故障予兆検知および品質・生産性向上を目的とした「Falkonry LRS」の販売代理店契約を締結
~AIを用いた時系列データ解析ソフトウェア~
-
SCSK株式会社 (本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下SCSK)は、Falkonry社(ファルコンリー社、本社:米国カリフォルニア州、社長:Nikunj Mehta、以下Falkonry社)と販売代理店契約を締結し、AI(機械学習、Deep Learning)を用いた時系列データの解析ソフトウェア「Falkonry LRS(ファルコンリー エルアールエス)」を10月23日から提供開始します。
- 1. 背景
-
昨今、AIやIoT活用が注目される中、産業機器や製品から取得されるデータを活用することで機器の故障予兆をはじめ、製造工程における不良品検知が可能となり、品質および生産性向上などへの期待が大きくなってきています。一方で、データ解析を行う人材やノウハウの不足、システム連携の複雑さなどから、データ活用が課題となっています。
そこで、SCSKは「Falkonry LRS」を提供することで、お客様の求める品質レベルを実現していきます。
- 2. 「Falkonry LRS」の特長
-
「Falkonry LRS」は、製造業の産業機器や各デバイス・センサーなどから振動・温度・圧力などの複数データを取り込み、AIでリアルタイム解析を行うソフトウェアです。
- (1) 迅速かつ信頼性の高い解析力
複数のAIアルゴリズムをFalkonry社独自の手法で組み合わせることで、複数の時系列データを同時に読み込み、各々の相関関係や振る舞いを自動的に解析することが可能。 - (2) 各システムとの連携が容易で、短期間での導入が可能
他社製品連携のためのAPIを用意しており、他の可視化ツールやお客様が持つ既存ソリューションへの組み込みも可能。 - (3) AIアルゴリズムを意識せずに解析が可能
カテゴリや相関関係を自動で認識することで、マニュアル(手作業)での複雑な計算・演算処理が不要。 - (4) クラウド版とオンプレミス版の提供が可能であり、お客様にあったシステム環境に柔軟に対応
外部での保管が難しいデータについても、オンプレミス版を利用することでお客様環境内での解析が可能。
- (1) 迅速かつ信頼性の高い解析力
- 3. 「Falkonry LRS」の時系列データ解析イメージ
-
- 4. 価格
-
構成例として、10ライセンスで年間ライセンス料:3,600万円(税別)
- Falkonry社について
-
Falkonry社は、機械学習に関する技術力を持ったリーディングプロバイダーです。 「Falkonry LRS」は機器から取得されたデータからリアルタイムのパターン認識、状態監視、予兆分析を可能にします。また、複数のアプリケーションを利用されている同社のお客様は、スループット、品質、歩留まりの向上を実現しています。
Falkonryとその製品の詳細については下記URLをご参照ください。
- 本件に関するお問い合わせ先
-
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部 営業推進部 夏目、落藤
電話:03-5859-3003
【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150 -
- ※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。