プレスリリース
(2019年)

「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」販売開始

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2019年5月28日(火)

SCSK株式会社
アンリツ株式会社

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、アンリツ株式会社(神奈川県厚木市 代表取締役 社長 グループCEO 濱田 宏一、以下アンリツ)の「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の販売を本日より開始します。

1. 概要

Office 365 をはじめとするクラウドサービスの利用増加、また Windows 10 導入に伴い、企業内のネットワークトラフィックは増加の一途をたどっています。

多くの企業では、ネットワークのさらなる最適化が急務とされる一方、そのコストは決して安いものではありませんでした。

このたび販売を開始する「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」では、高価な機器が有する、ドメイン名ベースの帯域制御が行え、ネットワークの最適化を低価格で提供することが可能となりました。

2. 「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の特長

  • ① クラウドサービス利用環境において、「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の利用により、DNS (Domain Name System)サーバーへの問い合わせ参照によるQoS(Quality of Service)を実現
  • ② アクティブに変更されるサービス提供サイトやサーバーアドレスに自動的に追従し、「PureFlow WS1」が提供する高精度帯域制御や、重要通信の保護、バーストトラフィックの抑制による通信品質の向上を実現
  • ③ 昨今、通信量の肥大化とアップデートサーバーが自由に割り当てられることで課題が生じている、Windows 10のアップデートパッチのダウンロード、Office 365も、「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」によりアクティブに通信制御が実現し、ネットワーク資源を最適化することが可能

3. 「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の詳細

新製品「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」は、高精度帯域制御を実現する「PureFlow WS1」のアドインソフトウェアライセンスです。

「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の利用により、「PureFlow WS1」に以下の機能を実現し、クラウドサービス利用環境や頻繁なソフトウェアメンテナンスが発生する環境で通信品質を最適化します。

<実現機能>

  • ① DNSサーバーからの応答によるサーバー情報の自動学習
  • ② 制御対象ドメイン名によるアクティブ制御

<利用例>

  • ① クラウドサービス利用環境において、ドメイン名をキーにアクティブに通信を制御
  • ② Windows 10など、アクティブに割り当てられるアップデートサーバーへの通信をコントロール
  • ③ 企業内サーバーやデータセンターのサーバー移設において、設定変更やメンテナンスの手間を軽減
  • クラウドサービスやアップデートサービスなどでお使いになる場合は、対象サービスのドメイン名がプロバイダーやWebサイト等で公開されている必要があります。
    PureFlowは、あらかじめ制御対象のドメイン名を登録しておくことで、名前解決発生時にIPアドレスを自動学習し、そのIPアドレスをフィルタ条件として通信を制御します。(2021年10月13日 追記)
  • 本機能で動作するDNSレスポンスパケットはUDPでかつデータサイズ(UDPヘッダ+データ)が512バイト以下(RFC1035準拠)のものです。
    DNSSECおよび、ゾーン転送などで用いられるTCPパケットでは動作しません。また、DNSの拡張方式であるEDNS0(RFC6891)にも対応しておりません。(2021年10月13日 追記)
PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス動作イメージ

4. 「PureFlow WS1」について

「PureFlow WS1」は、高精度帯域制御やTCP高速化といった、ネットワークの課題を1つの筐体で解決する装置です。

1Uハーフサイズながらパケット処理パフォーマンスを強化して高性能化を実現したほか、機能拡張は「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」を筆頭に、アドイン形式でサポートするため、お客様の要望に応じた柔軟な機能拡張で最適なコストでの導入が可能です。

5. 「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」参考製品価格

PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス(型式:NF7500-L141A)・・・・・60万円(税抜)

  • PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンスの利用には、PureFlow WS1本体が別途必要です。
    「PureFlow WS1」本体(基本ソフトウェア、ポート帯域100Mbit/s、2048シナリオ)・・・・・・166万円(税抜)
  • PureFlow WS1本体には初年度のサポート費用が別途必要です。
    (SFPモジュールや、ラックマウントキットなど豊富なオプションもございます。別途お問い合わせください。)
  • SCSKでは導入支援としてハンズオントレーニングを無償でご提供しております。

6. 販売目標

2022年3月末までに、「PureFlow WS1」と「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」セット計300台の販売を目指します。

7. INTEROP TOKYO 2019にて
「PureFlow WS1」「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」を紹介

INTEROP TOKYO 2019 (会期:2019年6月12日~14日、会場:幕張メッセ)へ出展し、SCSKブース(5P13)にて、「PureFlow WS1」と「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」をご紹介いたします。

同ブースではデモンストレーションでご体感いただけますので、ぜひご来場ください。

本件に関する
お問い合わせ先

製品に関する お問い合わせ先

SCSK株式会社
ITプロダクト&サービス事業本部
ネットワーク部
TEL:03-5859-3034
E-mail:gs1-info@ml.scsk.jp
PureFlow 製品サイト
アンリツ株式会社
アプライアンスビジネス部
TEL:046-296-6725
E-mail:an-post@zz.anritsu.co.jp
URL:https://www.anritsu.com/ja-JP

報道関係 お問い合わせ先

SCSK株式会社
広報部 高野
TEL:03-5166-1150
アンリツ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL:046-296-6671

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