ウイングアーク1stとSCSK、SAP® ERPマイグレーション推進に向けた
電帳法対応ソリューションを提供開始
2021年10月19日(火)
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区 代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下 ウイングアーク1st)とSCSK株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、SAP® ERPユーザーのクラウドマイグレーション推進に向けた協業で合意し、SAPユーザー向け電帳法対応ソリューションを本日より提供開始します。
1. 背景
SAP ERPを利用している多くのユーザーは、2027年のSAP ERPメインストリームのサポート終了に伴い「SAP S/4HANA®」へのマイグレーションを検討しています。しかし、現行のERPシステムに合わせて導入・活用されている周辺アプリケーションも含めてマイグレーションを実施するためには、綿密な計画を立て、ステップごとにマイグレーションを行う必要があります。さらに、2022年1月から改正される電子帳簿保存法への対応に備え、これまで企業間で発生していた紙での帳票運用を改め、SAP ERP上でやり取りされる帳票の送信・受信をはじめとする業務のデジタル化が求められるなど、大きな見直しが迫られています。
2. SAPユーザー向け電帳法対応ソリューション概要
今回、両社が提供する新ソリューションでは、SAPユーザーが「SAP S/4HANA」から未転記伝票を登録することで、ソリューション内のワークフローシステムが起動し、承認後、「SAP S/4HANA」へ自動で転記できるようになります。
また、ワークフロー承認後に、ウイングアーク1stのドキュメント管理ソリューション「SPA」に帳票のスキャンデータを自動保管することで、タイムスタンプが自動付与されるため、電子帳簿保存法対応で求められる真実性を確保できます。このほか、「SAP S/4HANA」の伝票に「SPA」の帳票閲覧用URLを自動で添付し、電子帳簿保存法対応で求められる検索性も確保できます。
3. 両社の役割
ウイングアーク1stは、電子帳簿保存法対応への実績が豊富な「SPA」と社内文書情報管理士などによる対応ノウハウ、製品サポートを提供し、SCSKにてお客様に対するシステム構築提案ならびに開発サービスを提供します。
今後も、ウイングアーク1stとSCSKは、デジタル促進により業務の生産性向上を目指される企業様を応援しサポートして参ります。
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