SCSKとNEC、データセンター事業で協業 ～エコシステムパートナーとの接続サービスを共通化して提供～

昨今の国内データセンター市場では、企業や政府・自治体によるDXの加速により、お客様のIT資産とクラウドサービスとを接続するハイブリットクラウド接続や、利用用途に応じて複数のクラウドサービスの容易な接続を可能にするマルチクラウド接続に対応したデータセンターサービスが求められています。これらのお客様ニーズに対応するため、サービスプロバイダー、IX事業者、通信事業者などと自由に接続できる環境を有するデータセンターサービスに、両社の持つSI・サービスとを組み合わせた、データセンターサービスの新しいエコシステム（インターコネクテッドエコシステム）形成を目指して、今回の協業に至りました。

SCSKは印西キャンパスに2棟のデータセンターを運営、また、2022年4月には3棟目のデータセンターの運用を開始します。両社はこの印西キャンパスに、サービスプロバイダー、IX事業者、通信事業者などのエコシステムパートナーを共同で誘致します。また、両社のサービスやソリューションだけでなく、共同で誘致したエコシステムパートナーとの接続サービスに関して共通化を図り、それぞれのデータセンターサービスとして提供します。これにより、同キャンパスをハブとした接続性・利便性の高いデータセンターサービスを提供することで、お客様のDXの推進を強力にサポートします。

両社協業によるデータセンター運営概要

• 共通化されたエコシステムパートナーとの接続サービスを両社のデータセンターサービスに利用することで、利用価値の高い、セキュアかつ低遅延なネットワーク接続サービスやさまざまなクラウドサービスを容易に利用可能
• 共通化されたサービスに両社の提供するオンプレミスやクラウド上でのSIサービス、マネージドサービスを組み合わせることで、End to Endでお客様のDXを支援
• SCSKとNECの他拠点のデータセンターからも同様のサービスを利用可能

（※）SCSK netXDC（ネットエックスディーシー）について
https://www.netxdc.com/