プレスリリース
(2015年)
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2015.11.24(火)
SCSK株式会社

中小規模流通チェーン企業向けの店舗カルテサービス
「Negozio(ネゴシオ)クラウド」を提供開始

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大澤 善雄、以下SCSK)は、小売・外食企業を中心に、店舗開発・店舗管理業務向けの業務システムを長年にわたり構築してまいりました。このノウハウを、より多くのお客様にご利用いただくために、中小規模流通チェーン企業向けの店舗カルテサービスとして「Negozio(ネゴシオ)クラウド」の提供を2015年11月19日から開始いたしました。

1.背景

国内の流通チェーン企業の多くは、膨大な店舗情報を保有しています。店舗情報とは、出店予定の候補物件の情報、出店や契約更新などのさまざまな交渉経緯、不動産契約情報や契約先情報、店舗設備の移動や修繕の情報、関連業者や各担当者の連絡先情報など、多岐にわたります。これらの店舗情報は、チェーン本部のパソコンや表計算ソフトで管理されることが一般的です。そのため、多くのチェーン本部では、最新かつ正確な店舗情報の入手に多くの手間と時間がかかります。

この業務課題を解決するため、SCSKは、2011年から店舗情報管理サービス「Negozio」※を用いたITソリューションを提供してきました。しかし、「Negozio」は機能が豊富であるがため、システム導入プロジェクトの敷居が高くなり、大規模チェーン企業での採用が中心となっていました。そこでSCSKは、これまで培ったノウハウを活用し、より容易に店舗情報のシステム化を進められ、より手軽に利用することができるサービスとして、「Negozioクラウド」を開発しました。

※「Negozio」とは
「Negozio」は、出店から閉店まで店舗に関わる一連のライフサイクルを支援する、SCSKオリジナルの店舗情報管理システムテンプレートです。情報の一元化、属人性の排除など店舗開発、店舗運営領域における間接業務の負荷削減や高度化に寄与します。

2.「Negozioクラウド」の特長

「Negozioクラウド」は、「Negozio」の豊富な機能から店舗情報管理機能を厳選したクラウドサービスです。既存店の店舗情報を“店舗カルテ”として一元管理することが可能です。その結果、店舗情報の散在や属人化といった業務課題を解消し、チェーン店舗運営の効率化が可能となります。また、クラウドサービスとして月額使用料のみで使い始めることができるため、店舗情報の一元管理を素早く低コストでご利用いただけます。 「Negozioクラウド」によって、中小規模のチェーン企業をはじめ、店舗カルテを活用したい大規模チェーン企業においても、IT活用による業務効率向上が、容易に実現可能となります。

「Negozioクラウド で管理される店舗情報」
Negozioクラウド で管理される店舗情報

「Negozioクラウド」 Webサイト
http://www.fastapp.jp/market/negoziocloud.html 新規ウィンドウ

3.Negozioクラウド サービス価格体系

 「Negozioクラウド」は、月額使用料142,000円(1サイト/ユーザー50名上限)にてご利用いただけます。
※詳細についてはお問い合わせください。

4.今後の展開

「Negozioクラウド」は、中小規模の小売業、外食業を中心に、多店舗を展開する流通チェーン企業での採用を目指します。サービス提供開始から2年で100社の導入を計画しております。また、お客様によりご満足いただけるよう、サービス強化を目的に、定期的な機能追加を予定しています。

本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
流通システム第一事業本部 営業部  高山
TEL:03-5859-3710
Mail:negoziocloud-support@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部  牧野
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。