イベント・セミナー
(2022年)

Ricardo Simulation Japan User Conference 2022 (Ricardo JUC 2022)

2022.11.18(金) 開催終了

平素より格別のご高配を賜り御礼申し上げます。
このたび、Ricardo Softwareの国内ユーザー会「Ricardo Simulation Japan User Conference 2022 (Ricardo JUC 2022)」を開催する運びとなりました。

グローバルでのカーボンニュートラル社会の実現へ向けた流れの急激な加速を受け、自動車・輸送機器開発におけるデジタル技術の活用と業務プロセス改革の重要性が益々高まっております。
Ricardo Simulationは、実際の研究開発現場やコンサルティングで培った技術を基に、カーボンニュートラル社会を目指す電動化・内燃機関開発プロセスを革新するCAEソリューションをグローバルで提供しております。

本カンファレンスでは、 Ricardo Simulationのユーザー様の最新事例を中心に、環境性能・効率化といったパワートレイン研究開発における課題解決や、電動化・ハイブリッド開発等のマーケットトレンドに対する研究開発プロセス革新に関して、Ricardo Softwareソリューションの最新情報をご紹介いたします。

Ricardo Softwareユーザー様は勿論のこと、製品導入をご検討中のお客様にもご活用頂ける内容です。
昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大の情勢をふまえ、ウェビナー形式にて開催致します。
是非この機会にご参加頂き、今後の業務にお役立て下さい。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

開催案内

主催
SCSK株式会社
日時
2022年11月18日(金) 13:30~17:00 
会場
オンラインセミナー(お申し込み後、受講用URLをご案内致します)
定員
300名
対象
製造業界・輸送機器業界のパワートレイン及びコンポーネントの研究開発・設計・解析業務に携わっている方
参加費
無料
開会の御挨拶 13:30~13:40
SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ
製造エンジニアリング事業本部 プロダクト推進部
部長 原田 英輝
Ricardo Simulation社基調講演 13:40~14:00
ユーザー事例 1 14:00~14:20

『液体燃料を用いた内燃機関の脱炭素化へ向けた持続可能な施策(重要なNET-ZEROの道筋)』

Dr Richard Osborne (Ricardo)
Global Technical Expert – Sustainable Engines
(SCSK代理発表)

気温の長期的な上昇を抑えるため、輸送用機器の脱化石燃料が急務です。運輸業界は、排出量が横ばい、または増加し続けている数少ない部門の一つです。本セッションでは、排出量削減についての目標と政策における世界的なトレンドについて説明します。
伝統的なバイオ燃料、合成バイオ燃料および電気燃料を含む電化を補完するものとして、持続可能な液体燃料の利用に関する展望が示されており、Ricardo社での取り組み事例をご紹介させて頂きます。

ユーザー事例 2 14:20~14:40

『水素燃料に対するRicardo社でのNET-ZERO取組事例紹介』

Mr Trevor Downes and Mr John Hughes(Ricardo)
Chief Engineers
(SCSK代理発表)

水素燃料は、内燃機関アプリケーションの脱炭素化に向け、大きな可能性を持っているものの一つです。本セッションでは、水素燃料エンジン開発における業界全体の進捗概要、この分野におけるRicardo社の取り組みについて紹介します。
全体的なモデリングツールチェーンが提示され、実験プログラムの詳細説明を行います。単気筒研究における燃焼特性と、現在の多気筒試作エンジンについて説明します。また、動的・インジェクションおよび燃焼モデリングについて、既存ツールチェーンによる検証をまとめました。

ユーザー事例 3 14:40~15:00

『エンジンプラントモデルにデジタルツインを適用した事例紹介 - 予測モデルと高速サロゲート最適化』

Dr Evgeniy Shapiro(Ricardo)
Senior Product Manager – Fluids
(SCSK代理発表)

正確なリアルタイム予測エンジンプラントモデルは、最新パワートレインの設計・開発・適合・最適化、予測および診断を実現するために不可欠な要素です。このようなモデルを反復可能なプロセスを通し、迅速かつ効率的に開発する事は、エンジニアの拘束時間を圧縮し、開発コストの削減・バーチャル製品開発への移行を容易にします。
特に、ハイパフォーマンスコンピューティングを利用してモデルキャリブレーションプロセスの自動化レベルを上げる事で、モデル開発時間の大幅短縮を達成出来、忠実度の高い最適化手法を利用したモデル品質向上が期待されます。
本セッションでは、サロゲート最適化とリアルタイム エンジンガスダイナミクス・シミュレーションソフトを利用したリアルタイム予測エンジンプラントモデル開発への新しいアプローチについて概要説明し、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンについて適用したモデリング速度と精度について紹介します。

ユーザー事例 4 15:00~15:30

『RINGPAK SPR-OCR(Single Piece Ring - Oil Control Ring)機能開発の取り組み』

TPR株式会社
技術開発部 機能開発グループ
谷本 正剛 様

カーボンニュートラル達成に向けた再生可能エネルギ活用への移行期間において、現実的なCO2削減のためには内燃機関の更なる効率向上が求められており、産業用機械やトラックなどでは、ディーゼルエンジンの需要は高く開発は継続される。
本発表では、ディーゼルエンジンの開発効率の向上に向けた取り組みとして、オイル消費を高精度に予測できるRINGPAKのシングルピースオイルリング機能開発に取り組んだ事例を報告する。

Ricardo新機能 R-Geometry紹介 15:30-15:40
SCSK株式会社
R-Geometryは、3次元形状処理プロセスを効率化するオプション製品です。
CAD形状およびSTL形状をインポートし、構造解析向けのFEモデル、または流体解析向けのボリュームメッシュの作成が可能です。
また、解析用の境界定義、流体解析用の多面体メッシュ作成、任意形状によるメッシュ細分化領域の定義、流体領域の抽出など、様々な機能を持ちます。
本セッションでは、R-Geometryの機能概要と適用例をご紹介致します。
Ricardo新バージョン 2022.3紹介 15:40~16:00
SCSK株式会社
2022年11月にリリースを予定している新バージョン 2022.3 に関する新機能や更新された機能についてご紹介致します。

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お問い合わせ先

SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部
プロダクト推進部
セミナー事務局
TEL:03-5859-3012
E-mail:eng-sales@ml.scsk.jp