新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対策について(第六報)
~ 高い生産性と働きがいを実現する「新しい働き方」の推進 ~
2021年10月8日(金)
最終更新日:2021年11月11日(木)
SCSKグループでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として、政府の「新しい生活様式」および、日本経済団体連合会が策定した「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」に準拠した予防対策を実施しています。併せて、新型コロナウイルス感染拡大防止対策だけでなく、リモートワークなどの柔軟な勤務を常態としながら、高い生産性と働きがいを実現する「新しい働き方」を推進しておりますので、以下のとおり公表いたします。
これらにより、当社グループ社員、お客様および当社グループで働くパートナーの健康と、安心・安全を確保するとともに、事業継続の実現を目指してまいります。
1. SCSKのオフィス出社率の実績(2021年10月)
オフィス出社率 | 在宅勤務率 | 年次有給休暇率 | |
---|---|---|---|
全社 | 32.2% | 62.4% | 5.4% |
内、拠点勤務者(※1) | 26.7% | 68.2% | 5.1% |
内、分室勤務者(※2) | 43.6% | 50.4% | 6.0% |
- ※1SCSKの拠点で勤務する勤務者
- ※2お客様先に常駐する勤務者
2. テレワーク推進に向けた対策方針
- (1)お客様との打ち合わせや社内会議について
リモートの活用を含め、その目的に応じた適切な実施方法を検討する。
対面で実施する場合は、狭い部屋で人が密集した会議は避け、出席者を限定する、短時間で終了するなど、3密(密集・密閉・密接)を避ける対策を講じる。 - (2)イベント・セミナーの開催について
リモートでの開催を基本とする。
実施の目的・内容に対面を要するイベントについては、最小限の人数規模とし、感染状況や出席者への案内方法に十分考慮した上で、3密を避けるなどの対策を講じる。
3. テレワーク推進に向けた具体的な取組・工夫
- 【 リモートワーク実施回数の上限を撤廃 】 2020年2月~
原則8回/月(特別な事情がある場合を除く)を限度としていたリモートワーク実施回数の上限を撤廃することでリモートワークなどの柔軟な勤務の常態化を推進。 - 【 レクリエーション活動補給金の特別運用 】 2020年7月~
社員会より対面での懇親会のみに支給していた「レクリエーション活動補給金」を2020年7月からはオンライン懇親会にも適用する特別運用を開始(2021年度も継続適用中)。 - 【 通勤手当の見直し 】 2020年10月~
新しい働き方への移行に伴い、拠点オフィスへの出社回数が減少することから、通勤定期代の支給を廃止し、出社時の交通費実費支給に見直し。 - 【 リモートワーク推進手当の見直し 】 2020年10月~
自宅において生産性高く業務が遂行できる就業環境を整備するための費用に充当してもらうことを目的に手当の支給額を1,000円/月から5,000円/月へ増額。 - 【 新しい働き方に関するアンケート 】 2020年10月
オフィスとリモート、ニアショアでの業務を融合させ、生産性と創造性の高い仕事を実現する「新しい働き方」に関するアンケートを役職員向けに実施。 - 【 新しい働き方に関するセミナー 】 2021年3月~
新しい働き方に必要な考え方を理解し、解決のヒントを得る機会としてセミナーを順次実施中。 - 【 個人用Webブースの設置 】 2021年3月~
オンライン会議などの増加に伴うコミュニケーション活性化の一環として、トライアル的に設置(効果検証中)。
4. その他の感染症対策
- (1)勤務形態などについて
在宅勤務をはじめとしたリモートワークなど、柔軟で多様な勤務を常態化し、「新しい働き方」を推進する。
また、出社時には、ラッシュ時間(混雑時間帯)を避けた時差出退勤とし、3密を避ける。
お客様先での常駐業務においては、お客様からの感染予防対策・ルールなどのご指示に従い対応する。 - (2)懇親会の開催について
当社主催による懇親会は原則行わない。
但し、実施の目的や内容が重要な場合には、各種の対策を適切に講じた上で実施する。 - (3)出張・海外赴任について
国内出張は原則自粛とし、リモートでの対応を基本とする。但し、重要・緊急の場合は、各種の対策を適切に講じた上で実施する。
海外出張は原則禁止とし、重要・緊急の場合は、外務省の情報や現地の状況を確認し、実施の可否を検討する(海外赴任についても同様)。 - (4)感染症対策の徹底について
3密を避け、感染症対策の基本となる手洗い、咳エチケットを励行する。 - (5)体調不良時の対応について
体調不良時、発熱や咳などの症状がある場合は出社しない。
罹患が判明した場合には、当社が定める「感染者発生時の基本対応フロー」に従い、対応を行う。 - (6)新型コロナウイルスワクチン接種に関する対応について
当社では、新型コロナウイルスワクチン接種を希望する社員が接種を受けやすい環境を整え、社員の感染・重症化予防や、感染拡大の防止を図る目的で、6月21日(月)より以下の①・②の対応を行う。- ①就業時間内における社員のワクチン接種を認め、接種のための時間を勤務みなし可とする。
- ②「ワクチン接種特別休暇」として、2度の接種を通算して2日間を上限に、ワクチンの接種翌日または翌々日に痛みや体調不良で就業が難しくなった場合に特別有給休暇を取得可とする。
SCSKグループでは、社会情勢に応じた迅速な対応に努めるとともに、企業の社会的責任を果たすべく、感染症対策はもとより、高い生産性と働きがいを実現する「新しい働き方」を推進してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
SCSK株式会社 広報部
E-mail:pr.sp@scsk.jp
E-mail:pr.sp@scsk.jp