金融機関の国際業務部門におけるドキュメント処理を効率化し、対外発信処理の二重入力を解決するために開発されたパッケージソフトです。2021年4月現在、およそ50ユーザー様にご利用頂いております。
概要
輸出入/送金取引に関するドキュメントの処理や、SWIFTメッセージ作成における作業の軽減を実現するシステムです。従来の方法では、実際の取引内容をSWIFTメッセージとして作成する際、1件ずつオペレータの手により通知内容を入力します。特に輸出入に関するメッセージは入力項目が多く、また、顧客に対するドキュメント類を個別に作成する必要もあります。それぞれ個別に行っている作業を効率的に処理するために、一元化可能なシステムが求められています。
Swift interconnected Documents Systemは、そうした問題点を一気に解決する、SWIFT連携のパッケージソフトです。
【システム構成図】
SWIFTメッセージ、勘定系や各種システムからのデータを一元管理し、データの照会や加工を実施します。補正後のデータを展開することで、業務サイクルを円滑に回すような仕組みを可能にします。さらに、勘定系との連携により、SWIFT gpi業務の自動化も可能です。また、当社が提供する各製品(ORFE/Jupiter)と連携することで、よりスムーズなSTP化を実現します。
特徴・機能
SWIFTメッセージと関連書類の同時作成や、過去データからの雛形登録といった業務効率機能に加え、他システムとの連携によりハブシステムとしての機能を持ちます。これにより、拡張性・柔軟性の高いシステムの構築が可能になります。
今後の取り組み - ISO20022対応-
ISO20022への移行に伴い、リニューアルしたシステムをリリース予定です。他のシステムとの連携を強化し、情報の一元管理、さらなる業務効率化を目指します。また、取引受付を簡易化する、店舗のタブレット受付システムの構築も進めています。
価格
350万円~
稼動環境(マシン、メモリ等)
【サーバー】
- CPU:4コア 以上
- メモリ:16GB 以上
動作環境(OS,DB等)
【サーバー】
- OS:Windows Server 2016~
【クライアント】
- OS:Windows 10
-
Webブラウザ:IE11
- ※リニューアル版にてブラウザを見直し予定
- ※掲載されている製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。
製品・サービスに関する
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