プレスリリース
(2014年)
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2014.06.23(月)
SCSK株式会社

SCSKのERPパッケージが「Oracle Exalogic Elastic Cloud」に対応
~ 会計データの処理時間を40%短縮「Oracle Exalogic Optimized」プログラムを国内初取得 ~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK) は、自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」のインフラ基盤として、Javaベースのアプリケーションをはじめとする多数のアプリケーションを超高速に実行するオラクルのエンジニアド・システム「Oracle Exalogic Elastic Cloud(オラクル エクサロジック エラスティック クラウド)」(以下Oracle Exalogic)上での稼働検証を行い、会計データの高速処理における最適化を実現しました。あわせて、「ProActive E2」は国内で初めて「Oracle Exalogic Optimized」プログラムを取得しました。

すでにデータベース・マシン「Oracle Exadata」でも「Oracle Exastack Optimized」プログラム*を取得しており、今回の「Oracle Exalogic」とあわせ、両分野でプログラムを取得しています。

* 「Oracle Exastack Optimized」プログラムは、Oracle製品が、自社開発アプリケーション(今回はProActive E2が対象)の動作環境としてサポートしていることを証明するとともに、同製品上で優良なパフォーマンスを発揮するためにアプリケーションが最適化されていることを証明するプログラムです。

1.背景

経営の多角化や事業の拡大に伴い、ERPパッケージにおけるデータ処理性能向上へのニーズが年々高まっています。「ProActive E2」は、「Oracle Exadata」上でのアプリケーションの最適化を行うことで、大量データの処理性能向上を実現しました。

今回は上記に加え、お客様の生産性向上による業務効率改善のさらなる支援を目指し、「Oracle Exalogic」上での稼働検証と最適化を行いました。

2.「Oracle Exalogic」での検証結果

「ProActive E2」が「Oracle Exadata」に加えて「Oracle Exalogic」に対応することにより、基幹業務における大量データの処理時間を大幅に短縮することができ、業務遂行の効率化や経営における迅速な意思決定を支援します。

【検証結果】

  • 外部システムからのデータ取込時間を40%短縮※
  • 請求書データの作成時間を30%短縮※
  • 入金情報に紐づく回収予定の請求伝票の自動回収消込時間を30%短縮※ など

※SCSK検証に基づく算出データより

3.日本オラクル様からのエンドースメント

今回の発表にあたり、日本オラクル様より以下のコメントをいただいています。

日本オラクルは、SCSK株式会社のERP製品「ProActive E2」の「Oracle Exalogic Elastic Cloud」対応を歓迎いたします。

「Oracle Exalogic」は、Javaアプリケーションをはじめとするさまざまなシステムに比類のないパフォーマンス、シンプルな運用と高い可用性を提供し、すでに多くのお客様に採用されビジネスを支える基盤として利用されています。今回の対応により会計データの高速処理とシステムの最適化が実現できました。

また、SCSKは 「Oracle Exastack Optimized」 プログラムの「Oracle Exalogic Optimized」 を国内で初めて取得され、「Oracle Exalogic」 の高いパフォーマンスをすぐに展開できることが証明されました。「ProActive E2」を利用するお客様のビジネス生産性向上と迅速な意思決定をさらに強力に支援できると期待しています。

今後も、両社の協業体制を充実させ、お客様のためのシンプルなIT環境の構築およびビジネスへの貢献を推進していきます。

日本オラクル株式会社
執行役員 Fusion Middleware事業統括
桐生 卓

本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
ProActive事業本部

TEL 東京:03-3570-5380 名古屋:052-209-7007
  大阪:06-6223-8765 福岡:092-472-5800
E-mail:proactive@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 西広
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

<別紙>

「ProActive E2」について

「ProActive E2」は、“ProActive”シリーズの豊富な導入実績と業務ノウハウ、そして確かな技術を礎に生み出された、SCSKが開発したERPパッケージです。連結決算の早期化、連結経営のスピード化を実現する「グループ統一システム導入」などの多くの事例を有しております。国際財務報告基準(IFRS)など大きな会計基準の変更にも迅速に対応し、統合されたビジネスプロセス、一元管理されたデータをもとに、迅速な意思決定を実現するための経営を支えるシステム基盤を提供いたします。

ProActive Webサイト
URL:http://proactive.jp/新規ウィンドウ

「Oracle Exalogic Elastic Cloud」について

Oracle Exalogic Elastic Cloudは、Javaベースのアプリケーションをはじめとする多数のアプリケーションを超高速に実行するオラクルのエンジニアド・システムです。TCOの低減、リスクの軽減、ユーザーの生産性向上とワンストップサポートを実現するとともに、オラクルやJava、その他のアプリケーションに卓越したパフォーマンスを提供するように設計されたハードウェアとソフトウェアです。

Oracle Exalogic Elastic Cloud Webサイト
URL:http://www.oracle.com/jp/products/middleware/exalogic/overview/index.html新規ウィンドウ

「Oracle Exadata」について

オラクルの次世代データベース・マシンであり、大量のメモリと低コストのディスクを組み合わせることで、最高のパフォーマンスとペタバイト規模のスケーラビリティを最小限のコストで実現します。変動が激しく予測のつかないクラウド・コンピューティングの負荷に最適なデータベース基盤です。統合によるITコストの削減、最大10倍のデータの保存、全アプリケーションのパフォーマンスの向上、システム統合の試行錯誤を排除することによる製品化までの時間短縮、リアルタイムでのより適切なビジネスの意思決定が可能になります。

Oracle Exadata Database Machine Webサイト
URL:http://www.oracle.com/jp/products/database/exadata/overview/index.html新規ウィンドウ