イベント・セミナー
(2019年)

「デジタルトランスフォーメーション時代の基幹システム戦略フォーラム2019」出講
~「2025年の崖」を越え、DXを加速する~

2019.10.23(水) アフターレポート

SCSKは、2019年10月23日(水)、コングレスクエア日本橋で開催された「デジタルトランスフォーメーション時代の基幹システム戦略フォーラム2019」に出講しました。

「デジタルトランスフォーメーション時代の基幹システム戦略フォーラム2019」会場の様子

経済産業省は、2018年に発行した「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」の中で「既存システムの問題を解決しなければ、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)が実現できないだけでなく、2025年以降、最大12兆円/年の経済損失が生じる可能性がある」と指摘しました。
本フォーラムは、企業の基幹系システムを管理、運用している情報システム部門の方をはじめ、経理・財務部門の方に向け、DX時代における基幹システムの在り方について情報提供するフォーラムです。ブラックボックス化した基幹システムにお悩みの方への示唆となるべく、先行する基幹系システムの各社からの構築紹介などを通じて、DXを含めた経営課題や業務課題の解決に向けたノウハウや手法などをご紹介しました。

SCSKからは「基幹システムを次のステージへ!SCSKが考えるクラウド活用戦略」と題し、これからのDX時代をどう捉え、システム面でどう改革を進めていくか、クラウド技術を用いた導入事例と企業が採るべきクラウド活用戦略をご紹介しました。

たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

開催概要

主催
日経 xTECH Active,日経BP総研 イノベーションICTラボ
協賛
SCSK株式会社
日時
2019年10月23日(水) 13:30~17:20 
会場
コングレスクエア日本橋 3F コンベンションホール
東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル
定員
100名
対象
ユーザー企業のCIO、経営企画部門担当者、情報システム部門のマネージャークラス・運用担当者。
親会社の情報システムをつかさどる情報システム子会社の方。
経理・財務部門の責任者の方。
参加費
無料(事前登録抽選制)

プログラム内容

15:05~15:45

基幹システムを次のステージへ!SCSKが考えるクラウド活用戦略

会場の様子
SCSK株式会社
AMO第一事業本部 ソリューション第二部 副部長
柏倉 正樹

「基幹システムへの投資に、価値が見出しにくい」「機器のリプレースや製品の保守切れへの対応に終始するだけで良いのか」などと「2025年の崖」へ不安を抱くお客様からの声を耳にします。しかし、SCSKではこれを「企業が次のステージに進む大きなチャンス」であると考えています。ブラックボックス化したシステムからの脱却、より速いスピード感が求められる時代で的確に何が大事かを見極められる人材の育成、新しい技術やビジネスの創出など、多くのメリットを見出すことができる契機ではないかと捉えています。

そこで、SCSKからは、今後ますます速くなるビジネススピードに対応すべく、基幹システムは全面的なSaaS活用を目指し、まずはオンプレミスとのハイブリッド型を提案します。個別要件の多いS/4HANA、SCM(Supply Chain Management)、ワークフロー、連携基盤などの領域はオンプレミスのままとし、AWSやAzure などのIaaSを導入し、BIツールや経費精算などのアドオン対応が少なく、スピードが求められ、制度変更などが頻繁に行われる業務アプリケーションからSaaSへの切り替えを検討するのが次のステージとして現実的ところだと考えます。さらに、SAPCP(SAP Cloud Platform)などのPaaSも積極的に活用する時期に来ています。そのために、PaaSの実装可否基準と、技術的な実現方法論の綿密な検証および策定が必要となり、SCSKでは、その二つについて今まさに整理をしている状況です。
また、SCSKでは、SAPCPを開発基盤として用いるだけでなく、他の活用方法に着目しています。例えば、SAPCPを基盤とするSAP Leonardoでは、アナリティクス機能がPaaSの中でサービスとして提供されているため活用できるでしょう。さらにワークフロー、文書管理、決算管理など、ERPの周辺製品にもPaaSを通じてシステム領域を広げていくことができます。このようにPaaSを活用することで、柔軟で拡張性の高い土俵を築くことができるのです。

SCSKは、これらクラウド時代のシステム導入方法論をまとめ、新しいソリューションの構築を進めています。2025年のさらに少し先を見据えた準備を進めてみてはいかがでしょうか。SCSKではそれをお手伝いする取り組みを進めております。お悩みの企業様はどうぞお気軽にご相談ください。

  • 機械学習から IoT、高度なアナリティクスまで、多種多様なサービスや専門知識を組み合わせたソリューション
  • 記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。
 

お問い合わせ先

SCSK株式会社
ビジネスソリューション事業部門
AMO第一事業本部 ソリューション営業部 第一課
Hiroyuki.Teraji@scsk.jp
TEL:03-6772-9261