プレスリリース
(2012年)
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2012.07.11(水)
SCSK株式会社

ビットアイル、クラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」の仮想ロードバランサに
リバーベッド製ソフトウェアL7ロードバランサ「Stingray Traffic Manager」を採用
~拡張性に富んだロードバランサ採用により、多様なサービスの提供を実現~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、SCSKが提供する米国Riverbed Technology, Inc.(以下リバーベッド)のソフトウェアL7ロードバランサ「Stingray Traffic Manager」(旧製品名:Zeus Load Balancer)が、株式会社ビットアイル(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:寺田 航平、以下ビットアイル)のクラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」に採用されたことを発表します。

1.背景

近年、クラウドコンピューティングの普及とともに、クラウドサービスにおけるネットワーク構成・機能および料金体系に関するユーザの要求が多様化しています。そこでビットアイルは、これらのニーズに応えるべく同社のクラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」で、拡張性が高く、かつ高機能なソフトウェアL7ロードバランサ「Stingray Traffic Manager」を採用いたしました。

2.採用のポイント

「Stingray Traffic Manager」の以下の点が評価され、ビットアイルのクラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」の仮想ロードバランサに採用されました。

  • 高性能

    同価格帯の他社製品と比較し、高いパフォーマンスを発揮します。特に、SSLアクセラレーション機能は、2048ビット鍵長に対応しており、サーバの冗長化用途のみならずサーバの負荷を軽減し、エンドユーザへさらなる付加価値を提供します。

  • 豊富な運用実績による信頼性

    「Stingray Traffic Manager」は、ソフトウェアL7ロードバランサとして2003年にリリースされました。以降、国内外、多数のISP・データセンタで採用されており、豊富な運用実績があります。

  • 柔軟性に富んだライセンス体系

    トラフィック流量や機能に応じたライセンス体系をご用意しております。加えて、ライセンス切り替えによる容易な機能拡張により、柔軟性に富んだサービスの提供を可能にします。

  • VMwareとの高い親和性

    OSを標準で具備した仮想アプライアンスとして提供しており、インストールから設定まで容易に行うことが可能です。また、vCenterとの連携によりVMwareの各種機能をご利用いただけます。

3.提供開始時期

2012年6月12日(火)から

4.「Stingray Traffic Manager」 導入のメリット
  • コスト削減

    仮想化技術を用い、サーバの利用率を向上させることにより、インフラコストを削減します。また、データセンタ事業者へは、エンドユーザが利用したライセンス数に応じた月額モデルを用意しており、サービス規模に応じた「スモールスタート」を可能にします。

  • 短納期

    データセンタ事業者向け月額モデルは、事前にライセンスの払い出しが可能です。

    これにより、エンドユーザへの迅速なサービス提供を実現します。

  • 容易な機能拡張

    ライセンスを切り替えることにより、容易にアップグレード・ダウングレード(機能および最大トラフィック流量)が可能です。

5.「Stingray Traffic Manager」 について

「Stingray Traffic Manager」は、ソフトウェアのL7ロードバランサ/アプリケーション・デリバリ・コントローラです。

主な特長は以下の通りです。

  • L7レベルの負荷分散処理

    ポート番号やIPアドレスをベースにトラフィックを振り分けるL4負荷分散のみならず、HTTPやFTPなどアプリケーション情報をベースに振り分けるL7負荷分散が可能です。

  • さまざまなプラットフォームに対応

    LinuxまたはSolarisを搭載した物理・仮想環境に対応します。また、VMware、Oracle VMおよびCitrix XenServer上では、仮想アプライアンスでの提供が可能です。

各機能の詳細は、以下のページをご参照ください。

Stingray Traffic Manager製品WEBページ : http://www.scsk.jp/product/common/stingray/

6.「Stingray Traffic Manager」 概要図

非仮想化環境での構成例

クラウド・仮想環境での構成例

7.ビットアイル「サーバオンデマンドNEXT」について

ビットアイルのクラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」は、ユーザ企業のシステムやITサービスの特性およびライフサイクルに合わせた自由度の高いインフラ構成とコストモデルが実現できるIaaS型のクラウドサービスです。10年以上の運用実績をもつ堅牢かつ信頼性の高いビットアイルデータセンター内に構築されたハイパフォーマンス・高可用性のクラウド基盤上で提供されます。低コストで利用可能な「利用型」のプライベートクラウドとしての用途を中心に、オンプレミス(ユーザ拠点)のシステムやハウジング環境内のシステムとの連携、また、外部クラウドと接続したハイブリッド環境など、柔軟なITインフラの構築・運用をサポートします。

URL : http://www.bit-isle.jp/sod-next/ 新規ウィンドウ

株式会社ビットアイルについて

株式会社ビットアイルは、自社建設・運用の都心特化型インターネットデータセンターをコアに、クラウドサービス、マネージドサービス、ソリューションサービスなど、インフラ面から企業のITビジネスの成功および戦略的なIT活用に貢献する総合ITアウトソーシング事業を展開しています。

URL : http://www.bit-isle.co.jp/ 新規ウィンドウ

Riverbed Technology, Inc. について

リバーベッドは、グローバルにつながる企業のパフォーマンスを向上させます。リバーベッドのソリューションによって、仮想化、統合、クラウドコンピューティング、ディザスターリカバリーなどの戦略的な取り組みを、パフォーマンスを損なうことなくインテリジェントに実行できます。リバーベッドは、ITの理解、最適化、統合のために企業が必要とするプラットフォームを提供し、ビジネスニーズに即した、迅速で柔軟性が高くダイナミックなITアーキテクチャを構築できるよう支援します。

URL : http://www.riverbed.com/ 新規ウィンドウ

本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社 ITプロダクト&サービス事業本部 IPネットワーク部
担当 : 夏目、橋本、安藤
TEL : 03-5859-3025
E-mail : stingray-sales@ml.scsk.jp

【報道関係者からのお問い合わせ先】

SCSK株式会社 広報部
担当 : 杉岡
TEL : 03-5166-1150

※記載の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。