JavaEEアプリケーション基盤「arvicio2」


ハイブリッドクラウドの実現

JavaEEアプリケーション基盤「arvicio2」

「arvicio2」は、SCSKが提供するエンタープライズ向けJavaEEアプリケーション基盤です。最新バージョンでは、分散処理機能、システム連携基盤の拡充を行い、クラウド対応を強化しています。

分散処理機能

分散処理機能には大きく3つの特長があります。

1. データキャッシュ

arvicio2にキャッシュサーバー機能を追加しました。アプリケーション(AP)サーバ からデータベースへのアクセスデータをメモリ上にキャッシュするため、開発者はarvicio2フレームワークを利用することで、データベースアクセスによる処理の遅延を気にすることなく開発を行うことができるようになりました。

またキャッシュデータとデータベース(DB)サーバ上のデータの同期はアプリケーションが意識することなく実行されます。

例えば、アプリケーションが大量のデータ検索や更新処理を行う際には、あらかじめ本機能を使ってシステムを開発して置くことにより、DBMS上のデータをアプリケーションサーバやキャッシュサーバのメモリ上に配置し、データアクセス速度を大幅に向上させることができます。

データキャッシュ

2. 分散並列処理

大量のデータを扱う処理を実行する際に、複数のアプリケーション(AP)サーバで処理を分散して実行する機能をフレームワークに追加しました。

例えば、バッチプログラムなどで長い処理時間を必要とする場合に、本機能を使うことにより自動的に他のアプリケーションサーバへ処理を振分けて実行し、全体のスループットを大幅に改善することができます。

分散トランザクション

3. セッションレプリケーション

保持されたHTTPのセッション情報を複数のアプリケーションサーバ間で共用できるようになったため、1つのアプリケーションサーバにトラブルが発生しても、他のアプリケーションサーバで処理を継続して実行することができるようになりました。

システム連携機能

arvicio2のシステム連携機能では、システムの実行環境(オンプレミス/プライベートクラウド/ハイブリッドクラウド)を問わず、複数の処理とデータを連携させる仕組みを提供します。

例えば、クラウドサービスであるSalesforceやAmazon S3とプライベート環境上のデータベースとの間にarvicio2連携サーバを配置することで、SalesforceやAmazon S3上のアプリケーションが蓄積したデータを、プライベート環境へ転送したり、環境の自由な組み合わせでの連携処理などを実現可能にします。

また、システム連携機能はEIP(Enterprise Integration Patterns)対応のメッセージ処理をノンコーティングで実装可能です。

システム連携機能