AWSに対応したRADIUSサーバーRADIUS GUARD® Sを4月から販売開始 ~RADIUS GUARD® S AWS対応版~
2020年3月25日(水)
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、アマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)のAmazon Elastic Compute Cloud(以下 Amazon EC2)上で動作する、RADIUS・DHCPアプライアンスサーバー「RADIUS GUARD® S」のAWS対応版を4月1日から販売開始します。
1. 背景
RADIUS GUARD® Sシリーズは、さまざまな業種・業界において主に無線LAN環境の不正接続を防止する認証基盤製品として好評を得ております。昨今の各種サービス基盤のクラウドサービス化と同様に認証基盤のクラウド化へのマーケットニーズにお応えすべく、新たにAWSのAmazon EC2上で動作するRADIUS GUARD® S AWS対応版の販売を開始します。
これにより、クラウドサービス上での認証基盤の提供が可能となり、一般企業だけでなく、公共機関向けの政府基本方針記載の「クラウド・バイ・デフォルト原則」※1に沿った導入も検討が可能となります。
- ※1 政府CIOポータル:政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針
https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/cloud_%20policy.pdf
2. RADIUS GUARD® S AWS対応版の概要
RADIUS GUARD® Sは認証・DHCPアプライアンスサーバーとして、有線LAN・無線LAN・VPNと認証連携し、不正接続対策に必須なユーザー・デバイスごとのアクセス制御を実現します。また1台で複数のサービスを提供するだけでなく、保守運用の負担とコストを低減します。
RADIUS GUARD® S AWS対応版は、これまでハードウェア版、仮想版のラインナップで提供していたRADIUS GUARD® Sの機能をそのままAWS環境でも導入することが可能な製品です。直近では2019年12月に文部科学省から発表された「GIGAスクール構想の実現」※2の中でも、クラウドサービスの利用が明記されるなど、今後も多くの場面でクラウドサービスの利用が見込まれています。
- ※2 文部科学省:GIGAスクール構想の実現について
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
3. RADIUS GUARD® Sの特長
主な特長は以下の通りです。
- RADIUS機能、LDAP機能、CA(証明書)機能、DHCP機能を1台に搭載した専用アプライアンス
- Web/IEEE802.1X認証に対応し、外部LDAP/Active Directory連携やRADIUSプロキシ連携に対応
- 証明書発行機能(CA機能)をサポートし、スマートデバイスの証明書も発行可能
- ユーザー自身による利用ID・端末・証明書申請、管理者による審査(許可/却下)、MACアドレス自動登録
- ユーザーへのパスワード有効期限通知、未使用アカウントの自動削除、一括アカウント申請&発行など
- 冗長構成に対応
- 既存資産管理システムとの自動連係対応
- MACアドレス自動収集が可能
- 最大20万アカウント(ID、MACアドレス、証明書)まで拡張が可能
4. 価格
¥590,000(税別:200ライセンス)から
5. 販売目標
初年度20社以上への販売を目指します。
6. 発売開始日
2020年4月1日
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