プレスリリース(2017年)

pdf (177KB)
2017.11.01(水)
SCSK株式会社
IBM Cloud上に構築する次世代仮想デスクトップソリューションを提供開始
~数日で大規模な仮想デスクトップを導入可能にするハイブリッドクラウド型VDIソリューション~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下 SCSK)は、IBM Cloud上に構築する次世代ハイブリッドクラウド型VDIソリューション「Workspot VDI 2.0(ワークスポット ブイディアイ)」の提供を本日から開始いたします。

1. 背景

近年、働き方改革におけるリモートワークや、インターネット分離などのセキュリティ対策、あるいは内部統制・事業継続などを目的に仮想デスクトップ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)の導入を検討する企業が増えています。特に金融機関や製造業など機密性の高い個人情報や設計・意匠データを扱う企業から導入が進んでおり、今後も積極的な投資が期待される市場です。

一方で、従来型の仮想デスクトップソリューションは、その複雑で拡張性に乏しい構造からさまざまな課題が生じてしまい、VDI導入を検討する企業にとって大きな障壁となっています。

主な課題点

  • 設計・構築の難易度が高い:導入に年単位の期間を要し、工数が積み上がるケースがある。
  • 拡張性に乏しい:スモールスタートが難しく、導入初期から将来の拡張を見越したサイジングが必要。
  • 運用が困難:障害時の障害箇所の切り分けが難しく、原因不明のまま運用継続を強いられるケースがある。

SCSKはこれらの課題を解決するため、次世代ハイブリッドクラウド型VDIソリューション「Workspot VDI 2.0」とIBM Cloudを組み合わせて提供開始いたします。

2. 概要

「Workspot」は、VDIのエンジンにあたるコントロールプレーンをクラウドサービスとして提供する次世代ハイブリッドクラウド型VDIソリューションです。「Workspot」を使えば、オンプレミスもしくはクラウドの仮想サーバー上に仮想デスクトップを展開し、従来数ヶ月~年単位の期間を要した数千ユーザー規模のVDIでもわずか60分で利用開始が可能です。この「Workspot」による仮想デスクトップの展開先として最適なクラウドがIBM Cloudです。

IBM Cloudではベアメタルサーバー(クラウドで提供される物理サーバー)が利用可能であり、要件に応じたスペックのCPU、メモリ、ハードディスクを選択してWebからオーダーすると、20〜30分で展開され、シビアなパフォーマンスが要求されるVDIワークロードに最適で安全な環境が提供されます。

「Workspot」と同様に必要最小限の構成からのスタートが可能であり、規模の拡大に合わせて、ベアメタルサーバーを簡単に増設することでコストを最小限に抑えることができます。

企業のIT管理者が、IBM Cloudの管理ポータルから、ベアメタルサーバーをオーダーし、ベアメタルサーバーにプレインストールされたVMware ESXi上に、「Workspot」によって仮想デスクトップが展開されれば、その日からVDIが利用可能となります。

「Workspot」の極めてシンプルなアーキテクチャと強力かつ柔軟なクラウド基盤であるIBM Cloudの組み合わせがもたらすユーザーエクスペリエンスが、従来型VDIの複雑なアーキテクチャによって生じた導入の障壁を解消し、企業へのVDI導入がより簡単なものになります。

なお、SCSKが代理店であるクラウドファイルサーバー「Panzura(パンズーラ)」(米国Panzura社製)と「IBM Cloud Object Storage」を組み合わせることにより、VDIの利用者同士が共有するファイルをクラウド上だけで保持することが可能になるため、よりセキュアな環境でのVDIも提供可能です。

Workspotイメージ
3. 特長
  1. (1) 設計・構築が簡単
    「Workspot」とIBM Cloudの組み合わせによって、VDIの設計・構築が驚くほど簡単になります。大規模なVDIでもわずか数日で構築することができます。企業のIT管理者は、わずか数時間でIBM Cloudに仮想サーバー環境を構築することができ、あとは「Workspot」を使ってVDIを展開するだけです。導入検討段階におけるPoCも思ったその日からごく僅かな費用で始めることができます。
  2. (2) 優れた拡張性を持つVDI
    「Workspot」とIBM Cloudが実現するハイブリッドクラウド型VDIは、スモールスタートが可能で優れた拡張性を有します。まず企業の一部の部署でVDIの利用を開始し、段階的に利用者を拡大することができます。かかる費用は使った分だけ。将来を見越した過剰な先行投資の必要は一切ございません。
  3. (3) 運用負荷が大幅に軽減
    「Workspot」とIBM Cloudが実現するハイブリッドクラウド型VDIによって、企業のIT管理者は面倒なVDIインフラの運用から解放されます。VDIのエンジンもインフラもクラウドのサービスとして提供されますので、企業はただそれを利用するだけです。
Workspotの特長

「Workspot」がハイスピードなVDI展開を実現できる鍵は、クラウドネイティブなコントロールプレーンアーキテクチャにあります。コントロールプレーンとデータプレーンに分割することによって、ロードバランサ、コネクションブローカー、データベース、Webポータル、プロビジョニングサービスなど、オペレーションのフロントエンドとなる複雑なアーキテクチャをクラウドサービスに置き換え、仮想クライアントのシンプルな展開を実現します。これらの複雑なコンポーネントを取り除くことで、「Workspot VDI 2.0」はデスクトップ仮想化のスペシャリストを必要とせず、一般的なIT担当者によって簡単に展開することができます。

さらに、「Workspot VDI 2.0」はモバイルデバイスマネジメント(MDM)機能も実装しており、モバイルデバイスの使用状況の把握やセキュリティポリシーの配布、万一デバイスを紛失した際のリモートワイプ機能なども提供します。 「Workspot VDI 2.0」はいかなるモバイル、Mac、PCプラットフォーム上でもシングル、フリクションレスなユーザーエクスペリエンスで利用することができます。

Workspotの特長イメージ
IBM Cloudの特長
専有のベアメタルサーバーが利用可能
さまざまなハイパーバイザーやOSを選択可能
ハイパーバイザーやOSはプリインストールで展開されるため、導入作業が不要
NVIDIAの最新のGPUが利用可能で、CAD用途でのVDIにも最適
世界各国のデータセンターとそれらをつなぐ高速なグローバルネットワークが利用可能
https://www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/ 新規ウィンドウ
提供開始日

2017年11月1日

  • <日本アイ・ビー・エム株式会社からのエンドースメント>
    IBM Cloudは、エンタープライズのお客様に求められるシステム構成の自由度の高さ、世界19カ国、60ヶ所のデータセンターをセキュアに繋ぐ高速グローバルネットワーク、クラウド統合管理の透明性などを特長とし、ビジネスに必要な機能を必要なだけ備えたシステム基盤をすぐに立ち上げたいというお客様に最適なクラウドサービスです。
    SCSK株式会社のハイブリッドクラウド型VDIソリューション「Workspot VDI 2.0」がIBM Cloudを採用することで、複雑だったVDI展開がより身近なものとなり、お客様のVDI環境のグローバル展開や災害対策の基盤として安心して運用いただけます。IBMは今後とも、お客様のビジネス価値の向上に貢献する製品・サービスをお届けしてまいります。
    日本アイ・ビー・エム株式会社
    取締役専務執行役員 IBMクラウド事業本部長
    三澤 智光
     
  • <Workspot, Inc. からのエンドースメント>
    “Workspot has reinvented VDI for the cloud era, allowing customers to benefit from an all-cloud solution that scales quickly to meet their business needs.
    We are pleased to work together with SCSK Corporation and IBM Japan to deliver tremendous value to the Japanese market with our next generation VDI solutions."
    Brad Peterson | VP Marketing | Workspot(http://www.workspot.com/ 新規ウィンドウ
    (日本語訳)
    Workspotは、クラウド時代においてこれまでのVDIソリューションを改革し、お客様のビジネスニーズに迅速に対応するオールクラウドソリューションを提供いたします。
    SCSK CorporationおよびIBM Japanと協力して、次世代のVDIソリューションを使用して日本市場に大きな価値を提供することに、大きな期待を寄せております。
     
本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社 ITエンジニアリング事業本部
エンタープライズ第一部 落藤、佐藤
TEL : 03-5859-3830
E-mail : workspot-sales@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】

SCSK株式会社
広報部 高野
TEL : 03-5166-1150

  • ※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。