株式会社日本能率協会コンサルティング
SCSKと日本能率協会コンサルティング、最適生産管理システム構築で協業
~中堅製造業向け業務革新支援サービス「Process Synchronized with System」を提供開始~
-
経営コンサルティングファームの株式会社日本能率協会コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 隆、以下 JMAC)とITサービスカンパニーのSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下 SCSK)は、売上高300億円から1,000億円規模の製造業中堅企業向けに、新たに業務革新支援サービス「Process Synchronized with System」の提供を4月2日より開始します。
本サービスは業務革新の企画から業務システムの構築・定着・維持までをシームレスに支援し、ビジネス環境の変化が著しい製造業の企業体質強化につなげます。初年度となる2012年度は10社への提供を目指します。
- 1. 背景
-
現在、製造業における多くの中堅企業は、以下の課題を抱えています。
- ERPは導入したが、刻々と変化する事業のライフサイクルにERPパッケージの業務システム機能が対応できず、経営成果にうまくつながっていない。
- 海外展開や新事業を始めようとしているが、既存事業からの人・技術・情報システムなどの段階的リソース・シフトがうまく進まない。
- 自社で業務システムを段階的に個別に構築してきたが、業務システム全体を把握できる人材が不在となり、業務変化に合わせた情報システムの改変が柔軟・迅速に対応できなくなっている。
- 業務データを、最適業務に合わせて全社でデータ統合していきたいが、どのように推進すればよいか困っている。
このような企業に対して本サービスは、事業をライフサイクルという視点でとらえ、業務と情報システムをベストマッチングさせることで、真の業務サービスレベル向上と効率化に直結する情報システムの構築を支援します。
- 2. 本サービスの概要
-
業務改革支援サービス「Process Synchronized with System」は、“ものづくり”をキーワードにしたJMACの経営革新支援サービスと、顧客の要望に合わせて柔軟に生産システムを構築できるSCSKのソリューション「atWill Template(アットウィル・テンプレート)」を融合し、業務改革案の作成から要件定義、システム開発・運用、定着化までを一貫して提供するサービスです。
これまで役割が分断され、連携が難しかった業務革新のプロとシステム開発のプロが、業務改革の最初のステップからシステム導入後の運用・定着化まで、顧客と共に常に課題を共有化し、最適な解決方法を「効果」「実現性」の観点から選定しながら進めていきます。
JMACが最適なビジネスプロセスを実現する業務改革案の作成を行った後、JMACとSCSKが共同で業務とシステムの要件定義を行います。次に、顧客の最適化された業務案件に基づき、「atWill Template」を活用したシステム開発をSCSKが行い、その後、当初の仕様通り機能するかの検証、システムをうまく使いこなすための教育などの運用・定着化のためのフォローをJMACとSCSKが共同で行います。
なお、料金は対象となる事業領域や業務の範囲や複雑さによって異なるため、個別見積りとなります。<成果事例>
本サービスの本格提供開始に先駆け提供したお客様では、在庫30%削減、業務工数15%削減、システム費用30%削減(ERPとの比較例)を実現することができました。 - 「atWill Template」について
-
製造業のビジネスプロセスの中でも、受注から資材の調達、製造、出荷までのフェーズを対応領域とし、販売管理、購買管理、生産管理、物流管理、原価管理をシステム化できるテンプレートです。
ライセンスフリー(初期ライセンス・保守ライセンス)でカスタマイズ制約も少なく、開発生産性向上の為のツールも完備しており、これによってお客様の「経営」課題や業務遂行上の「問題」の“見える化”を可能にし、かつ高い操作性による現場の使い勝手も実現する新しい生産管理システムの構築のご提案です。
以上
- ■本サービスに関するお問い合わせ先
-
株式会社日本能率協会コンサルティング
企画営業本部 安本
Tel:03-3434-0982SCSK株式会社
流通サービスシステム事業部 営業推進部 永野
Tel:03-5166-2706 - ■報道関係お問い合わせ先
-
株式会社日本能率協会コンサルティング
企画営業本部 石田
Tel:03-3434-0982SCSK株式会社
広報部 杉岡
Tel:03-5166-1150 -
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。