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IoT時代の企業経営を支えるデータ解析基盤
-伝説のエンジニアが開発した異色のストレージ-


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こちらの記事は2018年3月30日に公開されたもので、一部古い情報が掲載されている可能性がございます。関連する最新情報は、下記の記事をご覧くださいませ。
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データの有無で競合他社より優位に立てる場合も多く、スマートフォンやIoT端末から生成されるデータ、システムログやWebサイトのログなど、あらゆるデータが貴重な財産となります。
一方、扱うデータ量が爆発的に増加し、データ解析基盤を運用する企業では、新たな課題に直面しています。

大量データ解析基盤(ストレージ)の課題とは

データを解析する基盤となるストレージ(以下、データ解析基盤)には、高い性能や拡張性はもちろんのこと、システムの信頼性や可用性、セキュリティー対策が重要なポイントとなります。RPO/RTOを意識したバックアップや災害対策、スナップショットやアクセス権の管理など、さまざまな対応が必要です。
しかしデータ解析基盤は、IAサーバーをクラスタリングし、ストレージはサーバー内蔵ディスクを利用することが一般的です。この構成の場合、信頼性や可用性、そして拡張時の複雑さという課題があります。
例えば、Hadoopを利用した分散処理基盤では、拡張性の高い基盤を比較的低コストで構築できますが、Hadoop障害の80%がディスク障害だといわれています。障害発生時のデータ再構築(リビルド)の負荷が高く、長時間に及ぶためシステム担当者を悩ませているのが現状です。
また、データが増加して容量が足りなくなった場合は、新たにサーバーを増設する必要がありますが、追加されたHDD以外のリソース(CPUやメモリ)は余らせてしまうことになります。
こうした課題を解決する高い性能と信頼性を兼ね揃えたストレージを各社が提供していますが、特に大容量フラッシュストレージは依然として高価で、コストが導入のハードルとなっています。中には、低コストを追求するあまり、信頼性や安全性が二の次になっているストレージ機器も存在し、自社のデータ保護基準や運用管理ポリシーを満たしているか、見極めも必要です。

「XIV」を開発した伝説のエンジニアが新たに創り出した、今の時代に最適なストレージ

この「高性能・高信頼性・大容量とコストの両立」という課題を解決するソリューションの一つが、INFINIDAT社のユニファイドストレージ「InfiniBox™」です。INFINIDAT社の創業者モシェ・ヤナイ氏は、かつてEMC社の創業に参画し、エンタープライズ向けストレージ「Symmetrix」を開発、その後XIVを起業しIBMへ売却した、ストレージ業界の伝説的なエンジニアです。彼が個人で保有する特許は120を超えています。
その後、ヤナイ氏を敬愛する500名以上のプロフェッショナルが集結し、INFINIDAT社を設立しました。ヤナイ氏は今までの技術の集大成として、IoT時代に最適な、リーズナブルで高い性能と信頼性を持つ新しいエンタープライズ向けストレージ「InfiniBox™」を開発したのです。
ストレージ業界の積年の課題であった高性能・高信頼性・大容量とコストの両立を「InfiniBox™」が実現できたのは、明確な理由があります。その鍵は、独自のSDS(Software Defined Storage)技術です。
ヤナイ氏は、高価なSSDを全面採用せず、HDDをメインで使いながらオールフラッシュ並みの処理速度を出すことに挑戦しました。DRAM、SSD、HDDの3層構造を採用し、HDDへの読み書きを大容量のSSDキャッシュで高速化、さらに独自のソフトウェアでパフォーマンスを向上させることで、オールフラッシュストレージと同等以上の処理性能の実現に成功しました。
また、高い信頼性も本製品の魅力です。一般的なストレージは物理コンポーネントを二重化しますが、「InfiniBox™」の場合はデータパスに関わる全コンポーネントを三重化しています。さらに、独自の冗長化技術(InfiniRAID™)で、多重ディスク障害発生時でもデータを保護し、連続稼働率は99.99999%にのぼります。
また、ストレージの増設が事実上不要となる、1台で2.8ペタバイトという大容量を実現しました。一括販売の他に、従量課金制でのご提供が可能で、初期投資を抑えたいお客様にも最適なソリューションといえます。

InfiniBoxの特長

知見を活かした導入支援と有資格者による24時間365日のサポートを提供

SCSKはこれまでにも、数多くのお客様へ、ベンダー問わずさまざまなストレージ製品を導入し、豊富な知識と経験を持っています。「InfiniBox™」に関しても、SCSKならではの知見による導入支援と、メーカーの資格を持つエンジニアによる24時間365日のサポートを提供しています。
SCSKが長年培ってきたストレージ製品の知識と高い技術力で、今後ますます加速するデータ活用をご支援します。

(担当:ITエンジニアリング事業本部 エンタープライズ第二部 尾関 慎二、西廣 恭太)

この記事のポイント

  • ストレージ業界の伝説のエンジニア、モシェ・ヤナイ氏による異色のストレージ
  • 特許技術により高性能・高信頼性・大容量とコストの両立を実現
  • SCSKの知見を活かした導入支援と有資格者による24時間365日のサポートを提供

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