SCSKのソリューション指向データセンター「netXDC」
事業継続マネジメントシステム国際規格「ISO22301」認証を取得
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸信英、以下:SCSK)は、当社が運営する4つのデータセンター(netXDC:ネットエックス・データセンター)が、事業継続マネジメントシステム(Business Continuity Management System:BCMS)の国際規格である「ISO22301:2012」の認証を、2月28日に一般財団法人 日本科学技術連盟(本部:東京都渋谷区、理事長:蛇川忠暉、以下:日科技連)から取得したことをお知らせいたします。
- 1.背景
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昨今、企業活動に大きな影響を与える自然災害や電力供給問題に対し、多くの企業でBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の検討が進められています。SCSKでは、かねてからBCP対策支援を強化しており、2012年4月には西日本(千里)地区にBCP支援データセンター(netXDC大阪第1センター)を開設しています。
SCSKでは、BCP支援ならびにクラウドサービス基盤の強化の観点から、データセンター設備の拡充を継続的に進めております。今後も、事業継続マネジメントシステムの継続的な改善に取り組み、より良いサービスを目指してまいります。
- 2.認証概要
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対象データセンター (東日本地区) netXDC東京第1センター、netXDC東京第2センター、netXDC東京第3センター
(西日本地区) netXDC大阪第1センター認証規格 ISO22301:2012 認証登録範囲 ファシリティーサービス 認証登録番号 JUSE-BC-002 認証機関 一般財団法人 日本科学技術連盟 ISO審査登録センター 認証登録日 2013年2月28日 - 3.「netXDC」について
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「netXDC」は、システムの設計から構築、運用、改善まで、システムライフサイクル全体の効率化を支援する、提案型のアウトソーシングサービスを提供するデータセンターです。現在稼働する東日本地区と西日本地区の計10ヶ所のデータセンターを展開しています。複数のデータセンターは、広域ネットワークで接続されており、仮想的に1つのデータセンターとして機能するよう、統合的な運用を実現しています。
また、「netXDC」は、高い可用性のサービス基盤を熟練の技術力で運用し、確かな品質でITリソースをオンデマンド提供するIaaSを中心に、プライベートクラウドから、クラウドサービスポータルを活用したマルチクラウド環境の構築まで支援するハイブリッドクラウドソリューションを提供しています。
多様なニーズに応えるために、ファシリティーの提供だけでない、真のITサービスを提供する、SCSKの実績とノウハウを活かしたソリューション指向のデータセンターです。
- 4.エンドースメント
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BCMSの認証制度は、企業が行っている事業継続活動を客観的に評価するものです。東日本大震災以降、多くの企業が、事業継続計画(BCP)の策定に注力していますが、自社のBCPの有効性や課題を正確に把握できていないというのが各社共通の悩みです。そのような悩みへの答えとなるBCMS認証は、企業の事業継続のグローバルスタンダードとして普及していくことが期待されています。
このたび、日科技連はSCSKのnetXDCにおいて、データセンターの信頼性の重要な要素であるファシリティーサービスの事業継続の活動が、適切かつ有効に行われていることを審査し、「ISO22301」の国際規格に適合していると評価し認証いたしました。今回対象となったデータセンターにおける事業継続活動は、ITインフラの重要性から非常に有効な取組みだと思われます。今後も、継続的な事業継続活動を通し、事業継続性の向上に努めることを期待します。
一般財団法人 日本科学技術連盟
ISO審査登録センター
情報セキュリティ審査室長
村上 治 - 【本件に関するお問合せ先】
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SCSK株式会社
ITマネジメント第一事業本部 netXセンター運用部 竹下
TEL:03-5674-4033
- 【報道関係者からのお問合せ先】
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SCSK株式会社
広報部 栗岡
TEL:03-5166-1150 -
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