関西圏に大規模データセンター「netXDC三田第2センター」を竣工
~国内最高水準の信頼性と柔軟な拡張性により、IT戦略を支援~
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下SCSK)は、国内で10センター目となる新データセンター、「netXDC(ネットエックス データセンター)三田第2センター」を2018年12月に竣工します。
「netXDC三田第2センター」は兵庫県三田市にあるSCSKの既存データセンター「netXDC三田センター」の敷地内に第Ⅱ期棟として建設し、今回約13,200㎡(1,500ラック規模)を延床しました。これによりSCSKデータセンターの床面積は、関東圏:約46,000㎡、関西圏:約37,000㎡となり、合計約83,000㎡の規模となります。
(2018年6月現在)
- 1. 背景・目的
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昨今、IoTやAIなど急速に進化するテクノロジーを利用したITサービスが短期間で市場へ投入されていますが、企業はこれらを積極的に活用することで、柔軟な働き方や生産性向上の実現などをより一層求められる時代へと突入しています。ITサービスの柔軟かつ安全な利活用は、サービス提供者・利用者双方にとって大きな鍵であり、ITサービスの基盤であるデータセンターの果たす役割がますます重要になってきています。
「netXDC三田センター」は、SCSKが提供するクラウドサービス「USiZE(ユーサイズ)」シリーズの中核センターのひとつとして、常に高い稼働率を維持しており、今後もさらなる需要拡大が見込める状況となっています。この旺盛な需要に応え、SCSKのITインフラ基盤を増強すべく、新たにSCSK最大級のデータセンターを関西圏に建設することとなりました。
国内8拠点10センター間を張り巡らすネットワークと、高度な仮想化技術の活用により、データセンターを基盤としたハイブリッド環境をスピーディーかつ柔軟に構築。「netXDC三田第2センター」は、IT環境を包括的にカバーするフルアウトソーシングにより、お客様の持続的な事業価値向上に貢献します。
- 2. 「netXDC三田第2センター」概要
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(1) 優れたロケーションと最先端のファシリティ
- ① 活断層や水系からも十分な距離がある丘陵地に立地 ※南海トラフ巨大地震 対策推進地域指定外
- ② 1フロア約500ラック収容可能、1フロア合計100㎡を超えるフリースペースを提供
- ③ 日本データセンター協会(JDCC)が策定するファシリティスタンダード「ティア4」に完全準拠
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(2) 高い安全性の追求(以下、「netXDC三田センター」における外部認証)
- ① ISO/IEC 27001(ISMS)に基づく認証登録 (2008年3月)
- ② ISO/IEC 20000(ITSMS)に基づく認証登録 (2009年3月)
- ③ FISC基準及びJQA運用基準に基づく情報システム安全対策適合証明 (2012年3月)
- ④ JEITA基準及びJQA運用基準に基づく情報システム安全対策適合証明 (2012年3月)
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(3) 高度なITサービスマネジメントの実現
- ① 運用実績が豊富なエンジニア(有資格者)が常駐
- ② ITIL®(IT Infrastructure Library)をベースに設計されたプロセス・ツールを標準実装
- ③ 自動化ツールやウェアラブルデバイスの採用により、高効率かつ高品質の運用業務を実現
【新データセンター施設概要】
所在地 兵庫県三田市 敷地面積 22,641m2 ※隣接するnetXDC三田センターとの合計値 竣工時期 2018年12月(予定) 建物 地上5階、地下1階(免震) 電源設備 特別高圧77kV 本線予備線受電、ガスタービン発電機(無給油連続72時間稼働)、UPS(10分補償) 電力(IT負荷) 12,000kVA(最大) 電力(架) (標準)実効4kVA (最大)実効8kVA 冷却設備 外気冷却+高効率インバータターボ冷凍機 ラック数 1,500ラック -
(1) 優れたロケーションと最先端のファシリティ
- 本件に関するお問い合わせ先
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【データセンターに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
ITマネジメント事業部門
基盤インテグレーション事業本部 営業統括部
netXDC担当
E-mail: netx_contact@scsk.jp【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 杉岡
TEL:03-5166-1150 -
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