プレスリリース
(2011年)
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2011.10.31(月)
会社名 SCSK株式会社
代表者名 代表取締役社長 中井戸 信英
問合せ先 経理第一部長 松田 康明
電話番号 03-5166-1340
(コード番号:9719 東証 第1部)

業績予想の修正及び繰延税金資産の計上に関するお知らせ

当社は、本年10月1日で住商情報システム株式会社(以下、SCS)と株式会社CSK(以下、CSK)の2社が合併し、新会社「SCSK株式会社」として発足いたしました。本合併にあたり存続会社SCSが本年4月28日に公表した平成24年3月期通期連結業績予想(平成23年4月1日~平成24年3月31日)を下記のとおり修正いたします。また、本合併に伴う会計処理として繰延税金資産の計上を見込んでいることから、下記のとおりお知らせいたします。

1. 平成24年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
(単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 当期
純利益
1株当たり
当期純利益
期初発表予想 (A) 134,000 7,700 9,600 5,300 106円09銭
今回修正予想 (B) 207,300 12,200 15,000 38,000 494円73銭
増減額 (B-A) 73,300 4,500 5,400 32,700  
増減率 (%) 54.7 58.4 56.3 617.0  
(ご参考)前年実績
(平成23年3月期)
132,840 7,076 7,343 3,803 76円13銭
2. 修正の理由

本合併にあたり、今後の事業環境、事業動向、事業戦略施策、さらには、本合併の会計的影響等を考慮し、通期業績予想を修正いたします。

欧州危機に伴う円高その他の影響により、今後の世界並びに日本の景気動向、さらには顧客企業のIT投資動向は、不透明な状況であります。一方、当社の事業動向は堅調であり、業績につきましても合併により吸収した各事業の業績も含め順調に推移しております。

以上を勘案し、今後の事業動向を保守的に見通した上で、売上高及び営業利益については、合併存続会社並びに消滅会社の期初計画通りの通期業績見通しとすることといたしました。すなわち、存続会社であるSCSの期初の通期業績予想に、消滅会社であるCSKの期初想定の下期業績予想を合算した数値を予想数値としております。

経常利益及び当期純利益については、期初計画通りの事業収益を見込んだ上で、業務の効率化及び将来の営業経費圧縮の為の事業戦略施策費用の引当処理、並びに、繰延税金資産の計上を含む合併関連の会計処理等を考慮した予想数値としております。

3. 繰延税金資産の計上について
本合併に伴う会計処理として繰延税金資産の計上を見込んでおります。当社は、本合併により消滅会社CSKの有する税務上の繰越欠損金等を引き継いでおりますが、この繰越欠損金等に関し、将来の所得見通しを保守的に見積もったうえで、会計上認められると考えられる繰延税金資産の概算額を330億円と見込み、今回の修正予想では、同額を法人税等調整額として織り込んでおります。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

以上