教育ローンWEB契約サービスを常陽銀行に導入 ～マイカーローンWEB契約サービスに続き、お客様の利便性向上に貢献～

SCSK株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者：谷原 徹、以下 SCSK）は、株式会社常陽銀行（本社：茨城県水戸市、取締役頭取：笹島 律夫、以下 常陽銀行）に対し、教育ローン契約時の来店・郵送での書面による手続きが不要となるWEB上での契約サービス「教育ローンWEB契約サービス」を、Salesforce Community Cloud（セールスフォース・コミュニティクラウド）で構築し、本格稼働したことをお知らせします。

本サービスは、2018年5月から提供を開始している「マイカーローンWEB契約サービス」に続くWEB契約サービスのリリースとなります。

1. 背景

昨今、多くの金融機関においてFinTechの積極活用が推進されており、地域金融機関においても顧客との接点をITで改革し、顧客満足度向上を目指す顧客接点改革の動きが進んでいます。

このような中、常陽銀行においても、銀行窓口へのご来店が難しいお客様にもご利用いただけるサービス提供の必要性が高まっておりました。そこで、申し込みから契約まですべての手続きをお客様のパソコンやスマートフォンで完結できる「ローンWEB契約サービス」をSalesforce Community Cloudで構築することを決定し、パートナーとしてSCSKが採用されました。

「ローンWEB契約サービス」は2018年5月に「マイカーローン」でサービス開始、続いて2018年11月に「教育ローン」でのサービスを開始いたしました。

2. システムの概要

「ローンWEB契約サービス」では、ローン申し込み受付業務をWEB化することで、お客様はストレスフリーに、受付担当者はスピーディーな対応とリアルタイムでの状況確認が行えます。

• お客様は、WEBの申し込みサイトを利用することで入力が簡単になり、時間や場所を問わず申し込みならびに契約手続きが可能。
• 受付担当者は、WEB上でスピーディーな対応とリアルタイムでの状況確認ができ、お客様一人ひとりに向き合った対応が可能。
• ペーパーレス化によるコスト削減、書類管理でのコンプライアンスリスクの低減が可能。

【システム概要図】

3. 導入後の効果

WEB契約サービス導入以前においても来店せずに郵送での契約手続きが可能でしたが、書類発送などの不便さもあり、契約顧客数全体の数%程度しかありませんでした。2018年5月のWEB契約サービス導入により、WEB契約割合が約3割に増加するなど、一定の効果が出ております。

4. 今後の展開

SCSKは、株式会社セールスフォース・ドットコム認定のゴールドパートナーとして、金融業界はもとより製造業や流通業を含め、大規模システム構築や営業支援コールセンター支援プラットフォーム構築など幅広い実績を有しております。

今後も、Salesforceソリューションによるデジタルトランスフォーメーションの実現を支援し、金融業界向け販売を強化してまいります。

5. 常陽銀行について

常陽銀行は、茨城県を中心に国内184店舗を展開する地方銀行です。預金残高8兆5,572億円、めぶきフィナンシャルグループ（常陽銀行・足利銀行合算）では、14兆1,063億円の規模となっております（2018年9月30日現在）。常陽銀行の詳細は http://www.joyobank.co.jpをご覧ください。