プレスリリース
(2013年)
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2013.04.08(月)
SCSK株式会社

パイオニアの中国現地法人に販売管理システムを提供開始
~ アプリケーション開発はSCS上海、クラウド基盤はSCSKの「USiZE」を活用 ~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、パイオニア株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下パイオニア)の中国現地法人であるPioneer China Holding Co., Ltd.(本社:中国上海市、以下PCH)に対して、SAPの販売管理システムを導入し、2013年2月より稼働を開始しました。

なお、アプリケーション開発はSCSKの中国現地法人である住商信息系統(上海)有限公司(本社:中国上海市、以下SCS上海)が担当し、そのシステムはSCSKのクラウド基盤「USiZE(ユーサイズ)」で運用しています。

<提供内容>

SCS上海は、法律、税制、商習慣等、システム導入の難易度が高い国の一つとして知られている中国において、およそ30社にわたるシステム導入実績があり、SAPの中国専用テンプレートによる開発作業の効率化を実現しています。すでに日本、米国、欧州、東南アジアの各拠点において、SAPを販売管理システムに採用しているパイオニアが、同社の中国現地法人へSAPを導入するにあたり、SCSKおよびSCS上海の中国における豊富なSAP導入実績が評価され、導入パートナーとして採用されました。

販売管理システムとしてSAP ERP6.0を採用し、アプリケーション開発はSCS上海が担当、システム基盤にはSCSKのクラウド基盤「USiZE」を活用しています。また、同システムの開発フェーズにおいても「USiZE」を活用することで、ハードウェアの調達に必要なリードタイムを大幅に短縮し、かつ開発ピークにおけるシステムの高負荷時にインフラリソースを増強するなどして、開発開始から約5.5ヶ月という短期間で、PCH向けに同システムの稼働を実現しました。

なお、日本におけるパイオニアのSAP運用環境は、2012年8月よりSCSKのクラウド基盤「USiZE」へ移行しており、SAPのシステム基盤および運用関連コストの約50%削減を実現しています。

今後も、SCSKとSCS上海は、一体化したプロジェクト推進による運用サポートを実施し、PCHに対して安心かつ安全なSAPのシステム運用を実現してまいります。

■「USiZE」について

「USiZE」は、「Utility(公共サービス=利用した分だけ料金を支払う)」と、「You/Your(あなた/あなたの)」の両方を意味する「U」と、「SIZE(規模、大きさ)」を組み合わせたSCSKのクラウドサービスを示す造語です。

SCSKのデータセンターに設置したITリソース(サーバー/ストレージ、ネットワーク、運用)を、お客様ごとの要件に基づいた最適な形で提供するクラウドサービスです。SCSKでは、SAPをはじめとする企業の重要な基幹システムを「USiZE」上で構築・運用する案件をここ数年間に積極的に取り組み、多数の実績を作っています。今回もこれまでの経験とノウハウに基づき、プロジェクトを推進しています。

■SCS上海について
社名 住商信息系統(上海)有限公司
設立 2007年2月
株主 SCSK株式会社(100%)
URL http://www.scs-sh.com/ 新規ウィンドウ
事業内容 中国国内の主に日系企業に対して、システムコンサルティング、システム開発、パッケージ導入、インフラ構築、運用保守を提供。日本国内の企業向けにはオフショア開発を提供。
【本件に関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社
netXデータセンター事業本部 サービス営業部
小松崎
TEL:03-6438-3134 / FAX:03-6438-3509

【報道関係お問い合わせ先】

SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150

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