プレスリリース
(2018年)
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2018.02.14(水)
SCSK株式会社

AWS環境の適正を診断する
「クラウド診断サービス for AWS」を提供開始
~AWSの設定ミスから起こりえるリスクの洗い出しと対策案を提示~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下SCSK)は、お客様のアマゾン ウェブ サービス(AWS)の環境の適性を診断する「クラウド診断サービス for AWS」を2月15日から提供開始します。

1. 背景

AWSに代表されるパブリッククラウドを企業が採用するケースが増え、オンラインで即座にリソースを調達できるそのスピードを重視する企業が、自社でAWSを使用したシステム構築を行う傾向が高まっています。一方、その用途が開発環境やテスト環境から本番環境へと広がるにつれ、事業部門が独自ルールで構築したシステムについて、セキュリティーリスクが潜在していないか、事業継続が担保される構成となっているか懸念する企業も少なくありません。

このような課題を解決するため、SCSKは、企業がAWS上でシステム構築する際に考慮すべき「セキュリティー」「コスト」「可用性」「管理」の観点から、お客様のAWSの環境設定をチェックし、診断レポートを提供する「クラウド診断サービス for AWS」の提供を開始します。このサービスにより、お客様は現在ご利用のAWSの設定ミスや考慮不足から起こりえるリスクへの対策をとることができます。

2. 「クラウド診断サービス for AWS」概要

これまでSCSKが100社以上のAWSの構築・運用を手がけた実績から見えてきた、企業がAWS上にシステムを構築する際に外せないポイントを網羅した診断項目を元に、お客様のAWS環境を診断し、その結果と対策を診断レポートの形式でご提案します。

(1)「セキュリティー」「コスト」「可用性」「管理」の観点から、ご利用中のAWSの設定ミスによるリスクを洗い出し

以下の観点を網羅した23項目で、お客様がご利用中のAWS環境に課題がないかをチェックし、リスク要因となる箇所を明らかにします。

[セキュリティー] 設定不備などによるセキュリティーリスクはないか
[可用性] 障害/メンテナンスに対する可用性設定はされているか
[コスト] 無駄なコストになっているリソースはないか
[管理] 管理できていないリソースはないか
(2)診断結果を対策案とともに提示

診断レポートには、各項目の診断結果とあわせて、是正するためのベストプラクティスもご提示します。これにより、お客様は具体的な対応をとることができます。

(3)AWSに精通したエンジニアによる対面でのご説明

実際に診断を行ったAWSに精通したSCSKのエンジニアが、診断結果について、直接お客様にご説明するため、お客様はその場で疑問点を解消することができます。

[サービスイメージ]

サービスイメージ

また、診断結果を是正するためのソリューションとして、企業のAWS導入のガイドラインと構築・運用設定の自動化ツールをセットにしたサービス「クラウドリファレンスキット for AWS」をご用意しています。

3. 価格

月額 30万円~(税別) ※1AWSアカウントあたり

4. 売上目標

今後1年間で、100社への導入を目指します。

5. SCSKのAWSサービス

SCSKのAWSサービス「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」は、請求代行から運用サービスまで、AWS活用に役立つサービスを取り揃えています。お客様は、お得にかつ便利にAWSを利用いただけます。

「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」サービス一覧

「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」サービス一覧

SCSKは、AWSアドバンスドコンサルティングパートナーです。

AWSアドバンスドコンサルティングパートナー
本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
基盤インテグレーション事業本部 営業統括部 菊田
TEL:03-5166-2689
E-mail:usize-info@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150

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