プレスリリース(2017年)

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2017.06.15(木)
SCSK株式会社
米国 IntegrityWare社製「Power Surfacingシリーズ for SOLIDWORKS」
(「SOLIDWORKS」アドオンソフトウェア)を提供開始
~自由曲面モデリング機能や、STLデータへの面生成機能により、
新しい想像性をもたらす「Power Surfacingシリーズ」を日本市場に投入~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下SCSK)は、開発元:IntegrityWare社(米国カリフォルニア州サンディエゴ)の販売会社:nPower Software社(開発元営業部門)と販売代理店契約を締結し、「Power Surfacing(パワー サーフェシング)」を2017年5月23日から販売開始しました。

1.背景
Power Surfacing

ミッドレンジ3D CADでトップクラスの「SOLIDWORKS(ソリッドワークス)」(ダッソー・システムズ製)は、販売開始から20年を越え、機械設計の分野においてお客様からの厚い信頼と確固たる実績を積み上げてきました。
一方で、自由曲面をふんだんに利用する有機的なデザイン分野では、ハイエンドCADやサーフェス系CADをはじめとする専門ツールが利用されています。そのため多くのユーザーは、1つのツールで3Dデザインから3D設計までを実現できることを望んでいました。
「Power Surfacingシリーズ」は、独自のサーフェス作成機能を有する「SOLIDWORKS」アドオンソフトウェアであり、「SOLIDWORKS」のみで3Dデザインから3D設計までを実現することができます。さらに特長として、STLデータ※1に対する面生成オプションを有しており、3Dスキャナの後処理や3Dプリンタのさらなる活用が可能となります。
SCSKは、「SOLIDWORKS」に新しい力を与え、その設計やデザインの方法を根本的に変える可能性を持つ「Power Surfacingシリーズ」を国内で販売開始しました。

※1:STLデータ・・・3次元の形状を、小さな三角形の集合体として表現するデータ形式

2.製品の特長
(1)自由曲面作成ツール 「Power Surfacing」
  • Subdivision Surface(サブディビジョン サーフェス(Sub-D)) : 曲面用モデリングアーキテクチャの採用
  • 履歴管理 : ベース形状変更に追従した更新機能
  • ブレンディング機能 : 複数面の強力な接続機能(曲率連続をサポート)

「Power Surfacing」は、有機的形状の生成を得意とした豊富な自由曲面作成能力を持っており、粘土細工のように、伸ばしたり、曲げたり、膨らませたり、窪ませたりと、直感的なモデリングが可能です。寸法条件に縛られない、寸法表現では難しい形状も、自由な発想でモデリングできます。「Power Surfacing」で作成したモデルはSOLIDWORKSの「履歴」の中に格納されるため、設計変更する際に履歴を遡ってのモデル修正が可能です。SOLIDWORKS作成形状とPower Surfacing作成形状を連携することで、SOLIDWORKSの形状変更を行うとPower Surfacingの接続部分も追随して変形し、デザイン性の高い設計において効果を発揮します。また、CAMソフト※2に受け渡す前の金型面の微妙な修正や複雑なフィレット面の置き換えなどでモデリングの時間短縮が実現できるため、生産技術領域での活用にも効果を発揮します。

※2:CAMソフト・・・機械加工用の数値制御装置(NC)データを作成するソフトウェア

(2)自由曲面作成 + リバースエンジニアリング機能 「Power Surfacing RE」
リバースエンジニアリング機能は、3D情報をポリゴンデータとして保管しているSTL(またはOBJ)データ形式を、独自の強力な読み込み機能でSOLIDWORKSに読み込みます。

「Power Surfacing RE」の最大の特長は、読み込んだSTLデータに対するソリッドやサーフェスの生成機能を持つことです。STLデータへの面生成も、マニュアル的にパッチワークのように生成する方法と、自動的にラップするように生成する方法があります。生成した形状はPower Surfacing機能と連携して編集することも可能です。この機能により、SOLIDWORKS を3Dスキャナデータの後処理ツールとして活用できるようになります。

SCSKは、「Power Surfacingシリーズ」を提供することで、3Dスキャナや3Dプリンタの付加価値をさらに引き出し、創造性豊かなSOLIDWORKSの利用方法や3Dデータの活用方法をご提案していきます。

詳細URL : http://www.scsk.jp/product/common/solidworks/powersurfacing.html

3.製品の利用領域(海外事例)

自動車産業、家電製品、電子部品、医療・歯科、スポーツ用品、玩具、包装、容器、ファッション・宝石、楽器、バイク、アウトドア用品、航空宇宙、美術(彫像、トロフィー)、エンターテインメント(映画、漫画、ゲーム) など

4.製品価格について
Power Surfacingライセンス料
44万円(税別)~
Power Surfacingサブスクリプション
10万円(税別)~
ネットワーク化オプションとして、NLM(Network License Manager)や、教育機関向けパッケージも販売
5.今後の展開について

今後3年間で売上高8億円を目指します。
その他、日本語マニュアルの提供だけでなく、日本語メニューの開発も予定しています。

本件に関するお問い合わせ先

【本件に関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部
デザインソリューション部
TEL:03-5859-3006
E-mail:sw-info@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 牧野
TEL:03-5166-1150

※SOLIDWORKSは、米国およびその他の国におけるダッソー・システムズまたはその子会社の商標、登録商標です。