「健康経営銘柄」に6年連続で選定
2020年3月2日(月)
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、社員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に取り組んでいる企業として経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄」に選定されましたのでお知らせします。
SCSKの「健康経営銘柄」への選定は、2015年の選定開始以来6年連続となり、6年連続で選定された企業は、上場企業3,776社※1のうち6社のみです。
- ※12019年8月30日時点
1. 「健康経営銘柄」について
経済産業省が東京証券取引所と共同で、東京証券取引所の全上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、第6回目となる2020年の健康経営銘柄には、30業種40社が選定されました。SCSKは、情報・通信業での選定となります。
「健康経営銘柄」の選定にあたっては、①経営理念・方針、②組織体制、③制度・施策実行、④評価・改善、⑤法令遵守・リスクマネジメントという観点に加え、財務面でのパフォーマンス等も評価されています。
2. SCSKの取り組みと評価ポイント
SCSKは「夢ある未来を、共に創る」を経営理念とし、これを実現するための約束の一つ目に「人を大切にします。」を掲げ、さまざまな取り組みを進めています。そして取り組みの大前提が「社員の健康」であり、健康こそが全ての礎である旨を「健康経営の理念」として就業規則にもうたっています。
主な取り組みとしては「働き方改革」による残業削減・有給休暇取得の推進に加え、2015年からは役職員の99%が参加する、長期を見据えた総合的健康増進施策「健康わくわくマイレージ」を開始し、継続しています。さらに2019年度からは卒煙を希望する社員に対し、経営トップが応援の手紙を本人・家族へ送付し、卒煙プログラムを無償で提供する「卒煙チャレンジ」や、メタボリックシンドローム解消のために、健康リテラシー向上のセミナーや食事、運動機会に加え、ヘルスケア関連のデジタル機器を提供する「腹スマチャレンジ」も開始し、健康関連施策を拡充しています。
その他、健康保険組合とのコラボヘルスを加速させていることや「働きやすい職場づくり委員会」と連携した継続的な改善への取り組みが評価され、6年連続の選定となりました。
【主な成果】
- 喫煙率の低下
- 2008年度
36% - 2019年度
16% - ウォーキング実施率の向上
- 2014年度
34% - 2019年度
73% - 朝食摂取率の向上
- 2014年度
71% - 2019年度
85% - 休肝日の実施率の向上
- 2014年度
82% - 2019年度
90% - 歯科健診実施率の向上
- 2014年度
31% - 2019年度
78% - 健康診断受診率
- 2019年度
100% - 自分が健康を意識して維持していくことが、
自分と家族の幸せにつながると実感している - 2014年度
72% - 2019年度
89%※2 - 心身のコンディションを整えることが、
仕事と生活のより良いパフォーマンスに
つながると実感している - 2014年度
78% - 2019年度
91%※2
- ※25段階回答の内、「実感している」「まあ実感している」の合算値にて算出
SCSKは、働き方改革をはじめ健康経営の理念に基づく各種の取り組みにより、健康的な行動習慣の定着と意識の変革を役職員自らが実感しています。これらの変化が一番の成果であると言えます。
今後も、情報・通信業界をはじめ、日本の産業界全体へこれらの取り組みを広めていくことで、働く人々の健康寿命の延伸を図り、日本の明るい未来づくりに貢献していきたいと考えています。
関連情報
- 経済産業省ニュースリリース:https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200302002/20200302002.html
- 東京証券取引所ニュースリリース:https://www.jpx.co.jp/news/1120/20200302-01.html
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SCSK株式会社
広報部 後藤
TEL:03-5166-1150
- ※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。