決断の背景「自分はこのままでいいのか?」
まずは皆さんの前職と、現在のお仕事内容を教えてください
N.S
私は自動車メーカーで、自動車のエンジンの開発・設計を12年くらいやっていました。SCSKに転職してからは、モビリティ事業グループの新規事業に携わっています。例えば今進めているのは、乗用車向けの車内の価値向上やUX(User eXperience)向上をテーマにしたアプリケーションの開発。どういうコンテンツを作った方がいいのか、どういうニーズがあるのか、といったリサーチ業務から取り組んでいます。
Y.H
私の前職は、SES(System Engineering Service)の会社でした。サプライヤーに出向して、デコデコ(DC-DCコンバーター)や駆動用インバータなどのソフトウェアを開発していました。SCSKに転職してからは、モビリティ事業グループ第二事業部に所属。今は自動車メーカーの中に派遣社員という形で入って、電気自動車の充電や給電の機能開発、システム開発などをやっています。具体的には、ISOなどのいろんな規格を読み解いて、ソフトウェアに落とし込んで、モデルを実装し、サプライヤーと協力しながら、次世代のクルマの充電機能を作っていく仕事になります。
T.H
前職は電機メーカーで、鉄道用の電気製品の設計をしていました。現在は電気自動車、ハイブリット車向けのモーター制御の委託チームのリーダーを務めています。お客様から業務委託を円滑に進めるために、誰にどういう仕事を割り振るか、どういったスケジュールで進めるかというような指揮をとっています。また、お客様の業務の課題を発見し業務の自動化・効率化の提案も行っております。
皆さんが転職を考えるようになった背景は?
N.S
私はもともと、車両そのものの企画の仕事がやりたかったんです。そこにむけて、コアの技術であるエンジンの設計を学んでいました。7、8年くらい経験したので、そろそろいいんじゃないかなと思って、上司や車両の企画を担当する部署に転籍の要望を出し続けていたのですが、なかなか希望通りにいかなくて。
Y.H
メーカーは異動が簡単じゃないという話はよく聞きますね。
N.S
私の周りは、人の流動は多くなかったですね。少なくとも、部を超えての異動はほとんどなかったと思う。だったら一回、外の会社を見るのもいいかなと思ったんですよね。
T.H
私も同じです。当初はR&Dをやりたかったのですが、このまま会社にいても異動のチャンスは限定的だし、だったら転職しようって思ったんですよ。
Y.H
前職では、自動車メーカーやサプライヤーの仕様を実装する下流工程を担当していました。やりがいはありましたが、次第に「仕様の背景」を知りたいと思うようになって。
将来を考える中で、「クルマはどうあるべきか」をもっと深く追求したいと思い、転職を決めました。
T.H
「このままでいいのか?」っていう気持ち、すごくわかりますね。私の前職は、社内も、お客さんも、新しいものをあまり作りたがらなかったんです。何か変更したところにミスが生じるので、なるべく変化を少なくしたいっていう文化があって。そういう環境で自分のエンジニアとしてのキャリアを考えた時に「このままでいいのかな?」と感じていましたね。
N.S
なるほど。私は自動車のエンジンの設計をやっていたので、これから電気自動車が普及するだろうというなかで、このまま今の技術を積み上げていっていいのか?という不安がありました。会社にいれば、まぁ仕事としてはずっとあり続けるんでしょうけど、求められる技術として、ずっとあるのかな?と感じていたんですよ。