プレスリリース
(2015年)
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2015.04.23(木)
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
SCSK株式会社

モスグループの共通会計システムとしてProActive E2が採用

~ グループ全体の業務効率化と国際財務報告基準(IFRS)への対応を見据えたシステムを構築 ~

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)とSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長:中井戸 信英、以下 SCSK)は、株式会社モスフードサービス(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:櫻田 厚、以下 モスフードサービス)およびグループ会社の共通会計システムとして、ERPパッケージ「ProActive E2」が、2014年11月に本番稼働したことをお知らせします。新日鉄住金ソリューションズとSCSKは、今後もシステム全般の安定運用のためにサポートを継続します。

1.新システム検討の背景

日本国内および海外で1,700店舗以上の「モスバーガー」(モスカフェを含む)と40店舗以上の「マザーリーフ」、および、「AEN(あえん)」などの運営・管理を行うモスフードサービスでは、システム老朽化に伴うさまざまな課題を解消し、グループ全体の予算管理や会計業務の効率化、グループ共通の勘定科目体系、業務手順の統一による決算早期化の実現、さらには今後のIFRS対応など会計制度へ対応するために、会計システムの刷新を決定しました。

2.新システム選定のポイント

新日鉄住金ソリューションズとSCSKは、モスフードサービスが掲げるグループ共通会計システム構築の目的を実現するため、「ProActive E2」を採用したシステムの開発・導入を、以下の通り提案しました。

  1. (1) グループ各社の予算管理/会計業務を単一パッケージでシステム構築することによる業務効率化の追求(人為的なミス削減、システム運用負荷削減など)
  2. (2) 経営情報を迅速かつ効率的に把握する仕組みを確立(セグメントや付帯情報などの多様な切り口による分析、発生源伝票へのドリルダウン機能活用による確認作業の負荷軽減と迅速化)
  3. (3) 豊富なパッケージ標準機能の活用とIFRSを含む各種法改正への迅速な対応による、環境変化に強い柔軟な予算/会計システムの実現
  4. (4) グループ共通会計システムの豊富な導入実績で培ったノウハウに基づいた高品質なシステム構築によるスケジュール通りの本番稼働の実現

モスフードサービスはその提案内容を検討した結果、「ProActive E2」の採用を決定しました。決定に至った主なポイントは以下の通りです。

  • 豊富な標準機能と標準機能をベースとした小規模な追加開発により業務要件を満たすことが期待でき、初期投資およびランニングコスト両面でTCO低減を実現できるシステムであること。
  • システムへの重複入力低減や、マスタデータメンテナンスにおける省力化が期待でき、業務の効率向上に寄与するシステムであること。
  • 標準機能においてIFRS対応が予定されており、将来の法制度改正に対して迅速かつ経済的に対応できるシステムであること。
  • グループ会社向け共通システムの導入実績が豊富であること。

<導入後の効果>
「ProActive E2」の導入後4ヶ月を経て、以下の効果が現れました。

  • グループ各社の勘定科目、業務手順の統一による決算業務の効率向上を実現
  • 会計システムが統合され、データ連携による二重入力の排除、自動仕訳による伝票入力業務の削減
  • 予実対比のリアルタイム把握など、システムの自動化による大幅な業務効率向上を実現
3.モスフードサービス様のコメント

モスフードサービス 経理グループリーダー 丸尾様のコメント

「J-SOXへの対応や当初は2015年に適用される予定だったIFRSに向けた準備を進める中で、内部統制レベルを高い水準で維持したまま、業務の効率化と決算早期化を実現する必要があると考えていました。「ProActive E2」によるグループ共通会計システム構築の提案は、モス本社およびグループ各社に対して、予算管理/会計業務だけでなくシステム運用も含めた業務効率化が期待されることに加えて、標準機能をうまく活用してコストを抑える工夫があった点、将来におけるIFRSへの対応を含めた制度変更対応が容易となる点などを評価し採用に至りました。新しい予算/会計システムがモスグループ全体の新規事業展開や海外事業展開を加速するための重要なシステム基盤になると考えています」

新日鉄住金ソリューションズ株式会社について

企業概要の詳細はWebをご参照ください。
http://www.nssol.nssmc.com/ 新規ウィンドウ

新日鉄住金ソリューションズ株式会社は、長年にわたり多くのユーザー企業様向けに基幹業務システムの導入に関するコンサルティング、システム構築サービス、並びに運用保守サービスを提供してまいりました。とりわけ経営管理・会計システムの分野においてはさまざまなパッケージ活用からオーダーメードまで、お客様に最適なシステム提供の豊富な実績を有しております。
今回モスフードサービス様がProActive E2を選定するにあたり、新日鉄住金ソリューションズ株式会社はお客様のシステム化計画策定などの支援を行いました。また、ProActive E2の導入・システム構築においても責任あるプロジェクト管理にあたりました。
今後はモスフードサービス様の運用保守業務の支援をSCSK株式会社と協力し推進します。

「ProActive E2」について

「ProActive E2」は、“ProActive”シリーズの発売開始から22年間で得た豊富な導入実績と業務ノウハウ、そして確かな技術を礎に生み出された、SCSKが開発したERPパッケージです。連結決算の早期化、連結経営のスピード化を実現する「グループ共通システム導入」などの多くの事例を有しています。国際財務報告基準(IFRS)など大きな会計基準の変更にも迅速に対応し、統合されたビジネスプロセス、一元管理されたデータをもとに、迅速な意思決定を実現するための経営を支えるシステム基盤を提供します。

ProActive Webサイト http://proactive.jp/ 新規ウィンドウ

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