安心安全にAWSを活用するノウハウをまとめた
「クラウドリファレンスキットfor AWS」を提供開始
~ITガバナンス強化と経営スピード向上を両立~
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下SCSK)は、企業が安心安全にアマゾン ウェブ サービス(AWS)を活用するためのノウハウをまとめた「クラウドリファレンスキット for AWS」を2017年11月1日から提供開始します。
- 1.背景
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企業の新たなビジネスを生み出し、スピーディな展開を支えるSoE(システム・オブ・エンゲージメント)を促進するために、AWSに代表されるクラウドサービスの活用は不可欠です。一方、クラウドサービスの広まりに伴い、ITリソースの調達が容易となったことで、各事業部門が独自のルールで構築したシステムの乱立を招き、情報漏えいなど企業のセキュリティリスクが増大しています。
このような課題を解決するために、これまで100社以上のAWS構築・運用を手がけてきたSCSKの実績をもとに、企業が安心安全にAWSを使用するためのノウハウをまとめたガイドラインと、自動設定ツールをセットにした「クラウドリファレンスキット for AWS」の提供を開始します。このサービスにより、迅速かつ安全なクラウド導入とITガバナンスの維持強化を実現し、「攻めのIT」によるお客様のビジネス拡大に貢献します。
- 2.概要
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「クラウドリファレンスキット for AWS」は、AWSのサービス仕様に合わせて設計・構築・システム運用の推奨方式をまとめた「AWS利用ガイドライン」、ガイドラインに対応したシステム構成をテンプレート化した「AWSインフラ自動化ツール」、運用の設定の自動化やセキュリティ監査機能を提供する「AWS標準運用ツール」の3つで構成されています。
これらを活用してシステムを設計することにより、品質の一定化と企業システムに必要なセキュリティレベルが確保されます。
また、AWS利用における勘所や利用開始当初に陥りがちな落とし穴を考慮した利用ガイドラインと、設定ミスを防ぐ自動化ツールの活用によって、設計・構築・運用開始期間の短縮および設定の負荷軽減を実現します。お客様は社内外のAWSエキスパートに委託することなく、自身でAWSの導入・運用ができるようになります。
- 【AWS利用ガイドライン】
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システム稼働率/用途別の構成デザインパターンや、ネットワークやセキュリティ、命名規則などのインフラ設計方針をまとめたドキュメントです。ガバナンスが効いたシステム設計を支援します。
- 【AWSインフラ自動化ツール】
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利用ガイドラインに対応したAWSのデザインパターンのテンプレートです。テンプレートにより、自動的に標準化されたシステムが構築されます。システム構成を標準化しておくことで、システム構築期間の短縮と品質の統一が図れます。
- 【AWS標準運用ツール】
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ネットワークやバックアップ、監視等AWS運用設定を自動化するスクリプト群、およびガイドラインに沿ってインフラが実装されているかをチェックする継続的なセキュリティ監査機能を提供します。
※「クラウドリファレンスキット for AWS」は、「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」をご契約のお客様にご提供するサービスです。定期的に更新を行い、最新のAWSのサービスに対応します。また、テンプレート、スクリプトとのカスタマイズ/テーラリングの最終的なチェックは、SCSKが実施します。
- 3.価格
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月額 5万円(税別) ※1年間の最低利用期間あり
- 4.売上目標
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今後1年間で、150社への導入を目指します。
- 5.SCSKのAWSサービス
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SCSKのAWSサービス「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」は、請求代行から運用サービスまで、AWS活用に役立つサービスを取り揃えています。お客様は、お得にかつ便利にAWSを利用いただけます。
「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」サービス一覧
SCSKは、AWSアドバンスドコンサルティングパートナーです。 - 本件に関するお問い合わせ先
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【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
基盤インテグレーション事業本部 営業統括部 菊田
TEL : 03-5166-2689
E-mail : usize-info@ml.scsk.jp【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL : 03-5166-1150 -
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