プレスリリース
(2020年)

開発生産性と品質の向上を支援するDevOpsサービス「DevCond.」を提供開始 ~アプリケーションライフサイクルの継続的な改善に向けて~

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2020年8月31日(月)

SCSK株式会社

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、ニアショア事業展開におけるリモート開発でのノウハウを活かし、開発生産性と品質の向上を支援するDevOpsサービス「DevCond.(デブコンド)」を2020年8月31日から提供開始します。業種業界を問わず、リリース頻度の高いアプリケーションのライフサイクル改善を継続的に支援します。

1. 背景

昨今、ビジネス環境の変化のスピードが増しており、それに伴い、システム環境もより一層迅速性が求められています。アプリケーションも改修の頻度が増し、開発スピードの向上と品質の確保の両立が課題となっています。

SCSKは、この課題に対し、「DevOps活用による開発サイクルの仕組化でお客様のビジネスに貢献」することを目指し、「DevCond.」を提供することになりました。本サービスは開発と運用をシームレスにする指揮者(DevOpsConductor)の役目を担います。

2. サービス概要

「DevCond.」は、開発生産性と品質の向上を支援するクラウド提供型DevOpsサービスです。

サービス概要 図 サービス概要 説明
DevCond.サービス概要図

3. サービスの特長

  • (1)既存環境への適応
    お客様が導入されているシステムや業務フロー、運用ルールを大幅に変更することなくDevOpsサービスを利用できます。
  • (2)迅速な導入
    クラウド上に構成したDevOps環境を活用し、お客様はすぐに利用することができます。
  • (3)プラクティスの適用
    継続的なビルド、デリバリーなどのDevOpsプラクティスを適用することが可能です。
  • (4)レポート・モニタリング
    開発の進捗状況や品質に関わる様々な指標を可視化できるレポートを提供します。また、各サーバーリソースの状況やエラーログなどを収集して可視化することで問題個所の早期発見を実現できます。

4. サービスの導入効果

  • (1)実装フェーズでの不具合検知 : 30%改善
    静的解析、回帰試験による手戻り防止、バグを早期検出することで開発生産性と品質が向上
  • (2)実装から結合テストにおける生産性 : 20%向上
    パイプラインによる手作業を全自動化することで生産性が向上
  • (3)リリース切り替え時間 : 最短0分まで短縮
    リリース自動化により、早期切り替えを実現
  • SCSK開発案件での実績

5. 今後の展開に関して

システム開発における開発生産性と品質を向上するツールとしてお役立ていただけるよう、他の機能を有する製品・サービスとの連携を通じ、運用基盤サービス、コミュニケーション基盤サービスなど、さらなる機能強化を予定しています。

SCSKは、DevOps活用による開発サイクルの仕組化でお客様のビジネスに貢献します。

本件に関する
お問い合わせ先

製品・サービスに関する
お問い合わせ先

SCSK株式会社
通信・公共システム事業本部
通信システム第一部
担当:山崎
TEL:03-5166-1720
E-mail:devcond-info@scsk.jp

報道関係
お問い合わせ先

SCSK株式会社
広報部 須田
TEL:03-5166-1150

  • 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。(出願中含む)