グリーンファイナンス

目的及び背景

SCSKグループは、事業を通じた社会課題解決により、社会と共に持続的な成長を図る「サステナビリティ経営」を推進しています。社会が抱えるさまざまな課題の中で、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しております。本グリーンボンドで資金使途としている省エネ化による環境配慮型のデータセンター建設は、「地球環境への貢献」に資する取り組みです。

今後もSCSKグループは、総合力を最大限に発揮したサステナビリティ経営を推進することで、各ステークホルダーと共に、持続的な成長を目指していきます。

サステナビリティ経営については、こちらをご参照下さい。

グリーンファイナンス・フレームワーク

グリーンファイナンス・フレームワークの策定にあたっては、国際資本市場協会(ICMA)の定める「グリーンボンド原則(GBP)2018」、環境省の「グリーンボンドガイドライン(2020年版)」、ローンマーケットアソシエーション(LMA)及びアジア太平洋地域ローンマーケットアソシエーション(APLMA)が2018年に策定した「グリーンローン原則(GLP)2018」、環境省の「グリーンローンガイドライン(2020年版)」に則り、4要件(1.調達資金の使途、2.プロジェクトの評価及び選定プロセス、3.調達資金の管理、4.レポーティング)における指針を示しています。

外部評価(セカンドオピニオン)の取得

本フレームワークの適合性評価については、「グリーンボンド原則2018」及び「グリーンローン原則(GLP)2020」並びに「グリーンボンドガイドライン2020年度版」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020年版」における「グリーンローンに期待される事項」に適合している旨、第三者機関であるSustainalytics(サステイナリティクス)から適合性に関するセカンドパーティ・オピニオンを取得しております。また、本フレームワークの策定において、Structuring Agentとして、大和証券株式会社よりアドバイスを受けております。

  • SDGs債発行において、フレームワークの策定及びセカンドパーティ・オピニオン取得に関する助言を通じて、SDGs債の発行支援を行う者

グリーンボンド

グリーンボンドに関する情報を掲載しています。

社債・格付情報
グリーンポンドの発行条件決定に関するお知らせ

調達資金の充当について

グリーンファイナンスによる調達資金は、PUE値1.5未満のエネルギー効率の高いデータセンターの建設、改修、取得および運営費用に充当する予定です。

  • Power Usage Effectivenessの略。データセンターなどIT関連施設におけるエネルギー効率を測定する指標の一つ

調達資金の充当対象案件例

名称
netXDC千葉第3センター(SI3)
所在地
千葉県印西市
敷地面積
約32,201㎡
延床面積
約13,000㎡
竣工予定時期
2022年3月
建物
地下無し、地上7階、塔屋2階 鉄骨造、基礎免震+垂直制振
電源設備
本線予備線2系統受電
発電機:N+1の冗長構成にて無給油連続72時間稼働
UPS:部屋単位で冗長構成の変更可能なフレキシブル設計
冷却設備
N+1冗長構成(オプションによりN+2構成まで拡張可能)
ラック数
1600ラック
総電気容量
20MW

netXDC千葉第3センター(SI3)の特徴

  • 1. 立地(印西市)について
    千葉県印西市は、データセンターの銀座「INZAI」としてブランド化がすすみ、海外からも注目を浴びるエリアとなっています。注目されている理由として、地震・水害などのハザードリスクが低いこと、東京から電車で約1時間・成田国際空港から電車で約30分という利便性や、千葉県南房総エリアおよび茨城県県北エリアの海底ケーブル陸揚局との距離が短く、通信品質や費用面にメリットがあることが挙げられます。
  • 2. 高いネットワークコネクティビティ
    SCSKは、netXDC印西キャンパスのネットワークコネクティビティ向上のため、さまざまな事業者と協業しています。2019年にはBBIX株式会社の第10センターとして、インターネットエクスチェンジ(IX)やクラウドとの接続拠点になり(AWSやMicrosoft Azureなど)、マルチクラウド接続サービスを提供開始しました。2020年にはアルテリア・ネットワークス株式会社が、陸揚局や都内データセンターなどと最大100Gbpsで接続できる専用線接続設備を増強しています。SI3のサービス提供開始までに、さらなるネットワークサービスの拡充を図っていきます。
  • 3. 環境への配慮
    環境負荷低減を目的とした高効率機器を採用、また運営の効率化によりPUE※1の最小化を図ります。SBT※2認定を視野に自然エネルギーを活用し、SCSKグループの活動の一つとして、エネルギー効率化を推進、SDGsの17目標のうち「7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と「13:気候変動に具体的な対策を」に寄与した環境配慮をいたします。
netXDC千葉第3センター(SI3)イメージ
  • ※1Power Usage Effectivenessの略。データセンターなどIT関連施設におけるエネルギー効率を測定する指標の一つ
  • ※2世界の平均気温の上昇を抑えるために、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めるイニシアチブ