Oracle WebLogic Server

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Oracle Workshop for WebLogic®

初心者からエキスパートまでJ2EEソフトウェア開発を強力に支援するツール

Oracle Workshop for WebLogicはJ2EEでビジネスアプリケーションを開発するすべての開発者を強力に支援する統合開発フレームワークです。GUI形式の統合開発環境なため、従来の生産性を飛躍的にあげるツールです。

Oracle Workshop for WebLogicで開発・テストしたEJBコンポーネントは直接Oracle WebLogic Serverにデプロイできます。また、新規や既存のEJB、Webサービス、データベース、もしくはその他リソースを、標準で提供されるコントロール群やカスタムコントロールを通してOracle Workshop for WebLogicアプリケーションフレームワークに組み込めます。

Oracle Workshop for WebLogic画面

図: Oracle Workshop for WebLogic画面

Oracle Workshop for WebLogicを採用した開発のメリット

■J2EEをより身近な存在に

J2EEはエンタープライズ用途に使える強力な機能を多数持つという利点がある反面、開発者に高度なスキルを要求し、かつ、開発プロセスが複雑化するという欠点も持ち合わせていました。この弱点により、J2EE開発プロジェクトでは高いスキルを持った希少な人材を確保しなくてはなりませんでした。人材が確保しきれていない状態でプロジェクトを見切り発車してしまったために、成果物に致命的な欠陥が発生する場合も少なくありません。仕様は満たしているけれど、パフォーマンスが悪すぎるとか、J2EEの機能を正確に利用できていないといったケースです。

■J2EEの最適解を与える

J2EEモジュールは最適な利用方法があり、やみくもに使用しても直ちにその利点を発揮するものではありません。最適なデザインパターンや、構成、考慮すべき点などを組み入れてこそ、その真価を発揮します。Oracle Workshop for WebLogicでは、ベストプラクティス・優良なデザインパターンベースに、高度なスキル・経験をもった上級開発者がつくるコンポーネントと同等のモジュールが生成されます。

■アプリケーション開発の簡素化と生産性の向上

作成されたアプリケーションのふるまいはプロパティエディタで開発者が簡単に設定可能です。新しいWebLogic Workshopランタイムフレームワークはこのプロパティ(メタデータ)を基に細かいふるまいの制御を行います。これらの革新的な機能により、開発者は業務ロジックに集中しながら高品質・高パフォーマンスなコンポーネントを作成できます。

J2EEの効率的な利用方法や、J2EE特有の開発工程(EJBなら、EJBHome、インターフェイス、Beans、デプロイメントデスクリプタの記述、パッケージ化、デプロイ)などを気にする必要はありません。機械が出来る部分は機械にやらせる―それがOracle Workshop for WebLogicの開発スタイルです。

■開発の全工程で一貫性をもった手法を

アプリケーションモジュールをビジュアルに作成できます。作成されたモジュールは細かく手の入れられるJavaソースにリアルタイムで出力されます。上流工程(用件定義、概要設計)を担うビジネスアナリストが処理概要をデザインビューで記述し、下流開発工程(詳細設計、実装、テスト)を行うプログラマがソースビューを使ってコーディングレベルでの細かい実装を行うと いった、生産性の高い統一的方法での共同作が可能になります。

■ランタイムフレームワーク

Oracle Workshop for WebLogicが生成したJavadocアノテーションを解釈することで、ランタイムフレームワークはアプリケーションのふるまいを制御します。例えばモジュールを非同期呼び出しにしたい場合は、「メッセージバッファをON」に設定するだけで、ランタイムフレームワークが内部でJMSを使用し非同期を実現します。開発者は本来のビジネスロジック開発だけに集中しながら「エンタープライズクラス※」のコンポーネントを開発することが可能となります。

■Oracle Workshop for WebLogicで開発されたモジュールの再利用性と拡張性

Oracle Workshop for WebLogic上で開発された、「コントロール」というモジュールは、従来にない再利用性・拡張性を持ちます。コントロールを使えば、EJB、DB、JMSなどさまざまな資源に対するアクセスが劇的に簡単になります。IT資源に関するスキル、特にAPIレベルの知識はほとんど必要とされません。

  • ※「エンタープライズクラス」のアプリケーション:
    スケーラビリティ、高い信頼性、可用性、およびセキュリティを備えたミッションクリティカルな業務での使用にも耐えうるレベルのアプリケーションソフトウェア
  • 掲載されている製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。

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