SCSK、H2O.aiと販売代理店契約を締結
～機械学習のモデル作成を自動化するAIプラットフォーム「H2O Driverless AI」～

SCSK株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者：谷原 徹、以下 SCSK）は、米国 H2O.ai, Inc.（本社：米国カリフォルニア、CEO & Co-Founder：Sri Ambati、以下 H2O.ai（エイチツーオードットエーアイ）社）と機械学習の自動化プラットフォーム「H2O Driverless AI（エイチツーオー ドライバレス エーアイ）」の日本における販売代理店契約を2月に締結し、本日提供開始したことを発表いたします。

1. 背景

近年、AIの実用が本格化しており、導入を検討する企業が増えています。AIの中でも、現在実用化レベルに達しているといわれる「機械学習」は、人間では分析することが困難な量のデータを高速に処理し、精度の高い予測を行うことが可能なため、多くの業務で活用されています。AIのビジネス活用には、高い専門知識を保持したデータサイエンティストによるモデル作成が必要ですが、世界的にデータサイエンティストの不足が課題となっています。

このたびSCSKが販売代理店契約を締結したH2O.ai社は、すべての企業をAIカンパニーにすることを目標に掲げる機械学習のリーディングカンパニーです。機械学習プラットフォーム「H2O Driverless AI」には、「Kaggle Grandmaster^※」の称号を保持する多数の優秀なデータサイエンティストによる高度なノウハウが実装されており、専門家でなくても高度な予測モデルの作成が可能です。

• ※Kaggle Grandmaster：データサイエンティストの世界的なコンペサイト「Kaggle」の上位入賞者に与えられる称号

2. 「H2O Driverless AI」の概要

「H2O Driverless AI」は機械学習におけるモデル作成業務を自動化・高速化するAIプラットフォームです。

3. 「H2O Driverless AI」を活用したSCSK独自サービスの特長

4. 提供開始日

2020年3月30日

H2O.aiについて

H2O.aiは、オープンソースのAIプラットフォームマーケットリーダーです。オープンソース版のソフトウェアは、世界中でFortune500社の内約半数と18,000以上の組織、数十万人のデータサイエンティストに利用されています。このオープンソースの活発なユーザコミュニティから得られる機械学習に関する膨大なフィードバック、ナレッジを活かし、Driverless AIの開発をスピーディーに推進しています。また世界で約180名しかいないKaggleのGrandmasterの内、約10％がH2O.aiに在籍しており、彼らのノウハウをソフトウェア化することで、高速、高精度な機械学習フローの自動化を実現しています。

URL：https://www.h2o.ai/