認証アプライアンスサーバ「RADIUS GUARD™」販売開始
~スマートデバイス対応のネットワーク認証、アカウント管理を容易に実現~
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸信英、以下SCSK)は、日立電線ネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:筒井輝明)の協力のもと、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスやPCからのリモートアクセス時のネットワーク認証、ユーザ管理の運用を実現する認証アプライアンスサーバ「RADIUS GUARD™ (ラディウス ガード)」を、2013年1月7日(月)より販売開始します。
- 1.背景
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スマートフォンやタブレット端末の導入が進み、リモートアクセスを行う利用者やデバイスが増え、組織内無線LANなどリモートアクセス環境を整備する企業や学校が増加しています。ネットワークにアクセスする利用者や端末の管理が適切に行われていない場合、第三者や未承認端末からの不正アクセスによる情報漏えいが起こりやすく、アクセス管理の重要性が一層求められています。そこで一般的なアクセス管理方法として、認証用ソフトウェアを汎用サーバに導入した認証サーバによって、利用者や利用端末を認証し、ネットワークのアクセスを制限することとなります。しかしながら、この認証サーバを維持するためには、認証ソフトウェアだけでなくサーバOSの脆弱性管理など、アクセス管理と直接関係のない部分でメンテナンスを行う必要があり、さらには認証サーバに不具合が発生した場合の原因究明は複雑であり、アクセス管理に関わる運用負荷も大きくなっています。
このような問題を解決するために、マルチデバイスからネットワークを安全に利用できる環境や、運用負荷の少ないアクセス管理の仕組みが求められています。
- 2.「RADIUS GUARD™」について
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「RADIUS GUARD™」は、認証機能を持つスイッチなどとのRADIUS認証により、不正アクセスや未承認の持込端末によるネットワーク利用を制御し、セキュアなネットワークを実現します。専用アプライアンスのため、認証サーバ方式に比べ、認証サーバの構築や、運用時のOSの脆弱性管理などが不要であり、導入時、運用時の作業負荷とコストを削減します。
<「RADIUS GUARD™」の特長>
セキュアな認証機能を標準提供
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業界標準の802.1X認証※1、Web認証、MAC認証、外部LDAP※2/AD※3連携機能や、同一ハードウェアでのDHCP※4機能を標準提供
運用負荷を軽減
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証明書発行機能、スマートデバイス証明書発行にも対応
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企業の組織構造に沿った組織単位のアカウント管理
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ユーザ申請・端末申請・管理者承認のワークフロー機能を標準提供
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日本語GUIの分かりやすい管理画面
高いコストパフォーマンス
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1機種で200から10,000ユーザまで対応
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スマートデバイス認証を標準提供
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- 3.販売目標
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文教、自治体、官公庁、一般企業、金融関連企業を中心に、今後1年間で3億円
※1 802.1X認証:ネットワーク内のユーザ認証方式を定めた規格。認証されている端末にのみ通信を許可する。有線・無線接続に使用可能な検疫ネットワークの中核技術
※2 LDAP:ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや端末など利用環境に関する情報を管理するサービス
※3 AD: ネットワーク上のサーバ、クライアントなどのハードウェア資源と、それらを使用するユーザの属性、アクセス権などの情報を一元管理するサービス
※4 DHCP:ネットワークに接続する端末に、IPアドレスなど接続に必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル
販売開始と同時に、発売記念キャンペーンを実施します。詳細は販売開始日にSCSK Webサイト内で告知いたします。ご興味のある方はお問合せください。
- 本件に関するお問い合わせ先
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【製品・サービスに関するお問合せ先】
SCSK株式会社 ITエンジニアリング事業本部 エンジニアリングソリューション第1部
TEL : 03-5859-3034
E-mail:RG-info@ml.scsk.jp【報道関係からのお問い合わせ先】
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広報部 栗岡
TEL : 03-5166-1150 -
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