プレスリリース
(2013年)
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2013.01.04(金)
会社名 SCSK株式会社
代表者名 代表取締役社長 中井戸 信英

2013年 SCSK社長年頭挨拶

明けましておめでとうございます。
年頭にあたりまして、ご挨拶を申し上げます。

昨今の日本を取り巻く経済環境は、欧州債務問題に起因する経済停滞や、日中摩擦によるビジネスへの影響など、依然として不透明な状況にあります。また、日本国内においては、東日本大震災からの復旧・復興による内需はあるものの、海外景気の減速感の強まりを受けて、企業の設備投資に対する慎重姿勢は継続しています。

このような環境下において、当社は2011年10月の住商情報システム株式会社と株式会社CSKの合併を経て、昨年4月より新会社「SCSK株式会社」として初めて通期としての事業年度をスタートし、社内では、人事制度をはじめとする諸制度の統合・整備、および組織・人材の融合を進め、大きな飛躍を目指すための体制を整えることができました。また、事業面では、「クロスセル」の推進、クラウドビジネスの拡充、グローバル関連ビジネスの拡大の3つを基本戦略として定め、積極的に展開してまいりました。
2013年は、合併時に定めた経営計画における中間点であり、次のステップへと発展するための重要な一年となります。前述の3つの基本戦略の推進を加速させるとともに、さらなる収益力の強化、開発業務の効率化、クラウド人材・グローバル人材の育成を進めてまいります。また、新会社が社員にとって「働きやすく、やりがいの持てる会社」となるべく、人事制度を含めた労働環境のさらなる整備・改善を全速力で進めてまいります。

当社は、経営理念に「夢ある未来を、共に創る」を掲げています。「夢ある未来」の定義は、お客様ごとに、また社員一人ひとりにとっても異なるものかもしれません。しかし、「夢ある未来」を求める気持ちはすべてのお客様、そしてすべての社員に共通する思いであり、大切にすべき「心の軸」であると考えています。われわれは、ITを通して新たな価値を生み出し、お客様の求める未来を、社員が求める未来を「共に創る」ことで、未来に向けて成長し続ける企業となることを目指してまいります。

本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

以上