SCSKのERPパッケージ「ProActive E2」 データベース・マシン「Oracle Exadata」に対応
~ 大量データの処理効率を4倍に向上 「Oracle Exastack Optimized」プログラムを取得 ~
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK) は、自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」のデータベース基盤として、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata(オラクル エクサデータ)」上での稼働検証を行い、大量データの高速処理における最適化を実現しました。あわせて、「ProActive E2」は「Oracle Exastack Optimized」プログラム*1を取得しました。
*1 「Oracle Exastack Optimized」プログラムは、Oracle製品が、自社開発アプリケーション(今回はProActive E2が対象)の動作環境としてサポートしていることを証明するとともに、Oracle製品上で最良なパフォーマンスを発揮するためにアプリケーションが最適化されていることを証明するプログラムです。
- 1.背景
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激しく変化するビジネス環境への対応として、ガバナンス強化のためのグループ共通システムの利用が促進され、特に販売管理領域は自社開発からパッケージ活用へシフトし、業容拡大に伴う取引件数増加への対応など、ERPパッケージにおける大量データの処理性能向上や信頼性への期待が高まっています。
かねてより「ProActive E2」は、お客様の利便性を第一に考えたさまざまな機能強化を行ってきましたが、このたび、「Oracle Exadata」上での稼働検証とアプリケーションの最適化を行い、大量データの処理性能向上を実現しました。
- 2.「Oracle Exadata」での検証結果
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「ProActive E2」が「Oracle Exadata」に対応することにより、基幹業務における大量データの処理時間を大幅に短縮することができ、業務遂行の効率化や経営における迅速な意思決定を支援いたします。
【検証結果】
- システム間のデータ連携の処理効率が4倍にアップ
「ProActive E2」財務会計システム上の5,000万件の実績データを「ProActive E2」管理会計システムに連携する際に、平均処理時間として75%の短縮を実現。 - 外部システムからのデータ取込処理時間が半減
外部システムで作成した会計仕訳や請求データなどの50万件のデータを「ProActive E2」に取り込み、平均処理スピードを2倍に向上することに成功。
- システム間のデータ連携の処理効率が4倍にアップ
- 3.日本オラクルからのエンドースメント
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今回の発表にあたり、以下のコメントをいただいています。
日本オラクルは、「Oracle Exadata」に対応する「ProActive E2」のリリースを歓迎いたします。オラクルが提供する「Oracle Exadata」は、「Oracle Database」をベストな性能、運用性、可用性でお使いいただくため日本市場でも広く採用され、お客様の基幹系システムや情報活用基盤として稼働しています。
今回のSCSKによる実機検証により、高いパフォーマンスが証明されたことで、幅広いお客様の経営を支えるERPとして支持されている「ProActive E2」に対し、大規模顧客での運用性向上につながると期待しています。
今後も、両社の協業体制を強化し、事業継続を支える堅牢な企業システムの実現に貢献していく所存です。
日本オラクル株式会社
執行役員 製品戦略事業統括本部 統括本部長 山本 恭典 - 【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
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SCSK株式会社 ProActive事業本部
TEL 東京:03-3570-5380 名古屋:052-951-0418 大阪:06-6223-8765 福岡:092-472-5800 - 【報道関係お問い合わせ先】
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SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150 -
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