BPM(業務プロセス管理) とは
- 業務プロセス自体の価値を定め、設計し、利用すべき資産として扱う管理原則
- 方法、方針、メトリクス(評価・予測)、管理実務、ソフトウェア(BPMツール)を使い、企業の活動とプロセスを管理する事で継続的に最適化する構造化されたアプローチ

上記の様に各業務の仕事の単位と流れを「モデル化」し、そのモデルに従った「業務実行」を統制し、実績を「モニタリング」し、それらを循環的に「反復」する事で事業環境に適したプロセスを模索し続ける活動がBPMとなります。
BPM(業務プロセス管理) の目的
「企業に潜む問題やリスクを顕在化させる事」が第一の目標
例1. 弱点の改善
処理コストのばらつき、処理停滞、不正処理などが発生した場合には、その再発を防ぐための明確なビジネスプロセスを確立。
例2. 強みの強化
自社の強みとなっている業務(作業)をPDCAでさらに強化。
副次的な効果
1. リアルタイム監視
成果達成の乖離(かいり)だけでなく、異常や障害の発生を迅速に把握。
2. 監査証跡の記録
誰が、いつ、どのような決済を行ったか記録でき、責任所在を明確化。
3. ステークホルダーの信頼の獲得
プロセスがホワイトボックス化されることで、不正処理や不正行為などの撲滅。
4. 組織モチベーションの向上
改善や変更が継続的に実施され、あるべき姿のビジネスプロセスを確立。