プレスリリース
(2013年)
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2013.06.10(月)
SCSK株式会社

障害状況の可視化を実現、Splunk 社製 「Splunk Enterprise」の販売を開始
~ IT システムの障害対応時間を短縮し、運用品質を向上 ~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、Splunk Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Godfrey R. Sullivan )と販売代理店契約を締結し、マシンデータ(サーバ、ネットワーク機器、OS、アプリケーションといったあらゆるシステムから出力されるログなど)を解析するソフトウエア「Splunk Enterprise(スプランク エンタープライズ)」の販売を6月10日から開始します。

1.背景

仮想化やクラウド基盤の利用などに伴い、企業で利用されるITシステムは、多様化の一途をたどっています。そのため、マシンデータは複雑化し、データ量が増加しています。これらの企業システムが生成するデータには、ITシステムの運用管理を改善するためのさまざまな情報が含まれています。しかし、データ量が多く十分な分析、活用がされていませんでした。

「Splunk Enterprise」は、マシンデータを収集、インデックス化することで検索、分析、可視化が可能となり、データを障害対応などに活用させることができます。運用担当者がITシステムで発生している障害箇所の特定や対処方法を簡単に確認し、障害対応時間を短縮させることができます。リアルタイムなデータ分析やお客様のITシステムの運用品質向上を実現します。

2.「Splunk Enterprise」の特長

「Splunk Enterprise」は、あらゆるマシンデータを取り扱うことができるソフトウエアです。テキスト形式のデータであれば、これまで対応に労力が必要だった非構造化データも簡易に取り込むことができます。また、ビッグデータ解析技術を用いて、大量のデータをリアルタイムに処理することもできます。

<主な特長>

  • サーバ1台から大規模ネットワークまで対応
  • 複数システムのマシンデータを一元管理し、横断的分析が可能
  • 利用者の観点にあわせた、レポートの出力が可能
  • データの収集、監視から分析、可視化までオールインワン
  • 導入が容易で低コスト・低リスク
  • 多種多様なデバイス、アプリケーションへ対応した豊富なテンプレート
3.「Splunk Enterprise」の適用範囲 
  • ITオペレーション
    障害対応/システム診断/システム監視/運用の平準化/モバイル対応
  • アプリケーション管理
    リソース管理/設定管理/変更管理
  • セキュリティ / コンプライアンス
    セキュリティインシデント調査/監視
  • ビジネス分析
    Web分析
4.ライセンス体系

ライセンスは、「永久利用ライセンス」と「期間利用ライセンス」の2つのモデルがあります。2つのモデルともに必要なライセンス数は、「Splunk Enterprise」が1日で取り込むデータ量によるため、価格は個別見積もりとなります。

5. 販売目標

今後3年間で100社以上への提供を目指します。

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社
ITエンジニアリング事業本部 ミドルウェア部 
根本、手塚
TEL:03-5166-1673
E-mail:splunk-sales@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】

SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。