PROJECT vol.1
西村 美沙

社内技術コンテスト『テクのこ』を企画運営する

西村 美沙R&Dセンター 技術戦略部
文学部人文社会学科卒
2010年入社

多様化するIT業界の最先端を走り続けるためにSCSKでは企業力アップにも余念がない。その一つが、社内の技術力をさらに向上させる文化を根付かせることを目的に開催されている技術コンテスト『テクのこ』だ。企画から携わっているR&Dセンター技術戦略部の西村美沙は言う。「技術や営業など職種を一切問わず、やる気のある社員に自ら手を挙げて応募してもらい、1泊2日で自由なアイデアを形にしてもらいます」。
西村はこれまでにも海外のカンファレンスに参加して先端技術やデバイスなどの情報を収集し、社内へ紹介するセミナーを開催したり、最新デバイスに自由に触れられるスペースを設けるなど、技術開発を側面から支援してきた。「実は私は文系出身で、同じ部署のメンバーには理系の大学院卒が多く、技術力ではどう頑張ってもすぐには追いつけない。むしろ自分に求められているのは、初心者にもわかりやすく展開できるようにどう表現すればよいかだと思う」という。
そこで担当を任されたのが『テクのこ』だ。まったくゼロから始まった企画は、社外の同様のイベントに実際に参加したり、運営サイドにヒアリングを重ねるなどして上司と二人三脚で模索していった。

4月にスタートしたプロジェクトは半年の準備期間を経た10月に第1回が開催された。社内から集まったのは、23人。「技術や営業、単に新しいものが好きな方など、こちらの狙い通りにいろいろな社員が応募してくれました」。5チームに分かれ、わずか1泊2日の短い時間でアイデアを出し合い、プログラムの設計から開発、実装までして完成させるという濃厚な時間が始まった。「開発は技術職が行い、営業職はまず最終プレゼンでの魅せ方から逆算していくなど自然と適材適所の役割分担ができていました」と西村は振り返る。
その結果、匂いを検知して婉曲に伝えてくれるというアプリを開発したチームが優勝した。「結果がすぐにビジネスにつながらなくてもいいんです」。バックアップしてくれている会社もコンテスト自体は業務外、自己研鑽という位置づけで早急な結果を求めてはいない。むしろ「同じ社員でもそこで初めて出会った者同士が結束してアイデアから完成まで1つのことに取り組んでいく。人とのつながりが新しいものを生み出していくことが大切だと思います」と西村は強調する。

この取り組みをもっと広げていきたい。

その後も『テクのこ』は毎年開催されている。「毎回参加してくれる人、勧められたからと来てくれる人もいます。初めて大阪で開催した際には、全国各地から経験や勤務地の違う、今までで一番多種多様な人が集まりましたね」と西村は笑う。上司と2人で始めた運営も、今や社内公募で異動を希望した過去の参加者2人が加入するほどに魅力的な企画に成長した。
「イベント後も参加者同士でつながりが続いていたり、みなさんに喜んでもらえているのがとても嬉しいです。人と人をつなぐ、そこから新しいことが生まれる瞬間に立ち会えるのが好きなんです」という西村の歩みは止まらない。「この取り組みをもっと広げていきたい。インターカンパニー、つまりほかの会社も巻き込んでいったら面白いと思うんですよね。もちろん競合他社さんともやりたいです」と笑う西村の目はすでに次回開催を見据えている。

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