プレスリリース
(2011年)
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2011.12.01(木)
SCSK株式会社

デジタルコンテンツ配信プラットフォームサービス
「XyVague(サイボーグ)」を提供開始
~ Android™スマートフォン向け、自社配信マーケット構築を支援 ~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、コンテンツプロバイダ事業者(以下CP事業者)に対し、Android™向けデジタルコンテンツ配信を実現するプラットフォームサービス「XyVague(サイボーグ)」を2011年12月より提供開始します。
1. 背景

2011年は「スマートフォン元年」と呼ばれ、スマートフォンが国内携帯電話の出荷台数(3,940万台)の46%を占めると予測されており、これまでフィーチャーフォン向けにコンテンツ配信を行っていたCP事業者においては、今後のビジネス対象領域をスマートフォンにシフトしていく動きが見受けられます。

また、ブームの火付け役であったiPhoneに対抗し、通信事業者ではAndroidの発売が相次いでいます。Androidは、公式マーケットがAppStoreに限定されるiPhoneとは異なり、公式マーケット以外でも自社配信マーケットを開設して運営する事が可能です。自社配信マーケットを開設することで、独自のプロモーション、柔軟な配信設定が可能となり、CP事業者にとって、自社マーケットならではの、より効果的な配信チャネルを構築する事ができます。

2. サービス概要

このたびSCSKが提供する「XyVague」は、Android向け自社配信マーケットの開設を支援する、デジタルコンテンツ配信プラットフォームサービスです。SCSKがこれまでCP事業者と協同開発してきたシステムをベースにしているため、CP事業者のニーズを捉えた、使いやすく、柔軟性の高い、安定的なプラットフォームを提供します。また、インフラ基盤としてAmazon Web Servicesを採用しており、サービスの拡張性をサポートします。

<「XyVague」の主な機能>

  • コンテンツ管理機能(CMS)
    WEBサイトのコンテンツ管理(ページ更新、アプリ管理)
  • 管理機能
    料金プラン管理、コース管理、売上管理、ポイント管理、ユーザ管理
  • 課金・決済機能
    NTTドコモ「spモード」に対応。iモードの「マイメニュー」から、「spモード」の「dメニュー」への引継ぎが可能。KDDI(au)「auかんたん決済」に対応。(将来的に、ソフトバンクキャリア決済、WebMoney決済、各種クレジット決済に対応予定)
3. 導入効果

本サービスをご利用いただく事で、CP事業者にとっては以下の効果が期待できます。

  • サービス利用型であり、初期構築に関わる設備投資が不要、かつ導入期間も短いため、急速に拡大するAndroid市場への早期参入を可能とします。
  • 自社マーケットを構築する事により、販売チャネルを確立し、効果的なプロモーションが可能です。
  • コンテンツ利用者のニーズにあわせたさまざまな料金プラン・課金プランを設定できるため、コンテンツ配信ビジネスモデルへの柔軟な対応が可能です。
4. サービス販売について
サービス開始時期 : 2011年12月
対象企業 : アプリを中心としたデジタルコンテンツ配信事業を行うコンテンツプロバイダ事業者
導入期間 : 約1ヵ月
契約形態 : 売上に応じたレベニューシェア
販売目標 : 2013年3月までに5社
本サービスに関するお問い合わせ先
SCSK株式会社
CSKカンパニー 産業営業本部 流通・サービスシステム営業部
直江、新津、高杉
TEL:03-6438-3355
【報道機関からのお問い合わせ】
SCSK株式会社
広報部
神谷
TEL:03-5166-1150
*AndroidはGoogle Inc.の登録商標または商標です。
*iPhoneは米国およびその他の国におけるApple Inc.の登録商標または商標です。
*NTTドコモ、spモード、iモード、dメニューは株式会社NTTドコモの登録商標または商標です。
*auはKDDI株式会社の登録商標です。
*ソフトバンクの名称は日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
*記載された内容は発表日現在の情報です。また、文中に記載された会社名および製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。