03 どこでもWORK
~定着のための3つのアプローチ~

残業削減、健康増進と働き方改革へ前向きな施策を積み重ねてきたSCSKも、リモートワークの実践・定着には仕組みの整備やITインフラの導入だけでは実現できない壁がありました。SCSKでは、制度と仕組み「導入」後の「定着」フェーズが「どこでもWORK」浸透のポイントと捉え「意識改革」「手順理解」「環境整備」の3つの側面から施策の定着に向けたアプローチを重ねてきました。「働き方改革」という正解が見えない取り組みはさまざまな「不安」との闘いでもあります。
ただ制度やインフラを用意するだけではなく、「できない理由」や「上手くできないのでは?という不安」を1つ1つ取り除きながら進めてきたことが、施策定着の最大のポイントです。

どこでもWORK ~定着のための3つのアプローチ~

どこでもWORK 組織風土を変える工夫

全社展開に向けた段階的アプローチ
段階的に対象組織を拡大
  • スタッフ部門からトライアルを開始
  • 課題の洗い出し、対策を整理
  • 全社推進委員会を組成し情報共有、順次対象組織を拡大

組織単位で行動変化を集中的に促進
組織単位で一定期間集中的に体験
  • 「まず、やってみる」。組織的に体験することを重視
  • リモートワーク実施目標を設定(2〜3回/月)
  • 全社推進委員会で進捗・課題・工夫を共有

費用・環境は組織負担とせずに
準備・提供
  • Web 会議設備、ノートPC 移行費用などはすべて会社負担
  • 活動データの収集・分析はすべて委員会事務局で用意
  • Skype for BusinessやWeb 会議運営方法などのトレーニングも提供…など

働き方改革の現場から

「自律的に使う」を目標に既存のIT 資産を最大限に活用

SCSKでは既存のシステムを最大限に活かしながら、不足している部分を補って段階的にIT施策を進めてきました。できることから着実に「社員に当事者意識をもって自律的に活動・工夫してもらうようになること」を目標として実施してきたからこそ、息切れすることなく「働き方改革」を成功させることができたと言えます。
離れた場所で仕事をする上で重要なのは、やはりコミュニケーション手段です。メールオンリーの状態からIMや音声通話、画面共有などコミュニケーション手段の選択肢を増やしました。それと同時に、一定数の社員にはSkypeハンズオンの講習を実施し、3名以上のWeb会議の開催数を見ながら、普及率が低い部署にフォローを実施するなどの対応をしてきました。
ツール活用に必要なリテラシー補強とツールを利用する職場の雰囲気を変える施策を並行して実施した成果です。

情報システムグループ長補佐
コーポレートシステム部長
根本世紀

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