SCSKのERPがアマゾン ウェブ サービス環境にて
サイバー・コミュニケーションズの新基幹会計システムとして本番稼働
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK)は、自社開発ERPパッケージ「ProActive E2」が、株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:新澤 明男、以下cci)の新基幹会計システム「DK3システム(ディーケイスリーシステム)」として、「アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)」上で、2014年4月から本番稼働を開始したことを発表します。
- 1.背景
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cciは、電通グループのインターネットメディアレップとして1996年に設立されました。現在では、急速な成長を続けるインターネット広告市場において、メディアレップの国内最大手として業界を牽引されています。
cciでは、電通グループのセキュリティ基準を満たす認証プロセスで、クラウド・コンピューティングを活用することが考慮されるようになり、高いセキュリティを保ちつつ、事業継続性の確保と総保有コストの削減を実現するため、基幹システムのクラウド化に踏み切りました。
- 2.選定ポイント
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cciは、回線の二重化やデータの安全管理など情報セキュリティ基準を満たした上で、業務効率の改善、決算早期化、管理会計の強化を実現できるERPとクラウド基盤の選定を行いました。その結果、複数のデータセンターでのシステム運用が可能で、初期費用が不要なAWS上で「ProActive E2」を稼働させることが最適であると判断し、SCSKが提案する新基幹会計システムに決定しました。
なお、「ProActive E2」がAWS上で稼働するのは今回が初の事例となります。
<選定ポイント>- 部門別、商品別の損益計算書が把握できること
- 電通グループの情報セキュリティ基準へ適合できること
- 事業継続性(BCP)が確保できること
- 総保有コスト(TCO)が削減できること
- 標準機能を活かした導入により、早期にシステムを構築できること
- 3.サイバー・コミュニケーションズご担当者様のコメント
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インターネット広告市場は、スマートフォンやタブレット端末などの爆発的な普及によるデバイスの多様化の波を受けて、より高付加価値かつ費用対効果の高い広告商品が求められています。このような外部環境の変化に迅速かつ的確な対応が求められるなか、よりスピーディな経営情報の把握ができる点を期待し、「ProActive E2」を採用しました。
また、cci、SCSK両社ともAWSのパートナーであることと、「ProActive E2」の豊富な標準機能により最小限のカスタマイズで業務に適合できたことから、スピーディにシステムを構築することができました。本基幹会計システムをクラウド環境に構築したことは、電通グループにとっても先進的なものであり、導入期間と運用コストを大幅に低減することができました。
今後、本システムを活用することで、より一層積極的なビジネス展開につなげていきたいと思います。
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
テクノロジー・ディビジョン
エクゼクティブ・テクニカル・エキスパート
宮一 良彦 - ■「ProActive E2」について
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「ProActive E2」は、“ProActive”シリーズの発売開始から20年間で得た豊富な導入実績と業務ノウハウ、そして確かな技術を礎に生み出された、SCSKが開発したERPパッケージです。連結決算の早期化、連結経営のスピード化を実現する「グループ共通システム導入」などの多くの事例を有しております。国際財務報告基準(IFRS)など大きな会計基準の変更にも迅速に対応し、統合されたビジネスプロセス、一元管理されたデータをもとに、迅速な意思決定を実現するための経営を支えるシステム基盤を提供します。
ProActive Webサイト : http://proactive.jp/
- 本件に関するお問い合わせ先
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【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
ProActive事業本部
TEL 東京:03-3570-5380 名古屋:052-209-7007 大阪:06-6223-8765 福岡:092-472-5800
E-mail:proactive@ml.scsk.jp【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 杉岡
TEL:03-5166-1150- ※ 記載された内容は発表日現在の情報です。また、文中に記載された会社名および製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
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