プレスリリース
(2021年)

「Catoパートナープログラム」に加入し、SASE市場へ本格参入 ~ライオン株式会社へのCatoクラウド導入・運用を支援~

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2021年1月28日(木)

SCSK株式会社

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、SASE(Secure Access Service Edge)プラットフォームのリーディングベンダーであるCato Networks株式会社(本社:イスラエル、CEO:シュロモ・クレイマー、以下 ケイトネットワークス)のパートナープログラムに、2021年1月より加入しました。先行して、ライオン株式会社へCatoクラウド導入・運用支援を開始しており、今後3年間で10社への導入を目指します。

1. 背景

新型コロナウイルスの感染拡大によって、リモートワークの普及とクラウドサービスの導入が促進されており、こうしたデジタルトランスフォーメーション(DX)実現に向けた流れは今後ますます加速していくと予想されます。

一方で各企業は、通信量の増加によるネットワーク遅延や、社内外からデータセンターやクラウド上へなど、多様なアクセスに応じたセキュリティ管理の工数増大といった課題を抱えています。

このような課題に対する解決策の一つとして、ネットワークとセキュリティをクラウド上で一元的に管理運用する「SASE」が注目されています。SASEの導入によって、ネットワークパフォーマンスの向上や、ネットワーク、セキュリティの管理負荷低減が可能です。

SCSKは、SASE市場の拡大を見据え、このたびSASEのリーディングベンダーであり、SASE機能を実装したサービス「Catoクラウド」を展開するケイトネットワークスのパートナープログラム「Cato Partner Program」に加入しました。Catoクラウドの導入・運用を通じて、いつでもどこでも安全にアクセスできる環境整備を支援し、お客様のビジネススピードとセキュリティ向上を支援します。

2. Catoクラウドの特長

Catoクラウドは、WANの最適化機能とネットワークとセキュリティ機能を統合したクラウド型プラットフォームです。可視化と統合管理による運用業務の効率化、モバイルや外部拠点を含めたセキュリティポリシーの一括管理、回線コストの削減を実現できます。

Catoクラウドの特長

ネットワークサービス(Network as a Service)

世界中に、60以上のPoP(Point of Presence)が配備され、SLA(Service Level Agreement)付きのフルメッシュで冗長化された高速なグローバルバックボーンで構成されています。ユーザーはPoPに接続するだけで、拠点間通信やインターネット、リモートアクセスなどのWAN機能を利用できます。

セキュリティサービス(Network Security as a Service)

次世代型ファイアウォール、セキュアWebゲートウェイ、マルウェア対策、IPS機能を実装し、Catoクラウドを通るすべての通信を精査します。セキュリティポリシーや通信ログは一括管理され、Webコンソールから確認できます。

今後、SCSKはCatoクラウドの導入支援と運用のサービス提供、および付加サービスの企画・開発を予定しています。

3. お客様導入事例:ライオン株式会社様

日本全国に拠点を有し、アジア圏を中心に海外事業を展開する大手生活用品メーカーのライオンは、5,000人以上の社員が利用するWANを運用していましたが、クラウド利用の増加による回線のひっ迫と、個別最適で導入したネットワーク/セキュリティ機器の運用負荷が増大していました。これらの課題を解決するCatoクラウドを活用したWAN再構築にあたり、SCSKは導入および導入後の運用・保守を実施しています。

本事例の詳細は、以下お客様へのインタビュー記事をご覧ください。

URL:https://www.scsk.jp/case/case-details/202101lion/

Cato Networksからのコメント

この度は、SCSK様が当社のサービスの販売パートナーとしてプログラムに加入いただいたことをうれしく思います。同社がパートナーとして参加いただいたことにより、日本におけるさらなる販売規模の拡大を期待すると同時に、多くの日本企業様が従来型のネットワークからSASEの概念に基づくCatoのサービスを活用いただくことによりDXの促進、また管理工数の削減、数年ごとの定期的なネットワークの入れ替えなどから解放され本業に注力できる環境を提供しビジネスのドライブをご支援できることを願っております。また、コロナ禍におけるリモートワーク環境の整備と同時にWANとネットワークセキュリティの統合的、効率的な運営をご支援できるものと思っております。

APJ 営業担当副社長 ダニエル・リー

Cato Networksについて

Cato Networksは、SD-WANとモバイルアクセス環境およびエンタープライズレベルのネットワークセキュリティをグローバルクラウドサービスとして提供しています。Catoクラウドは、ガートナーのSASEフレームワークと連携して、すべてのデータセンター、ブランチ、モバイルユーザー、およびクラウドリソースを俊敏で安全なグローバルネットワークに接続します。Catoのクラウドネイティブアーキテクチャは、お客様のビジネスのペースに合わせて進化させることが出来る将来性のあるネットワークを提供します。Catoを使用することにより、お客様のビジネスのためのネットワークは、次に来るものすべてに対応できます。

URL:https://www.catonetworks.com/jp/

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ITマネジメント事業部門
マネジメントサービス第三事業本部
流通マネジメントサービス第三部
E-mail:cato-sales@ml.scsk.jp

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広報部 須田
TEL:03-5166-1150

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