クラウドTIPS

クラウドは経営課題をどのように解決しうるのか

クラウドファーストが浸透する中、システムのリプレースや構築の際に、まずクラウドの利用を検討する企業が増えています。そこで、主要な経営課題への対応策として、クラウドがどのような点でどうやって対応できるかを考えました。

[図] クラウドTIPS

クラウドへの期待を分解すると、費用・納期・運用・事業継続性面でのリスク対応策にわけることができます。

費用リスク対策 1.経費処理(オフバランス)化したい
2.初期コストを抑制したい
3.運用コストを低減したい
4.運用コストを変動費化したい(システムの増減にコストも連動させたい)
5.スモールスタートをしたい
納期リスク対策 6.短期にシステム環境を準備したい
7.システム増強を迅速かつ柔軟にしたい
運用リスク対策 8.運用管理負荷を軽減したい
  • 契約管理負荷(リース、ライセンス、保守、ハウジングなど)
  • 平常時運用(監視、バックアップなど)
  • システムパッチ適用、バージョンアップ、システム拡張における作業
  • システム更改における作業
事業継続性リスク対策 9.事業継続性向上
  • 平常時のコスト抑制と災害時の実効性確保を両立
  • DC利用による対災害性向上

クラウドの各リスクへの効果

費用リスク対策

要望 クラウド
1.経費処理(オフバランス)化したい 費用計上によるオフバランス化
2.初期コストを抑制したい 機器に関するイニシャル不要
3.運用コストを低減したい HW運用からの解放
4.運用コストを変動費化したい
(システムの増減にコストも連動させたい)
HW運用からの解放により、運用コストと規模の増減がマッチ
5.スモールスタートをしたい 導入後の台数、スペックの伸縮自在

納期リスク対策

要望 クラウド
6.短期にシステム環境を準備したい 物理機器のデリバリータイムからの解放による短納期化
7.システム増強を迅速かつ柔軟にしたい オンデマンドによる迅速性と柔軟性

運用リスク対策

要望 クラウド
8.運用管理負荷を軽減したい
  • 契約管理負荷(リース,ライセンス,保守,ハウジングなど)
  • 平常時運用(監視、バックアップなど)
  • 障害対応
  • システムパッチ適用、バージョンアップ、システム拡張における作業
  • システム更改における作業
  • HW契約管理からの解放
  • サービスメニューにより設定、サイクル化
  • HW障害対応からの解放
  • サービス基盤に関する各種作業からの解放

納期リスク対策

要望 クラウド
9.事業継続性向上
  • 平常時のコスト抑制と災害時の実効性確保を両立
  • DC利用による対災害性向上
  • 従量型メニューにより、平常時のDRサイト側コストを抑制
  • DCの堅牢性を享受

上記に挙げたのは一例ですが、このように、クラウドに何を期待するかを具体的にした上で導入を検討いただくと、
クラウドをより有効に活用できるのではないでしょうか。