プレスリリース
(2016年)
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2016.11.15(火)
SCSK株式会社

お客さまとのOne to Oneコミュニケーションを実現する
地域金融機関向けスマホアプリ「MINEFOCUS」を提供開始
~広島銀行ポータルアプリ「ひろぎんアプリ」に導入~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:谷原 徹、以下SCSK)は、SCSKが長年システム開発・運用・保守を通じて培った金融関連ノウハウと、昨今のFinTechなどさまざまな先進技術を組み合わせて開発した、One to Oneコミュニケーションを実現する地域金融機関向けスマホアプリ「MINEFOCUS(マインフォーカス)」を11月15日から提供開始します。

提供開始に先立ち、株式会社広島銀行(本店:広島県広島市、代表取締役頭取:池田 晃治、以下広島銀行)とは各機能の実用化に向けて相互協力を行い、広島銀行ポータルアプリ「ひろぎんアプリ」※1への「MINEFOCUS」の導入を決定いただきました。

※1 広島銀行の「ひろぎんアプリ」は、本日(11月15日)からサービス提供を開始しています。

1.背景

SCSKは、金融機関、製造業、流通業、通信業向けなど、すべての業種・業界向けにさまざまな業務システム・サービスを提供しています。特に昨今、金融機関においては、既存業務の効率化や知見の有効活用を目的に、いわゆるFinTechの積極活用が進み始め、業務システム・サービスへの新技術の提供やスマホを活用したアプリの提供が求められています。

2.「MINEFOCUS」の概要

このような要望のもと、SCSKではFinTechを代表とするさまざまな新技術としてAIなどに注目し、地域金融機関のお客さまに日常的にご利用いただけるスマホアプリの提供を開始します。

  • 【ポイント】
    • ①新技術の採用
      Automagi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:櫻井 将彦)の提供する人工知能ソリューション「AMY(エイミー)」の対話機能APIと連携し、AIを活用したより自然な対話形式でのFAQを実現しています。今後さらに対話範囲の拡充を目指すとともに、お客さまとのコミュニケーションツールとして活用していきます。
    • ②地域金融機関のポータル機能
      地域金融機関の新たなチャネルとして「口座開設」や「周辺店舗ATM照会」などのポータル機能を提供します。
    • ③スマホアプリ+実行環境の提供
      地域金融機関がご利用中のスマホアプリ実行環境(クラウド基盤や各種APIなど)と連携することで、スピーディーな導入を実現します。
    • ④ホワイトラベルでの提供
      スマホアプリ「MINEFOCUS」は、地域金融機関にホワイトラベル形式で提供しますので、各地域金融機関のブランドでお客さまにご提供可能です。
  • 【「MINEFOCUS」の基本メニュー】
    1つのスマホアプリで以下の5機能を提供します(今後実現予定の機能を含みます)。
    • タイムライン(記事配信、ツィート、チャット、クーポン配信)
    • アシスタント(自動応答FAQ、事前ヒアリング、各種通知 など)
    • 家計簿(家計簿、アグリゲーション、各種試算 など)
    • ポータル(リンク&店舗検索、口座開設、残高・入出金明細、相談予約 など)
    • マイページ(ログイン、SNS連携、各種設定 など)
  • 【アプリ画面イメージ(広島銀行ポータルアプリ「ひろぎんアプリ」)】
    アプリ画面イメージ(広島銀行ポータルアプリ「ひろぎんアプリ」)
3.今後の展開

地域金融機関が求めるアプリ機能からスタートし、今後は先進技術を取り入れながら「日常生活」と「地域」に密着したユーザ体験を実現することで、金融機関のお客さまにより便利に愛着を持ってご利用いただけるスマホアプリへと進化させ、サービス開始から3年間で20行への提供を目指します。

本件に関するお問い合わせ先

【製品に関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
金融システム事業部門 事業推進グループ
営業推進部 FinTech課
TEL:03-5166-1337


【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 杉岡
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。