プレスリリース
(2012年)
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2012.04.04(水)
SCSK株式会社

netXDC大阪第1センター、関西BCP支援データセンターとして強化・拡充
~ 運用実績豊富なSEを配置した万全な体制で、実効性の高いBCPを支援 ~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、関西千里中央地区の都市型データセンター「netXDC(ネットエックス・データセンター)大阪第1センター」を、新たにBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)支援データセンターとして強化・拡充し、2012年4月4日からサービス提供を開始したことをお知らせします。

1. 背景・目的

企業活動に大きな影響を与える自然災害への対策として、企業の事業継続性の向上は喫緊の課題となっています。

こうした中、ITシステムの分散運用は重要な対策のひとつと位置づけられており、バックアップシステムの構築に取り組む企業は増えています。しかし、自社でバックアップシステムの運用要員を配置することは、スキル・コスト両面で大きな負担となることから、機器の分散配置のみというハード面の対策に留まるケースが多いのが実状です。不測の事態にもシステムの稼働を継続するためには、メインシステムが停止した際、バックアップのシステムを迅速に、かつ適切に「稼働」させる運用要員とスキルが必要であり、ソフト面が機能してはじめて有効な災害対策といえます。

この課題を解決すべく「netXDC大阪第1センター」では、クリティカルなシステムの豊富な運用経験を持つハイレベルなSE(システムエンジニア)を配置し、お客様のバックアップシステムを適切に運用するサービスを提供いたします。

2. 特長

「netXDC大阪第1センター」は、ソリューション指向型のデータセンターとして多様な運用サービスを提供してきました。このたび、お客様のBCPを支援するため、実績のある運用SEを配置し、災害対策の負担を軽減する体制を強化・拡充しました。メインセンターとして、バックアップセンターとして、質の高い運用を提供します。

  1. ①運用実績豊富な運用SEを配置
    -基幹系をはじめ、クリティカルなシステムの運用実績が豊富な運用SEを配置
    -手順化された定型的な対応だけでなく、障害時の問題切り分けや復旧対応など、高度な判断に基づく自律的な対応が即時・的確に可能
    -日々の運用実績に基づく改善提案を行い、運用品質の向上を支援
  2. ②運用アウトソーシングサービス
    -ITILをベースに標準化された運用プロセスにのっとり、運用SEによる各種運用サービスを提供
    -定型的な運用だけでなく、お客様専任のSE(アカウントSE)による定型化できないシステム運用を提供
  3. ③IT-BCP支援サービス
    -BCPに関するコンサルティングや策定支援
    -企業の事業継続・災害対策への取組みを簡易診断
    -事業継続計画(BCP)および災害対策計画(DRP)の策定支援
  4. ④広域のネットワーク網
    -関西地区だけでなく、関東地区の当社データセンター(netXDC)とネットワークで接続されており、広域ネットワーク網を実現。メインセンターだけでなく、DR(Disaster Recovery:災害復旧)センターとしての活用も可能
  5. ⑤災害(津波・高潮など)に強い立地
    -大阪湾から10㎞以上離れており、海抜78mの位置
  6. ⑥便利なアクセス
    -大阪国際空港からモノレールで12分
    -新大阪から地下鉄で13分
  7. ⑦堅牢なセキュリティを完備
    -常駐する警備員による入館時の身元確認および入館カードの貸出
    -複数名の入館を防止するセキュリティゲート設備
    -ラックはICカード認証とパスワードの二重ロックが可能
    -なりすまし防止(生体認証)
    -サーバールームへの共連れ検知(センサー)
    -合計7ヶ所のセキュリティチェック
  8. ⑧環境に配慮した空調方式を採用
    -ラック列間の給排気を物理的に分離する空調方式を採用することで、空調効率を向上させ、消費電力を抑えた省エネルギー運用
3. 販売目標

2012年度 売上10億円

4. netXDC(ネットエックス・データセンター)について

トータルサービス提供を目指し、システムの設計から、構築、運用、改善まで、システムライフサイクル全体の効率化を支援する、提案型のアウトソーシングサービスを提供するデータセンターです。現在稼働する関東エリアと関西エリアの各データセンター間を広域ネットワークで接続し、仮想的にひとつのデータセンターとして機能するよう、統合的な運用を実現しています。

また、netXDCを運営基盤としたセキュアなクラウドプラットフォームを構築。高い可用性のサービス基盤を熟練の技術力で運用し、確かな品質でITリソースをオンデマンド提供するIaaSを中心に、プライベートクラウドから、クラウドサービスポータルを活用したマルチクラウド環境の構築まで支援するハイブリッドクラウドソリューションを提供しています。

多様なニーズに応えるために、ファシリティの提供だけでない、真のITサービスを提供する、SCSKの実績とノウハウを活かしたソリューション指向のデータセンターです。

SCSK株式会社について

SCSK株式会社は、2011年10月に住商情報システム株式会社と株式会社CSKが合併し誕生しました。
両社の各産業分野における技術力・ノウハウ・知財などを相互に活用するとともに、システム開発、ITインフラ構築、IT マネジメント、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ITハード・ソフト販売を有機的に統合することで、フルラインナップのサービスをご提供いたします。
また、住友商事をはじめとするお客様の世界各国におけるITシステム・ネットワークのサポート実績を活かし、グローバルITサービスカンパニーとして、さらなる飛躍を目指してまいります。

URL:http://www.scsk.jp/

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社
ITマネジメント第一事業本部 関西IT基盤ソリューション部
担当:渡辺、安藤
TEL:06-6833-2675
E-mail:netx_contact@ms.scsk.jp
 

【報道関係者からのお問い合わせ先】

SCSK株式会社
広報部
担当:杉岡
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。