようとする人が多くて、いい意味でシャープな人が多いなと感じました(笑)。俯瞰して全体最適を考える人が多いですね。
そのうえで、すごく真面目ですし、他者を尊重する文化もあるので、仕事はとても進めやすいです。

働き方はどうですか? また、休みしっかり取れますか?

N.S

SCSKは標準の勤務時間が7時間半で、フレックス制なので、メーカーに比べると働きやすいと言えますね。

T.H

前職の電機メーカーでは基本的に残業時間はかなり多かったのですが、SCSKでは仕事の引き際をしっかりしている人が多いなと感じます。今はだいたい、19時とか遅くても20時には帰りますね。 有給休暇はほぼ100%取れているので、休みは十分に取れていると感じています。

N.S

自分も、遅くまで働いても20時ぐらいまでかな。豊洲勤務の人は、そんなに遅くまでっていう人はあんまり見ないですね。

Y.H

制度面だけじゃなく、裁量を与えられて仕事をするので、働きやすいです。これをやろうとか、自分で自由に選択できるのは大きいと思います。

T.Hさん、Y.Hさん、N.Sさんのクロストークの様子
#08

SCSK-Carの舞台裏「自分たちにもできるんだ」

N.Sさんは「SCSK-Car」のプロジェクトメンバーだったそうですね。どんなご苦労がありましたか?

N.S

Japan Mobility Show2025の展示まで、開発を9か月でやったので、そのスピードがけっこう大変でしたね(苦笑)。

Y.H

すごいですよね。あれを9か月で作り上げるなんて。しかも、あのクルマ、ちゃんと走るんですよね(笑)。

N.S

そう。試験車両なので一般道は走行できませんし、シビアな走行はちょっと難しいかもしれないですけど、ちゃんと走るクルマです。

T.H

外側だけじゃなく、ちゃんと走れるクルマを制作したってことですもんね。すごい。デザインもシンプルにかっこいいなとは思いました。デザインについてはどうされたんですか?

N.S

企画そのものは我々が立てて、カタチにしてくれたのは海外のメーカーです。デザインもその会社のデザイナーさんにしてもらいました。案を2、3個作ってもらって、「これでやりましょう」という形ですね。そういう仕事自体もSCSKとしては初めてだったと思います。
今回のターゲットが、Z世代だったんですよ。だから内装も、「ピラーToピラー」っていう横長のディスプレイを載せて、ゲームのアプリも入っていたりとか。実際には企画と開発を同時にしていた感じでした。一般的なクルマだと、企画が終わった後に開発フェーズになるのですが、今回は9か月で完成させる計画だったので、広告や会場の展示方法など、同時並行で走らせながら考えていきました。

Y.H

車内のレイアウトも、今までのものと全然違うじゃないですか。そういう点も、クルマとしてうまく成り立たせるために作り直したんですか?

N.S

そうそう。もともとのクルマには、あのような横長のディスプレイではなくて、iPadぐらいのディスプレイが1枚あっただけなんです。ですので、それらのハード面の再設計には、やっぱり時間とお金はかかりましたね。

T.H

何人くらいの社員が携わっていたのですか?

N.S

SCSKの社内で言えば、実際に実動したのが20人ぐらいです。大人数でやってたかって言われたら、そこまで多くはないですね。

T.H

思ったより少ないですね。

N.S

それでも、できるんだっていうのは、自分たちにとっても大きな知見でした。メジャーな自動車メーカーに、ああいうクルマ作ってよって言ったらお断りされるじゃないですか(笑)。それを一緒に創ってくれたメーカーもすごかったと思っています。

Y.Hさん、N.Sさん、N.Sさんのクロストークの様子
#09

SCSKのこれから「クルマもビジネスももっと進化できる」

SCSKが目指すべき方向性について、どのように考えていますか?

N.S

これからは、SCSKブランドのアプリやサービスでしっかり収益を生んでいくことが求められると思っています。もちろん“作る”ことも大事なんですが、それ以上に“選ばれて使われる”資産を増やしていきたいですね。
もっと世の中に広げて、ライセンスなどで継続的に収益が入ってくるようなビジネスを目指していくべきなんじゃないかなと感じています。

T.H

その一方で、自動車メーカーに深く入り込んでいるからこそ、そこで培った技術をもっと活かしていきたいという思いもあります。
組込制御の技術に、ITやAIを掛け合わせて、新しい付加価値や面白いことを生み出していきたいですね。いわゆる「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基礎に、ソフトで価値をプラスしていくイメージです。
少し抽象的ではあるんですが、そういった方向性に可能性を感じています。

N.S

SCSK-Carでも、自分のお気に入りのアバターが出て、音声で空調など制御できるようにしたんです。単に移動するだけの空間ではなくて、楽しめる空間にしてあげられるようなものを目指していきたいですね。

Y.H

自動車メーカーとSIerでは、得意な領域が違うと思っていて。メーカーは、人が乗ったときの感覚みたいな部分を定性的に捉えて、全体の方針を決めていくのが強いですよね。
一方で我々は、それをソフトウェアとしてどうあるべきかに落とし込んでいく役割だと思っています。
たとえば、充電や給電といった領域に特化して、要求分析から実装・検証までを一気通貫で担う、みたいな形ですね。そういった方向に進化していく必要があるのかなと感じています。

T.Hさんのクロストークの様子
#10

エンジニアとしての目標「さらに上のステージへ」

ずばり聞きます。SCSKに転職してよかったですか?

Y.H

私はめちゃめちゃ良かったですね。やりたかった上流の業務ができているということが一番。前職は従来型のプロセスや意思決定の遅さに課題を感じる環境でした。大企業で働きたいという思いも叶えられたし、風通しもいいし、大満足ですね。

T.H

私の前職も変化や新しいことに対して消極的な風土はありました。今は新しいことにどんどん挑戦できる。転職してよかったなと思っています。

N.S

私も事業企画をやりたくてSCSKに入って実現しているので、転職して良かったと思います。

エンジニアとしては、今後、どんな目標やビジョンを描いていますか?

T.H

組込制御の知識をベースとして、クラウドやAIの知識もつけて、掛け算の付加価値を提供できるエンジニアになりたいと思っています。せっかくIT企業に入社したので。

Y.H

私は前職では下流工程を担当していましたが、SCSKで上流を担当できるようになったので、もう一段上がり、超上流といわれる領域を担当したい。自動車メーカーに対し影響を与えることができる専門領域、誰にも負けない強い領域を作りたいと思っています。転職して、今その姿に近づいていることを感じています。

N.S

自分は、担当業務が企画段階なので、この先に世の中に流通することが、今の一番のモチベーションですね。早くカタチにしたいです。仲間達といっしょに、開発センターを大きくしていきたいと思っています。

N.Sさんのクロストークの様子
#11

メッセージ「固定概念にとらわれない心と挑む姿勢」

最後に転職を考えている皆さんにメッセージをお願いします

T.H

モビリティ事業グループって若い組織なんですよ。新しいことや変化に対しとても意欲的な組織だと思うので、挑戦的したい人にはぴったりだと思います。さらに働きやすさも特徴的です。新しいことに挑戦できる環境と、よい仲間と一緒に安定的に働けるという、この両軸がSCSKの強みななのだと思います。

Y.H

SCSKはIT企業なので、ソフトウェアの知識やコーディングスキルが必須と思っている方もいると思います。でも、モビリティ領域においては違います。ローコードやノーコードの開発が主流になる時代だからこそ、顧客の要求を明確化し、必要な仕様を考えられる人が求められます。言語化が得意な人や深く思考できる人は、活躍できると思うんですよ。

T.H

たしかにそう。周りを見ても、コードを書ける人ばかりではないです。それよりも、言語化能力のほうが本当に大事。こういう設計をしたいからこう変えます、というようなことを、適切な言葉にして説明したり、資料にまとめたりできる人が必要とされる職場だと思いますね。また、これまでのやり方や固定観念にとらわれず、方法を変化させるとか、さらに良い方法を探るなど、既存の考えに疑問を持ちながら働ける人は向いているんじゃないかなと思う。

Y.H

それでなおかつ、クルマが好きであれば、もっと大歓迎。不安になることなく、いろんな人にチャレンジしてほしいですよね。

N.S

自動車業界って、経済と政治にすごく左右されるんです。おかげで最近は環境が目まぐるしく変わることが多くて。だから、変化することに対して柔軟な人であればあるほど、働きやすいのかな。

Y.H

あと、コミュニケーションは必須なので、自分一人でやりたい人より、みんなと協力して進めたいと思う人のほうが活躍できると思います。

N.S

モビリティ事業グループは若い組織だし、まだまだ未完成。今は迷うことも多くて、本当にこのやり方で合っているのかな?と思うこともしょっちゅうなんですけど、だからこそ面白いと感じています。これからも新しい発想や知見を持った人に入ってもらって、一緒に盛り上げていきたいですね。

T.H

同感です。モビリティ事業グループを、私たちの力でSCSKの大きな柱に育てていきましょう!

一同

皆さんのチャレンジをお待ちしています!

T.Hさん、Y.Hさん、N.Sさん3名のクロストークの様子