株式会社トヨタプロダクションエンジニアリングが
新販売管理システムとしてSCSKのProActive E²を採用
~ 受発注業務のリードタイムを約65%短縮し、紙の使用量を約60%削減 ~
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下 SCSK)は、株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング(本社:福岡県宗像市、代表取締役社長:林 文吾、以下 TPEC)の新販売管理システムおよび経費精算システムとしてSCSKのERPパッケージ「ProActive E²」が採用され、本格稼働したことをお知らせします。
なお、本システムの稼働により、受発注業務のリードタイムを約65%短縮し、紙の使用量を約60%削減しました。
- 1. 背景
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もっと喜ばれるクルマ作りを目指して、デジタル生産技術で、TOYOTAのモノづくりを支えるTPECは、内部統制の強化と生産性の向上の実現を目指し、業務システム刷新の検討を2016年1月より開始しました。
複雑化するユーザニーズへの対応により生じていた旧システムにおける主な課題は以下の通りです。
- 見積書などの伝票承認、保管など、紙ベースで実施する業務が多く、内部統制と生産性の両面からみて、非効率であったこと
- 発注情報が会計システムの支払処理と連動しておらず、人による転記・確認作業が必要であること
- システム環境の長期使用により、サーバ切り替えのリミットが迫っていたこと
- 2. 新システムの選定ポイント
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TPECは、「内部統制の強化」「2倍の生産性」を目標に、ERP4製品の機能比較から検討を開始しました。 SCSKは、TPECの課題を踏まえ、「ProActive E²」による新しい販売管理システムおよび経費精算システムを提案し、以下の点が評価され、採用されました。
- 入力画面の遷移や操作性に対する評価が良かったこと
- データベース内のデータを柔軟に出力でき、他システムとの連携が容易に行えること
- 製品機能の拡張性の高さと、今後の機能強化に期待が持てること
- SCSKの業務理解力と提案力が高く、信頼できる企業と判断したこと
- 3. 導入後の効果
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TPECの新システムは、2017年4月に本番稼働を迎えました。 新システム稼働から7ヶ月が経過し、以下の導入効果が得られています。
- 受発注業務のリードタイムを約65%短縮
- 業務処理時間を約40%削減
- 紙の使用量を約60%削減
- 各種伝票の電子承認の実現による内部統制の強化 など
- TPEC様のコメント
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「ProActive E²」の本番稼働により、「内部統制の強化」「生産性の向上」の実現に向けた、新たな販売管理システムおよび経費精算システムを構築することができました。
稼働から7ヶ月が経過し、導入効果として、受発注業務のリードタイム、紙の使用量は目標値を達成できました。業務処理時間については、現時点で目標値に届いておりませんが、今後のシステム習熟度の向上により、十分に達成できると想定しており、労働時間の短縮など、「働き方改革」にもつながることから、大変満足しております。SCSKには、より効果的に活用できるよう、利用者の声を踏まえた継続的な機能強化と手厚いサポートに期待しています。
株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング
専務取締役 総務本部 本部長 伊藤 賢治社名 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング 設立 2007年4月 売上高 125億89百万円(2017年3月期) 従業員数 624名(2017年7月現在) 事業内容 - 自動車に関するデジタルデータを基軸にした生産準備、設備開発設計、品質データ管理
- コンピュータソフト、ハードの開発、販売、リース、レンタル、保守
- 半導体および電子ユニットの生産準備
- 本件に関するお問い合わせ先
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【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社 ProActive事業本部
TEL 東京:03-6772-9700 名古屋:052-209-7007 大阪:06-6223-6230 福岡:092-472-5800 【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 牧野
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