イベント・セミナー(2014年)

2014.05.20(火) アフターレポート
生産技術CAEセミナー2014

2014年5月20日(火)、SCSK株式会社主催「生産技術CAEセミナー2014」を開催しました。

ますます高まる品質向上やコスト低減の要求の中、ものづくりの根幹である生産技術分野での業務改善は大きな意味をもちます。また、従来通りの熟練者の勘や経験に頼るのではなく成形プロセスにおける物理現象をコンピュータ上で再現することでQCDの向上はもちろん、コミュニケーションツールとしても大きな効果が期待できます。

セミナーの様子

本セミナーでは、基調講演にマツダ株式会社様をお迎えし、CAEに対する自社での取り組みについて、実際の事例を交えてご講演いただきました。また基調講演の後には分科会形式で、SCSKが長年にわたって培ってきたCAE技術の経験、知見の集大成として鋳造・鍛造・樹脂成形・プレス分野を中心に各CAEツールをご紹介するとともに、構造解析ソフトとの連成事例などについてご説明しました。

当日は、たくさんの皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。

開催概要

主催 SCSK株式会社
協賛 アルテアエンジニアリング株式会社
有限会社エムアンドエムリサーチ
オートデスク株式会社
日時 2014年05月20日(火) 13:00~17:20  (12:30 受付開始)
会場 SCSK株式会社 本社セミナールーム
東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント
定員 200名

セミナープログラム

生産技術CAEセミナー2014のセミナープログラム 基調講演 A会場:鋳造 B会場:鍛造 C会場:樹脂/射出成形 D会場:プレス

セミナー概要

13:00~13:10
ご挨拶:「SCSKのCAEソリューション取組」

SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部
部長 小峰 正樹

開会に先立ち、SCSK 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部 部長 小峰より、開会のご挨拶とともにSCSKのCAEソリューションについてご説明しました。

セミナーの様子

13:10~13:50
基調講演:「マツダのデジタル革新とCAE」

マツダ株式会社 ITソリューション本部 エンジニアリングシステム部
部長 岡村 一徳 様

デジタルエンジニアリングは自動車開発のQCD向上に欠かせない基盤技術として広く普及しています。マツダ株式会社様においても1996年の全社プロジェクトMDI(Mazda Digital Innovation)を皮切りに、デジタルエンジニアリングの戦略的活用に取り組んでおられます。

基調講演では、マツダ株式会社様におけるMDIプロジェクトの概要をご説明いただくとともに、MDIプロジェクトを通して得られた成果と教訓、そしてプロジェクトが成功に至った要因についてご紹介いただきました。あわせて、デジタルエンジニアリングの現状とその課題を含め、今後の重点施策について事例を交えてご講演いただきました。

セミナーの様子

13:50~14:10
ADVENTUREClusterご紹介:「生産技術分野における大機の構造解析ソフトADVENTUREClusterの活用」

SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部
今井 雅則

「ADVENTURECluster」は、ADVENTUREプロジェクト(設計用大規模計算力学システム開発プロジェクト=日本学術振興会未来開拓推進事業)の成果をもとに、SCSKグループの株式会社アライドエンジニアリングが開発した、国産・大規模・スピード・収束性が特長の構造解析ソフトウェアです。

本セッションでは、生産技術分野での代表的な解析におけるADVENTURECluster活用例をご説明するとともに、「MAGMA」「FORGE」「Autodesk Simulation Moldflow」「HyperForm」などのSCSKが提供する解析ソリューションとADVENTUREClusterのスムーズな連成事例についてご紹介しました。

セミナーの様子
A会場(鋳造CAE)

○14:20~
MAGMA5 v5.2  半凝固ダイカスト/MIM CAE概要

鋳造プロセスシミュレーションのリーディングカンパニーであるMAGMAの最新版であるv5.2。ダイカストや砂型向けの最新機能から、近年注目を浴びている砂中子の充填・硬化シミュレーションなど最新トピックスについてご説明しました。また、半凝固ダイカスト/CAE「SIGMASOFT」もご紹介しました。

セミナーの様子

○15:20~
2014年リリース予定最新機能の紹介 ~鋳造における自動最適化~

2014年度リリース v5.3に標準搭載を予定している、最新の機能「最適化」の紹介です。近年、CAEではロバスト設計が求められております。ここでは実際に最適化機能使用した事例をベースとし最適化機能についてご紹介しました。

  • 鋳造方案における自動最適化の考え方
  • 2014年リリース MAGMA v5.3に 標準搭載される最適化機能の紹介
  • ロバストな鋳造方案を作成するためのDOE(実験計画法)

○16:20~
鋳造シミュレーション解析事例のご紹介

下記キーワードにFocusしたワールドワイドの鋳造解析事例をご紹介しました。
キーワード:『鋳造条件(鋳込み温度・形状)の最適化』『生産性の向上』『残留応力』

B会場(鍛造CAE)

○14:20~
FORGE概要(1) - 熱間鍛造

熱間鍛造プロセスのシミュレーションにおけるFORGEの機能、特長をご説明しました。
あわせて材料組織予測、自由鍛造などの活用事例についてご紹介しました。

セミナーの様子

○15:20~
FORGE概要(2) - 冷間鍛造

冷間鍛造プロセスのシミュレーションにおけるFORGEの機能、特長をご説明しました。
また、高精度な金型解析、絞り加工、スプリングバック予測などの事例もご紹介しました。

○16:20~
鍛造シミュレーションの最新情報

最先端の金属材料研究の成果が取り入れられているFORGEの最新機能をご説明しました。CATIAと連携した工具・金型計上の自動最適化機能、高周波加熱・浸炭などの熱処理機能の事例などもご紹介しました。

C会場(樹脂成形CAE)

○14:20~
Autodesk Simulation Moldflowの最新バージョンのご紹介

樹脂成形CAEのパイオニアであるAutodesk Simulation Moldflowは毎年バージョンアップし、機能/精度/操作性が向上しています。その最新バージョンについてご紹介しました。

セミナーの様子

○15:20~
SCSKのMoldflow関連ソリューションのご紹介

金型強度解析、コンフォーマルクーリング、成形機データの取り込みなど Autodesk Simulation Moldflowをさらに使いこなすためのソリューションをご紹介しました。

○16:20~
Autodesk Simulation Moldflowのユーザ事例のご紹介

ユーザ事例を通じ、Autodesk Simulation Moldflowの効果的な使い方などをご紹介しました。

D会場(プレスCAE)

○14:20~
プレス成形解析・HyperFormとHyperWorksを利用した最適化の事例

新バージョンのHyperWorks13.0およびHyperForm13.0の新機能とプレス成形解析における最適化の事例をご紹介しました。

アルテアエンジニアリング株式会社
パートナービジネス事業部 平井 卓 様
ソルバー技術部 廣田 英二郎 様

セミナーの様子

○15:20~
NXTによるワレ・面ひずみ・スプリングバックの検証事例

塑性加工分野に係わる研究開発および技術コンサルティングをご提供してきたエムアンドエムリサーチ社が開発したソフトウェア"NXT"を使用してモノづくりの考え方をご紹介しました。

有限会社エムアンドエムリサーチ
代表取締役 森 尚達 様

○16:20~
HyperFormとNXTの連携事例とその効果

プレス成形におけるCAE技術の経験、知見をもとに、HyperFormとNXTでの連携事例とその効果についてご紹介しました。


お問い合わせ先

SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部
TEL:03-5859-3730
E-MAIL:magma-sales@ml.scsk.jp